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冗長化とは?意味やメリット・デメリット、方法をわかりやすく解説
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冗長化とは、簡単に言うと、システムや設備についてまったく同じスペアを準備しておくことです。
例えば、会社で運営しているWebサイトのサーバーについて、
- ①機能が同一
- ②保有データも同期させている
といった完全に同等のサーバーを、メインサーバーとは別に準備しておくことが、冗長化に当たります。
冗長化をしておくことで、本来のシステムに何かトラブルがあっても、運用や業務を停止させることなく解決に当たることができます。自然故障はもちろん、災害時などの業務継続性を維持するBCP(事業継続計画)の観点からも、有用です。
システムのスペアがあることで、DDoS攻撃などのサイバー攻撃への対策にもなるでしょう。
メリットの多い冗長化ですが、注意点もあります。例えば、同じシステムを2つ以上準備することになるので、当然経費はかさんでしまうでしょう。安心だからと何でも冗長化するのではなく、特徴を把握し優先して冗長化すべきものから行っていくことが、コストパフォーマンスを高めることにつながります。
今回は冗長化について、意味や必要性、メリット・デメリット、構成の種類などの基礎知識をわかりやすく解説します。
【この記事の内容】
- 冗長化とは
- 冗長化のメリット・デメリット
- 冗長化とミラーリング・バックアップの違い
- 冗長化の構成の種類
- よくある冗長化方法
- 冗長化を優先すべきポイント
基礎的なポイントに加えて、冗長化を優先すべきケースや冗長化の方法など、実践的な内容も解説しています。現在「冗長化すべきかどうか」を悩んでいるなら、ぜひ参考にしてみてください。
重要なシステムや設備が停止すれば、企業は業務を継続できないばかりか、顧客や取引先の信用も失いかねません。この機会に、冗長化について詳しく把握し適切に取り入れて、リスクマネジメントしておきましょう。
目次:
- 1. 冗長化とは予備を準備して運用すること
- 1-1. 企業にとって冗長化は重要
- 2. 冗長化のメリット・デメリットとは
- 2-1. 冗長化のメリット
- 2-2. 冗長化のデメリット
- 3. 冗長化とミラーリング・バックアップの違い
- 3-1. ミラーリングとは
- 3-2. バックアップとは
- 3-3. ミラーリングとバックアップの違いは目的と保存タイミング
- 4. 冗長化の代表的な構成は3種類
- 4-1. アクティブ・スタンバイ
- 4-2. アクティブ・アクティブ
- 4-3. マスター・スレーブ
- 5. 冗長化の対象になりやすいシステム3つ
- 5-1. サーバー
- 5-2. ストレージ
- 5-3. ネットワーク
- 6. 迷ったらまずはここから!冗長化を優先すべきポイント2つ
- 6-1. システムダウンの影響や損害が大きい基幹システム・決済系システム
- 6-2. 迷ったらサーバーから検討する
- 6-3. 手間を省くならクラウドがおすすめ
- 7. まとめ
1. 冗長化とは予備を準備して運用すること
冗長化とは、システムや設備について、性能や構成・データの内容などが同一のスペアを準備しておくことです。英語ではredundantizeと表記します。
具体的に言うと、ECサイトを運営している場合に、同じスペック・機能・データのWebサーバーを準備し、本来のサーバーでトラブルが発生しても、すぐに予備のサーバーに切り替えられるようにしておくことです。
冗長化しておくことで、システムや設備に不測の事態があっても、運用や業務を止めることなく復旧や対応をすることができるので、損失などの影響を最小限に抑えることができます。
なお、冗長化した状態を「冗長性」があると表現します。冗長性のあるシステムは負荷の分散に優れているので、想定外のアクセス集中やサイバー攻撃にも強く、安定して運用できるのが特徴です。
1-1. 企業にとって冗長化は重要
特に、業務でITシステムや設備をよく利用する企業においては、冗長化の重要性は高くなります。
