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Azureのリソースグループとは?役割や作成方法・分け方

Microsoft Azureの各サービスの設定・運用は、NTT東日本のクラウド導入・運用サービスで承ります。こちらより資料をダウンロードいただけますので、併せてご確認ください。

Microsoft Azure(以下「Azure」と呼びます。)が提供するクラウドサービスを利用するためには、仮想マシンやストレージアカウントをはじめとする、さまざまなリソースを作成しなくてはなりません。これらのリソースの中には、他のリソースと関連しているものもあります。Azureでは「リソースグループ」と呼ばれる仕組みを提供しており、複数のリソースの削除などを一括で行うことができます。

このコラムではリソースグループの概念について解説するとともに、サブスクリプションや管理グループとの関係性、リソースグループの分け方、リソースグループの作成・削除方法について解説します。

1.Azureのリソースグループとは?

「リソース」とは、クラウドプラットフォームにおいて、サービスを利用するために作成される仮想マシンやストレージなどのことです。「リソースグループ」とは、Azureにおいて複数のリソースを管理するための仕組みです。

リソースグループを利用することで、リソースグループに含まれるリソースを一覧表示したり、複数のリソースを一括で削除したり、互いに関連するリソース同士をまとめて管理したりすることができます。リソースグループをリソースの入れ物=コンテナーとして考えるとわかりやすいでしょう。

1-1.サブスクリプションや管理グループとの関係性

リソースやリソースグループと関係する概念として「サブスクリプション」や「管理グループ」があります。

「サブスクリプション」とは、Azureの利用料金の支払いなどにおいて、他と区別するために使用される単位のことです。「管理グループ」とは、複数のサブスクリプションをグループ化・管理するための「入れ物」のことです。管理グループは、サブスクリプションの上の階層に位置付けられます。

Azureの管理グループは複数のサブスクリプションを含み、サブスクリプションは複数のリソースグループを含み、リソースグループは複数のリソースを含む4段階の階層構造になっていることがポイントです。

また、Azureサブスクリプションについては、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:Azureサブスクリプションとは?考え方と作成・確認・解約方法

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2.リソースグループを分ける理由は?分け方について

Azureでリソースグループを分ける理由は、リソースのまとまりを分かりやすくするためです。リソースのグループ名を適切に設定し、そのグループ名に合うリソースを所属させることで、「そのリソースが何に使用されているか」、「どこがリソースを管理しているか」が明確になります。

また、アクセス制御が容易なことと、リソースグループごとのコストが確認できることも理由として挙げられます。リソースグループでアクセス制御すれば、リソースグループに付与した権限が、リソースグループ内のすべてのリソースに引き継がれます。

リソースグループの分け方は、「システム・環境ごとにグループにする」方法がおすすめです。

たとえば、以下のような分け方があります。

X システム – 開発環境 (sys-x-dev-rgp)

X システム – 検証環境 (sys-x-stg-rgp)

X システム – 本番環境 (sys-x-pro-rgp)

Y システム – 開発環境 (sys-y-dev-rgp)

Y システム – 検証環境 (sys-y-stg-rgp)

Y システム – 本番環境 (sys-y-pro-rgp)

このように分ければ、どのリソースが、どのシステムの、どの環境で使用されているかが明確になります。

3.リソースグループの使い方

Azure Resource Managerは、Azureのリソース管理サービスです。

Azure Resource Managerを利用することによって、リソースの作成・更新・削除などを行うことができます。

Azure Portalやコマンドラインを使用して、仮想マシンなどのリソースを作成する際、一見すると仮想マシンサービスなどに直接アクセスしているように感じられます。しかし、実際にはAzure Resource Manager経由で間接的にアクセスしています。

Azure Resource Managerは2014年に登場したサービスですが、それ以前はリソースグループによって複数のリソースをまとめて管理することができませんでした。また、複数のリソースを作成・削除する場合には、正しい順序で操作を行う必要がありました。

Azure Resource Managerは縁の下の力持ちで目立たない存在ですが、リソース管理の不便さを解消することに大きく貢献しています。

以下、基本的な使い方として、Azure Portalを使用してリソースグループの作成・利用・削除の3つの操作を行う方法を紹介します。

3-1.リソースグループの作成

Azure Portalのページ上側にある検索窓に「リソース グループ」と入力し、表示される候補の中から「リソース グループ」を選んでクリックします。

リソースグループの一覧ページが表示された後、ページの上側にある「作成」ボタンをクリックします。

リソースグループの作成ページが表示された後、リソースグループとして適当なリソースグループ名を入力し、リージョンとして「(Asia Pacific)Japan East」を選択します。次に、ページの下側にある「確認および作成」ボタンをクリックします。

