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クラウド開発とは?トレンドの背景やメリット、導入すべきケースを解説

クラウド開発とは、クラウドサービス環境でシステムやアプリケーションを開発することです。

従来、システムを開発する際は、オンプレミスで必要な機器類を調達してから行うのが定番でしたが、近年では、設備を自分で所有しないクラウド開発を行う企業が増えています。

トレンドが移りつつある理由は、クラウド開発にはメリットが多いからです。例えば、開発にかかる期間を短縮したり、いつでもリソースを柔軟に変更できたりします。フットワーク軽く、スピード感を持って開発を進めたいときに最適です。

また、開発に必要な設備を保有しないので、調達コストや保守管理の労力などを抑えることができることも、嬉しいポイントと言えるでしょう。

豊富なメリットのあるクラウド開発ですが、注意点もあります。既存のシステムをクラウド化する場合は、扱うデータやセキュリティ要件・連携範囲などを確認しておかないと、クラウドでは対応できない可能性があるでしょう。

クラウド開発の恩恵を最大限発揮させるには、クラウド開発がどのようなものかを正確に理解したうえで、開発するシステムに向いているかどうかを慎重に検討することが大切なのです。

そこで今回は、最適なシステム開発方法を選択するために知っておくべき、クラウド開発の概要やメリット・注意すべきポイントなどに、ついてわかりやすく解説します。

【この記事の内容】

  • クラウド開発とは
  • クラウド開発メリット・注意点
  • クラウド開発が向いているケース・向いていないケース
  • 開発に適した代表的なクラウドサービス

当記事の内容をご確認いただくことで、クラウド開発について基礎知識を身に付け、開発対象に合わせた開発方法を選ぶことができるようになり、スムーズに開発を進められるようになります

クラウド開発が向いているケース・向いていないケースについてもご紹介していますので、最適な開発方法を正しく判断したい方は、ぜひご確認ください。

1. クラウド開発とは

クラウド開発とは、クラウドサービス環境を開発基盤にしたシステムやアプリケーションの開発方法です。

従来は、システム・アプリケーションの開発と言えば、オンプレミス環境で行うことが一般的でした。しかし、クラウドファーストがトレンドになり政府によるクラウド化が推奨されるなど、クラウド利用を推進する流れを背景に、注目が集まっています

ここでは、クラウド開発と従来の開発手法との違いや、クラウド開発がトレンドとなっている背景などを把握し、クラウド開発とはどのようなものか具体的に理解しておきましょう。

1-1. 従来の開発方法との違い

クラウド開発は、かつて一般的な開発環境だったオンプレミスと比べると、コストのかかり方や開発スピード・連携やカスタマイズの範囲など、さまざまな点で異なります。クラウド開発とオンプレミス開発の、代表的な違いを確認してみましょう。

クラウド開発と従来の開発(オンプレミス開発)との違い
クラウド開発 オンプレミス開発
コストのかかり方
  • 初期費用はほとんどかからない
  • 利用した分の料金が毎月発生する
  • まとまった初期費用がかかる
  • 保守管理の人件費や設備の維持費が、必要に応じて発生
開発スピード
  • 設備などを自分で調達する必要がなく、オンプレミスより短期間で開発できる
  • 設備などを自分で調達・セッティングする必要があるので、長期化しやすい
カスタマイズや連携の範囲
  • カスタマイズや他システムとの連携は可能だが、一定の制約はある
  • カスタマイズや他システムと連携が自由にできる
仕様変更の難易度
  • スケールや機能をいつでも自由に変更できるので、変更は簡単
  • 仕様変更に合わせて設備の変更などが発生することが多く、手間と費用がかかる
セキュリティ
  • セキュリティは高いが、オンプレミス環境よりは低くなりがち
  • 管理の仕方次第で、セキュリティを非常に高く保つことができる

以上のように、クラウド開発は、まとまった費用や厳密な仕様などが準備できなくても開発に着手でき、途中で仕様変更をしやすい開発方法です。

一方でオンプレミス開発は、多額の初期費用がかかり、スケールまで厳密に計算して準備を徹底する必要があります。その反面、カスタマイズやセキュリティの面で、制限なく独自性を持たせることができる開発方法と言えます。