システムや設備に万一障害が発生すれば、業務を停止せざるを得なくなり、復旧までの時間が長引くほど損失が大きくなるからです。場合によっては、顧客や取引先とのやり取りにも影響が出て、イメージが悪くなったり社会的信用を失ったりする危険性もあるでしょう。
想定外のトラブルを完全に防ぐことは難しいので、システムや設備に問題が起こっても業務を継続できるよう冗長化を行っておくことは、リスクマネジメントとして重要なのです。
2. 冗長化のメリット・デメリットとは
冗長化には、メリット・デメリットの両面があります。
冗長化の代表的なメリット・デメリット | |
---|---|
メリット |
|
デメリット |
|
冗長化の良い面と注意すべき点の両方を把握し、導入検討時の判断材料にしましょう。
2-1. 冗長化のメリット
冗長化することの主なメリットは次の3つです。
- トラブル時の業務への影響や損失を最小限に抑えられる
- BCP対策になる
- サーバーへの負荷軽減ができる
2-1-1. トラブル時の業務への影響や損失を最小限に抑えられる
冗長化をしてシステムや設備の予備を準備しておくことで、万一トラブルに見舞われた場合でも、業務への影響や損失の発生を最小限にとどめることができます。
メインのシステムと同じ状態の予備を準備しておくことで、何か問題が発生したときも予備のシステムに移行して、業務を続けながら復旧を行えるからです。
仮に冗長化をしていなければ、システムが回復するまでの間、業務に支障が出て影響が大きくなってしまうでしょう。
2-1-2. BCP対策になる
冗長化は、災害時やサイバー攻撃時などの業務継続性を維持することにつながります。
予備のシステムや設備をメインの設置場所から離しておくことで、自然災害が発生しても、どちらかが稼働し続けられる可能性が高くなるからです。
仮にシステムがサイバー攻撃にあって、ウイルス感染や不正な暗号化などで使えなくなっても、スペアがあれば、業務を継続しながら解決することができます。
2-1-3. サーバーやシステムへの負荷軽減ができる
さらに、冗長化はサーバーやシステムへの負荷を軽減し、障害の発生を未然に防ぐことにも効果があります。
例えば、
- ECサイトでキャンペーンを開催したところ、予想を上回るアクセスが殺到した
- DDoS攻撃を受けた
などの場合でも、冗長化で増やした予備のサーバーやシステムで分散処理をすることで、サーバーダウンを回避することができるでしょう。
2-2. 冗長化のデメリット
冗長化には、注意すべき点が2つあります。
- 構築コストが増える
- 運用保守の労力が増える
2-2-1. 構築コストが増える
冗長化をする場合、本来のシステムや設備と同じ性能の予備を一つ以上準備することになるので、当然、構築時のコストは予備の台数分増加します。
まったく同じものを準備することになり、OSやソフトウェアなどインストールするものも複数必要になるため、注意が必要です。
2-2-2. 運用保守の労力が増える
冗長化のためにシステムや設備のスペアを準備することで、運用保守の労力が増加します。
準備するシステムや設備は、内部のデータなども、本来のシステムとまったく同じ状態にしておく必要があるからです。
OSなどのアップデートはもちろん、保存されるデータも同じにしておく必要があるので、更新の都度同期させる必要があります。
◆メリット・デメリットを踏まえた冗長化すべきケースとは
- システムが停止すると業務への影響が大きい場合
- すでに負荷が大きくなっているケース(導入当初よりアクセス数が増えているが何も処置をしていないサーバーなど)
- 対外的な影響が及ぶケース(ECサイトやサービスを提供するサイトなど)
3. 冗長化とミラーリング・バックアップの違い
冗長化と似たような言葉に、ミラーリングとバックアップがあります。ミラーリングは冗長化の一種ですが、バックアップは別物です。
冗長化とミラーリング・バックアップの違い | |
---|---|
冗長化 | 現在稼働中のシステム・設備と性能やデータなどが同一の予備を準備すること |
ミラーリング | 冗長化の一種で、データ更新時にほぼ同じタイミングで複数の場所に保存する |
