COLUMN
AWS re:Invent 2024現地の様子(AWS Village編)
こんにちは、荒井です。 |
毎年ラスベガスで開催されている学習型カンファレンスである「AWS re:Invent 2024」が始まり、会場は熱気に包まれています。今回は、そんなre:Invent 2024現地の様子を少しご紹介していきたいと思います。少しでも現地の雰囲気が伝われば幸いです。
re:Invent 2024にはセッションの他に各企業が出展しているEXPO会場があります。その中に「AWS Village」という場所があり、ネットワーク、IoT、AI、セキュリティといったさまざまな分野に分かれてAWSのサービスが紹介されています。今回はそのAWS Villageについて、面白いと思う部分にポイントを絞りながら現地の様子を少し紹介します。
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1. 会場の様子
EC2インスタンス(Tranium2シリーズ)の実物が展示されています。Tranium2シリーズは1日目のMonday Night Liveでも取り上げられましたね。
AWS Nitroについても実物が展示されています。
AWS Graviton Processorsとして、過去のものも含めてGraviton4も展示されています。専用のタブレットを借りてスキャンすると動画で説明が流れます。
EC2インスタンスやRDSなどのさまざまなラックに搭載されているスイッチです。AWSの各サービスにおいて、そのラックに全般的に使われているそうです。
AWSのサービスと連携するIoT機器の実物が紹介されています。IoT Coreや IoT Greengrassといった代表的なものだけでなく、例えば監視カメラがKinesis Video Streamsと直接連携されていたりと、用途はさまざまです。
AWS Outposts(ラックタイプ)の実物です。これをデータセンターに設置することでEC2やRDS、S3などさまざまなAWSサービスをローカルに使用することができるようになります。
これはラックタイプ(42U)なのでかなり大きいですが、1Uと2UのOutpostsも実物が展示されています。
こちらはAmazon Bedrockをイメージしたもので、自分で作って持ち帰ることができます。
上に置いてある石を含めて3層になっており、1段目がAmazon Bedrock、2段目が基盤モデル、3段目がアプリケーションということのようです。
ちなみにこの基盤モデルを模した円盤は、MetaやMistral AI、Cohereなどから選ぶことができ、それぞれで色が異なります。(写真はMetaのもので、オレンジ色です)また、その基盤モデルはタッチパネルでS3からデータを選び、選んだデータによって固有の模様が刻まれます。これは自身の会社が持つデータを用いて基盤モデルにチューニングを行っているイメージだそうです。
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2. まとめ
多くなるため本コラムでは紹介しきれませんが、記載した他にもかなりの数のブースがあり、AWS Villageではそれぞれ趣向を凝らしながらこのようにさまざまなAWSのサービスを紹介しています。AWS re:Invent 2024の雰囲気が少しでも伝われば幸いです。
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