どちらがより望ましいというよりは、開発したいシステム・アプリケーションの性質に合わせて、使い分ける必要があると言えるでしょう。

1-2. クラウド開発で必要なスキル・言語

「クラウド開発には、特別なスキルやプログラム言語が必要なのではないか」と考える方もおられますが、基本的に、従来の開発方法と同様のスキル・言語で、クラウド開発を行うことができます

クラウド開発では、システムを開発するベースとなるサーバーが、自社の所有ではなくWeb越しにクラウドサービス提供事業者管理のものに変わるだけで、インフラの構成自体が変わるわけではないからです。

これに伴うクラウド開発における変更点は、最初にクラウドを利用する際の設定が必要になるなど、限られた範囲にとどまります。むしろ、クラウド開発では、規模の小さいシステムであれば、インフラ関係の専門的なスキルや経験が十分になくても、サーバーを構築することができるでしょう。

言語についても、JavaやPython・C++など一般的な言語は、クラウド開発でもよく使われます。心配な場合は、利用したいクラウドサービスで使える言語を、あらかじめ確認しておくと安心でしょう。

◆ポイント

  • クラウド開発だからと言って、特殊なスキル・言語を学び直す必要はない

1-3. クラウド開発がトレンドとなっている背景

クラウドファーストの言葉に代表されるように、クラウド開発へトレンドが移行しつつある背景には、クラウド環境の充実や社会情勢の変化などがあります。

◆クラウド開発がトレンドとなっている背景

  • クラウドサービスが充実した
  • ビジネスを取り巻く情勢が変化
  • クラウド開発にメリットが多い

クラウド開発を利用する企業が増えた背景には、クラウドサービスの種類が増え、機能や選択肢が充実したことが挙げられます。低コストで充実したシステムの開発・運用環境を準備できるようになったことで、ニーズに合ったシステムをクラウド上で構築しやすくなったからです。

これに伴い、クラウド上でアプリケーションを開発しサービス提供するSaaSビジネスが増えたことも、クラウド開発がよく利用されるようになった理由と言えるでしょう。

また、グローバル化やニューノーマルの到来・SNSの普及などが原因で、市場ニーズが多様化するとともに変化が早くなったことも、クラウド開発が注目される一因です。

ビジネスを取り巻く環境の変化に柔軟に対応するため、システムなども柔軟な見直しを迫られる機会が増えています。この状況とクラウド開発の仕様変更のしやすさがマッチするので、クラウド開発を採用する企業が増加しているのです。

他にも、クラウド開発は、企業に多くのメリットをもたらします。詳しくは、次章で確認していきましょう。

2. クラウド開発のメリット・注意点

クラウド開発には、次のようなメリットと注意点があります。

クラウド開発のメリット・注意点
クラウド開発のメリット
  • 開発にかかる期間を短くできる
  • 状況変化に応じて柔軟にリソース調整できる
  • 設備の保守管理が不要
  • コストを抑えることができる
クラウド開発の注意点
  • カスタマイズや連携の範囲に制限がある
  • セキュリティポリシーに合致しない場合がある
  • メリットを最大化するには定期的な見直しが必要

各項目の詳しい内容を以下で説明していきますので、クラウド開発が自社に適しているかどうか検討する際の判断材料としてご活用ください。

2-1. クラウド開発のメリット

システムやソフトウェアをクラウド開発することの主なメリットは、次のとおりです。

◆クラウド開発を選ぶことの主なメリット

  • 開発にかかる期間を短くできる
  • 状況変化に応じて柔軟にリソース調整できる
  • 設備の保守管理が不要
  • コストを抑えることができる

それでは、メリットの詳しい内容を確認してみましょう。

2-1-1. 開発にかかる期間を短くできる

クラウド開発では、開発にかかる期間を、オンプレミスに比べて短くすることができます

これは、クラウド開発には、次のような特徴があるからです。

  • 開発環境を準備する時間を削減できる
  • プログラミングや検証を効率化できるツールが揃っている

クラウド開発では、クラウドサービス側で既に準備してある開発環境を利用するだけなので、申し込み手続きと設定さえ終えれば、開発に着手できます。オンプレミス環境では必要だった機器の調達やソフトウェアのインストールなどに要していた時間を省けるのです。