バックアップ | ストレージなどの保存データを定期的にコピーし、別の場所にも保存しておく |
「バックアップしているから冗長化は不要?」
「ミラーリングとは何?」
などと混乱してリスクマネジメントが不十分になってしまわないように、もう少し詳しく確認しておきましょう。
3-1. ミラーリングとは
ミラーリングとは、データ更新時にほぼ同じタイミングで複数の場所に保存することで、一つの機器が故障しても継続して業務ができるようにすることが目的です。
例えば、ストレージのミラーリングであればRAID1と呼ばれ、あらかじめシステムに二つのストレージを接続しておくことで、システムからのデータ入力時に自動的に両方のストレージに書き込みがされます。他にも、サーバー機能を複数のサーバーで同期させる、サーバーのミラーリングなどがあります。
◆ミラーリングがおすすめのケースとは
- ハードウェアの障害への耐性を高めたい場合
3-2. バックアップとは
バックアップとは、定期的にデータのコピーを保存しておくことです。データの消失時などに、元通りに復旧させることが目的です。
1日ごと、1週間ごとなど、期間を定めてコピーを作成し保管しておきます。従業員の誤操作やウイルス感染などで、常用しているストレージのデータが消滅してしまったとしても、バックアップしたデータには影響がないので、バックアップしたタイミングのデータであれば復旧することが可能です。
◆バックアップがおすすめのケースとは
- 操作ミスやウイルス感染などに伴うデータ削除から速やかに復旧させたいケース
3-3. ミラーリングとバックアップの違いは目的と保存タイミング
ミラーリングとバックアップの大きな違いは、目的と保存のタイミングです。
ミラーリングの目的は、メインのシステムや機器にトラブルがあっても事業を継続できることであるのに対し、バックアップはデータの復旧が主な目的と言えます。
また、データ保存タイミングは、ミラーリングではデータ入力のたびに同内容を複数箇所に保存するのに対し、バックアップでは、1日ごと、1ヶ月ごとなどある程度の期間分をまとめてコピーを保管します。
このように、ミラーリング(冗長化)とバックアップは目的などが異なるので、重要なシステムについては両方とも行うのが正解です。
4. 冗長化の代表的な構成は3種類
冗長化には、メインとなるシステム・設備と予備の稼働のさせ方によって、
- ①アクティブ・スタンバイ
- ②アクティブ・アクティブ
- ③マスター・スレーブ
の3種類の構成があります。
それぞれの概要は、次のとおりです。
冗長化の代表的な構成は3種類 | |
---|---|
①アクティブ・スタンバイ |
|
②アクティブ・アクティブ |
|
③マスター・スレーブ |
|
以下で、もう少し詳しく確認してみましょう。
4-1. アクティブ・スタンバイ
アクティブ・スタンバイとは、複数準備したシステムや設備のうち一つを動かし、残りはもしもに備えて待機させておく冗長化構成です。
例えば同じ性能・機能のサーバーを二つ準備している場合、片方のサーバーを稼働させ、そのサーバーに何かトラブルがあった場合だけ、もう一つのサーバーを稼働させるという運用をします。
アクティブ・スタンバイには、次のとおりホットスタンバイとコールドスタンバイの2種類があります。
アクティブ・スタンバイには2種類ある | |
---|---|
ホットスタンバイ | 【概要】
|
【特徴】
|
|
コールドスタンバイ | 【概要】
|
【特徴】
|
4-2. アクティブ・アクティブ
アクティブ・アクティブとは、複数準備したシステムや設備をすべて稼働させて運用する冗長化構成のことです。
例えば、Webサーバーをメインと予備用に二つ準備した場合、どちらも同時に稼働させて負荷を分散させます。万一、どちらかにトラブルが発生したら、問題のないもう片方だけでの運用に切り替える仕組みです。
アクセスが集中しやすいなど、負荷を分散する必要性があるシステムで有効な構成と言えるでしょう。
4-3. マスター・スレーブ