確認および作成ページが表示された後、ページの下側にある「作成」ボタンをクリックし、リソースグループの作成を開始します。

リソースグループの作成が完了するとリソースグループの一覧ページが表示されるので、ページの上側にある「更新」ボタンをクリックします。

リソースグループのリストが更新され、作成されたリソースグループがリスト内に表示されます。

リソースグループの名前をクリックするとリソースグループの詳細ページへ移動し、リソースグループの詳細を確認することができます。

3-2.リソースグループの整理

Azure のリソース、リソースグループ、サブスクリプションには、タグを適用することができます。

本項では、Azure portal を使用してタグを付ける手順を解説します。

①概要で既存のタグを探し、リソースまたはリソースグループのタグを表示します。 これまでタグを適用していない場合、リストは空です。

②[タグを追加するにはここをクリックします] を選択し、タグを追加します。

③名前と値を指定します。

④必要なら、タグの追加を続行します。 操作完了後は、[保存] をクリックします。

⑤タグが、概要に表示されます。

3-3.リソースグループの利用

リソースグループを使用するには、リソースの詳細ページの下側にある「リソースの作成」ボタンをクリックします。

リソースの作成ページが表示された後、ページの上側に表示される検索窓に作成するリソースの名称を入力してからEnterキーを押し、リソースを検索します。

今回は例として「ストレージ アカウント」を検索します。

検索結果ページが表示された後、検索結果の中から「ストレージ アカウント」を選んでクリックします。

ストレージアカウントのリソース詳細ページが表示されるので、ページの上側にある「作成」ボタンをクリックします。

ストレージアカウントの作成ページが表示された後、適切なストレージアカウント名を入力し、場所として「(Asia Pacific)Japan East」を選択してから、ページの下側にある「次へ:詳細設定>」ボタンをクリックします。

「ストレージ アカウントを作成する」ページが表示された後、ページの下側にある「作成」ボタンをクリックし、ストレージアカウントの作成を開始します。

ストレージアカウントの作成中は「デプロイが進行しています」とメッセージが表示されます。ストレージアカウントの作成が完了すると「デプロイが完了しました」とメッセージが表示されます。

ストレージアカウントの作成が完了した後、「リソースグループ: 」と表示されたテキストの右にあるリソースグループ名のリンクをクリックするとリソースグループの詳細ページへ戻ることが可能です。

リソースグループの詳細ページでは、作成されたストレージアカウントがリソースのリスト内に含まれている点を確認することができます。

3-4.リソースグループの削除

リソースグループを削除するには、リソースグループの詳細ページの上側にある「Delete resource group」ボタンをクリックします。

リソースグループの削除フォームが表示された後、リソースグループ名を入力してからフォームの下側にある「削除」ボタンをクリックし、リソースグループの削除を開始します。

ページの上側にある通知のアイコンをクリックすると、リソースグループの削除の進捗状況を確認することができます。

リソースグループの削除が完了した後、リソースグループの一覧ページへ移動すると、リソースグループが削除されたことを確認できます。

なお、リソースグループの削除がすぐに反映されないこともあるので、そのような場合は数十秒から数分ほど待ってから「更新」ボタンをクリックしましょう。

4.Microsoft Azureの導入ならNTT東日本にご相談ください

Azureのリソース管理サービスである、Azure Resource Managerを利用すれば、手軽にリソースの作成・更新・削除などを行うことができます。

しかし、「社内に情報システム担当者がいない」、「毎日、保守的な業務に追われ、Azureの導入まで手が回らない」といった状況下にある方もいるでしょう。そのようなときは、NTT東日本にご相談ください。「Microsoft Azure」のクラウドサービスの設計構築・ネットワーク構築・監視保守・運用代行を行い、セキュアなクラウド環境構築やICT業務の効率化を提供します。

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Azureのリソースグループについてまとめ

Azureのリソースグループとは、Azureにおいて複数のリソースを管理するためのしくみです。Azure Resource Managerを利用することによってリソースの作成・更新・削除などを行うことができます。

Azureでリソースグループを分ける理由は、リソースのまとまりを分かりやすくするためです。システム・環境ごとにグループにして分けると、便利でしょう。

ただ、Azure Portalを利用して仮想マシンなどのリソースを作成する場合、リソースの作成と同時にリソースグループを作成するオプションが提供されます。そのため、目的とするリソースを作成するのに先立って、リソースグループを作成するケースはそれほど多くないかもしれません。しかしながら、リソースグループに関する知識は、トラブルシューティングのときなどに役立ちますので、学んでおくのがおすすめです。

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