また、クラウド開発では、最初から準備してあるモジュールなどを利用することで、コーディングの分量を減らせます。結合テストなどもそのまま行えるので、時間短縮につながるでしょう。

2-1-2. 状況変化に応じて柔軟にリソース調整できる

クラウド開発を選択することで、あとからリソースの増減が簡単にできるので、利用規模が開発前に明確でなくても安心です。

サービスとして開発環境を利用するクラウド開発では、サーバーの規模の増減や機能の追加なども、変更手続きだけで完了できます。

「市場のニーズの先行きが読めない」「新規事業で、今後規模が大きく変動するかもしれない」など、スケールを確定できない場合にも、柔軟にニーズに対応できるのがクラウド開発の強みです。

2-1-3. 設備の保守管理が不要

自社で開発に必要なハードウェア・ソフトウェアを保有しないクラウド開発では、設備の保守管理が不要になります。

設備の保守管理が不要になると、次のように人材や経費を有効活用できるようになるのが、嬉しいポイントです。

◆設備の保守管理が不要になると

  • 保守管理に必要な専門的知識を持った人材の確保が不要で、人件費を抑えられる
  • 機器の老朽化に伴う買い替えや、ソフトウェアの更新にかかるコストが不要
  • 保守管理に充てるはずだった人材を、別の事業で有効活用できる
2-1-4. コストを抑えることができる

クラウド開発を選択すると、初期費用と会計処理の2つの観点から、コスト面のメリットがあります。

初期費用のメリット
  • 開発に必要なサーバーなどの設備を自社で調達する必要がないので、オンプレミスと比べて初期費用を大幅に抑えることができる
会計処理のメリット
  • 開発に必要な設備を自社で保有すると会計上「資産」になるが、クラウドでサービス利用料を支払う場合は「経費」に計上できる

まとまった費用を準備せずに開発に着手でき、利用したリソース分だけの料金を払えばよいクラウド開発は、スタートアップ時などの負担をできるだけ軽くしたいときや市場の反応を見たい場合などでも、気楽に利用できるでしょう。

2-2. クラウド開発の注意点

クラウド開発を選択するかどうか検討する際には、次のような注意点があることを踏まえておくことが大切です。

◆クラウド開発を検討する際の主な注意点

  • カスタマイズや連携の範囲に制限がある
  • セキュリティポリシーに合致しない場合がある
  • メリットを最大化するには定期的な見直しが必要

どういうところに注意すべきなのか、もう少し詳しく見ていきましょう。

2-2-1. カスタマイズや連携の範囲に制限がある

クラウド開発の場合も、ある程度のカスタマイズや他システムとの連携はできますが、オンプレミスのように何もかも自由にできるわけではなく、カスタマイズや連携の範囲に制限があることに注意が必要です。

自分で設備を揃えるオンプレミスと違い、クラウド開発では、クラウドサービス提供事業者が準備しているリソースの範囲内で、カスタマイズなどを行う必要があるからです。

近年ではクラウドサービスで選択できる幅もかなり広がっているので、一般的なシステムであれば、問題はないでしょう。しかし、独自のカスタムや連携をしたい場合は、事前に利用したいクラウドサービスの対応範囲を確認しておきましょう。

2-2-2. セキュリティポリシーに合致しない場合がある

利用するクラウドサービスによっては、自社で策定しているセキュリティポリシーに合わない可能性があることに注意しましょう。

データセンターなどを管理する基準や体制はクラウドサービスによって異なるので、セキュリティのレベルも変わってくるからです。

事前に、次のようなポイントからクラウドサービスを確認し、自社のセキュリティポリシーに合致するのか確認しておきましょう。

◆自社に合うかのチェックポイント

  • データをバックアップする頻度や体制は適切か
  • 不正アクセスやサイバー攻撃などへの対策は十分か
  • アクセスログを保管しているか
  • 脆弱性のチェックや対策は適切に行われているか
  • 通信内容などを暗号化しているか
  • データセンターの侵入対策や災害対策は問題ないか
  • 障害発生時などの対応はどのようになっているか
2-2-3. メリットを最大化するには定期的な見直しが必要

クラウド開発では、作りっぱなしにせず定期的に担当者間でチェックを行い、利用するリソースや機能を必要に応じて見直すことで、メリットを最大化することができます

クラウドサービスは、種類が豊富で、定期的に新しい機能やサービスが追加されるからです。システムの設計時に把握しきれなかったり、新しくリリースされたりした機能やサービスを取り入れることで、さらなる利便性の向上やコストカットが実現できる場合も多いでしょう。

システムの設計や開発に関わる担当者同士で情報共有するなどして、組織全体でシステムをアップデートする体制づくりをすることを、おすすめします。

3. クラウド開発が向いているケース・向かないケース

クラウド開発には、以下のとおり、特に向いているケースと、あまり向いていないケースがあります。

クラウド開発が向いているケース
  • 初期費用を抑えたいケース
  • システムの保守管理の負担を減らしたいケース
  • 開発するシステムの仕様が変わる可能性があるケース
クラウド開発が向かないケース
  • 特殊なカスタマイズや独自システムとの連携が必要なケース
  • 非常に高度なセキュリティ対策が必要なケース

なぜ上記のように言えるのか、説明していきます。

3-1. クラウド開発が向いているケース

クラウド開発は、多くのシステム開発に向いている開発方法ですが、特に以下のようなケースで最適と言えます。

◆クラウド開発が向いているケース

  • 初期費用を抑えたいケース
  • システムの保守管理の負担を減らしたいケース
  • 開発するシステムの仕様が変わる可能性があるケース

開発環境を整えるために自分で設備を準備しなくてよいクラウド開発は、初期費用や保守管理の手間がかかりません。また、仕様変更への対応も、変更手続きをするだけなので簡単です。上記に当てはまる具体例として、次のような状況が考えられます。

◆具体例

  • スタートアップ企業なので、とにかくまとまった費用負担は避けたい
  • 市場の反応を見るために試験的に開発したいので、できるだけコストを抑えて開発したい
  • 設備の保守管理ができるような人材がいない、確保できない
  • 新規事業やニーズの変化が激しい分野に関するシステム開発なので、後々、利用規模が大きく増減しそうだ
  • システム開発が初めてで、システムを運用しながら改善をしていきたい

3-2. クラウド開発が向かないケース

一方で、クラウド開発があまり向いていないケースもあります。

◆クラウド開発が向かないケース

  • クラウドサービスで提供されていないカスタマイズや、自社で独自開発したシステムとの連携が必要なケース
  • 外部からのアクセスがまったくできないようにする必要があるなど、非常に高度なセキュリティ対策が必要なケース

クラウド開発では、クラウドサービス提供事業者の保有する設備の範囲内で開発をすることになるので、特殊な仕様や非常に高度なセキュリティ対策には対応できない場合があるのです。具体的な状況の例を見てみましょう。

◆具体例

  • 自社で独自開発したオンプレミスシステムと密接に連携できるシステムが必要だ
  • 革新的な技術や発見に関する機密情報を保管したいので、外部からアクセスできない強固なスタンドアロンのシステムが欲しい

4. 開発に適した代表的なクラウドサービス

開発環境に適している代表的なクラウドサービスとして、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure(Azure)、Google Cloudが挙げられます。

開発に適した代表的なクラウドサービス
Amazon Web Services(AWS)
  • インターネット大手通販サイトを運営するAmazon社が提供するクラウドサービス
  • 利用実績が豊富でQ&Aなども充実しているので、初心者でも扱いやすい
Microsoft Azure(Azure)
  • Windowsで有名なMicrosoft社の提供するクラウドサービス
  • Microsoft社の製品との連携や移行が非常にスムーズ
Google Cloud
  • 検索エンジンやYouTubeなどを展開するGoogleのクラウド
  • Googleのサービスに似たUIで使いやすく、データ分析やAIに強い傾向にある

上記の3つのクラウドサービスは、基本的な機能面では大きな差はありません。どのサービスを利用しても、クラウド開発をスムーズに行うことができるでしょう。ただし、機能をしっかり使いこなすことを考えると、それぞれ異なる特長があります

ここでは、各サービスの特長をポイントを絞って説明しますので、検討材料の一つとしてお役立てください。

  • Amazon Web Services(AWS)は、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
  • Microsoft Azureは、Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。
  • Google Cloudは、Google LLCの登録商標または商標です。

4-1. Amazon Web Services(AWS)

2006年からクラウドサービスの提供を行っているのが、Amazon Web Services(AWS)です。サービス提供期間が長く利用実績やユーザーが豊富なため、事例やトラブルシューティングも充実しています。

インターネット検索するだけで情報を収集しやすく、充実した日本語でのサポートが受けられるので、初めての人も安心できるクラウドサービスです。

Amazon Web Services(AWS)のポイント
特長
  • クラウドサービスの利用実績やユーザーが豊富
  • 実例やQ&Aが多く使いこなしやすい
  • AWSに精通した人材を見つけやすい
費用
  • 以下のサイトで条件設定し、試算してください

https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/pricing-calculator/latest/userguide/getting-started.html

公式サイト

https://aws.amazon.com/jp/codebuild/

4-2. Microsoft Azure(Azure)

Microsoft社が提供しているMicrosoft Azure(Azure)は、Microsoft社製品との連携のスムーズさや、Windows Serverからの移行のしやすさなどが特長です。

現在、Windows製品を使っているなら、ユーザーインターフェースなども馴染みやすく、すぐに使いこなせるでしょう。

Microsoft Azure(Azure)のポイント
特長
  • Microsoft社製品を使っているなら、使いこなしやすい
  • Microsoft社製品との連携や移行もスムーズにできる
費用
  • 以下のサイトで条件設定し、試算してください

https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/calculator/

公式サイト

https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/devops/pipelines/

4-3. Google Cloud

Google Cloudは、Google社が提供するクラウドサービスです。検索エンジンやGmailなど他のサービスで培った実績や、世界規模の光ファイバーネットワークなどのインフラを活用して提供されているので、安定性の高さ・処理能力に定評があります。

そのスペックを生かして、データ分析やAIで活用される機会が多い傾向にあると言えるでしょう。

Google Cloud (GCP)のポイント
特長
  • Googleのサービスに似たユーザーインターフェースで使いやすい
  • データ分析系やAI系のプラットフォームに定評がある
費用
  • 以下のサイトで条件設定し、試算してください

https://cloud.google.com/products/calculator?hl=ja

公式サイト

https://cloud.google.com/appengine/

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6. まとめ

クラウド開発とは、クラウドサービス環境を開発基盤にして、システムやアプリケーションを開発することです。システム・ソフトウェアの開発と言えば、従来はオンプレミス環境が一般的でしたが、クラウド環境の充実や社会情勢の変化などに伴い、クラウド環境を選択する企業が増えています。

クラウド開発の代表的なメリットや注意すべき点は、次のとおりです。

クラウド開発のメリット・注意点
クラウド開発のメリット
  • 開発にかかる期間を短くできる
  • 状況変化に応じて柔軟にリソース調整できる
  • 設備の保守管理が不要
  • コストを抑えることができる
クラウド開発の注意点
  • カスタマイズや連携の範囲に制限がある
  • セキュリティポリシーに合致しない場合がある
  • メリットを最大化するには定期的な見直しが必要

以上のような特徴を踏まえると、クラウド開発には、特に向いているケースとあまり向いていないケースがあります。

クラウド開発が向いているケース
  • 初期費用を抑えたいケース
  • システムの保守管理の負担を減らしたいケース
  • 開発するシステムの仕様が変わる可能性があるケース
クラウド開発が向かないケース
  • 特殊なカスタマイズや独自システムとの連携が必要なケース
  • 非常に高度なセキュリティ対策が必要なケース

これから開発するシステムやソフトウェアは、クラウド環境向きなのか、オンプレミス環境向きなのかを検討し、開発環境を使い分けることが大切と言えるでしょう。

開発環境にも向いている代表的なクラウドサービスとしては、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure(Azure)、Google Cloudがあります。各サービスの特長を踏まえて使いやすいサービスを選ぶことで、さらに開発効率が上がるでしょう。

今回の内容を踏まえて、「開発と言えばオンプレミス環境」と即決せずに、クラウド環境も検討してみることで、コストパフォーマンスが高く使いやすい開発環境を手に入れられる可能性があります。ぜひ、クラウドファーストで検討してみてください。

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