マスター・スレーブとは、複数準備したシステムや設備をすべて稼働させ、そのうち一つをシステムの管理制御役のマスターとして運用する冗長化構成です。管理制御を担当するマスターに問題が起きた場合は、残りのマスターに制御されていたスレーブの中からマスターに切り替わります。
複数のデータベースを連動させて稼働させる場合に有効な冗長化構成です。この場合、マスターがデータの保存・読み込みなどを、スレーブがバックアップ処理などを担当することになります。
5. 冗長化の対象になりやすいシステム3つ
企業が冗長化をする部分として多いケースが、次の3つです。
- サーバー
- ストレージ
- ネットワーク
なぜ、これらを冗長化することが多いのか、説明していきます。
5-1. サーバー
サーバーを複数準備するのは、冗長化の代表的なパターンと言えます。
サーバーは各システムの主要な構成要素で、トラブルが起こると、システム全体の停止など深刻なダメージにつながりやすいからです。また、DDoS攻撃などのサイバー攻撃のターゲットにもなりやすいので、優先的に冗長化すべき部分と言えるでしょう。
サーバーを冗長化する際は、物理サーバーを準備する方法もありますが、クラウドを活用する方法もあります。クラウドを使えば、保守管理の労力を格段に抑えることが可能です。
◆特にサーバーを冗長化すべき場合
- 停止すると社内全体の業務に影響が出る基幹系システムや決済関係のシステムのサーバー
- Webサイトのサーバーなど、停止すると対外的な影響が出やすいサーバー
5-2. ストレージ
ストレージも、冗長化をする企業が多い部分と言えます。大量のデータを保存しているストレージが故障などでアクセスできなくなると、業務が進まなくなるからです。
システムの運用に直接関係しない従業員の資料データなど、システムを動かすうえで重要度の低い情報であれば、定期的なバックアップだけでも問題はありません。
しかし、基幹システム・決済システムで利用するデータが格納されたストレージは、冗長化をしておかないとシステムが停止し社内全体に影響が及ぶリスクがあるので、冗長化を検討すべきでしょう。
◆特にストレージを冗長化すべき場合
- 基幹システム・決済システムで利用するデータが格納されたストレージ
- その他、取引先情報や顧客情報など、失われると業務上、大きな損失が出るデータを保存したストレージ
5-3. ネットワーク
冗長化の対象として、ネットワークも検討すべき部分です。デジタル化が進んだ現代では、通信障害が発生してしまうと、業務が何も進まなくなってしまうリスクがあるからです。
例えば、各拠点との通信が滞れば、売上や決済に関する重要なデータのやり取りも難しくなるでしょう。また、クラウドを業務で活用しているなら、ネットワーク接続の安定性は最重要視すべきと言えます。
メインのネットワークの他に予備のネットワークも準備し、障害発生時にスムーズに移行できるようにしておくのがおすすめです。
◆特にネットワークを冗長化すべき場合
- 拠点間通信
- 通信が途切れることで業務に重要な影響が出る場合(決済や基幹系システムのネットワークなど)
6. 迷ったらまずはここから!冗長化を優先すべきポイント2つ
これまでにご紹介した内容を踏まえると、冗長化を優先すべきポイントとは、次の2つです。
迷ったらまずはここから!冗長化を優先すべきポイント2つ |
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|
基本的に冗長化はできるだけ行っておくに越したことはないですが、どこから着手すべきか迷う場合は、上記のポイントを参考に社内のシステムをチェックしてみましょう。
6-1. システムダウンの影響や損害が大きい基幹システム・決済系システム
最初に冗長化を検討すべきなのが、トラブルで停止してしまうと影響や損害が大きいシステムのサーバー・ストレージ・ネットワークなどです。
基幹システムや決済系システムなど、
- システムが動かなくなることで会社の広い範囲に影響が出るもの
- 支払関係に影響するもの
などが挙げられるでしょう。
これらのシステム回りは、最優先で冗長化を検討してください。
6-2. 迷ったらサーバーから検討する
冗長化する部分で迷ったら、最初にサーバーの冗長化から検討してみましょう。
サーバーは、
- システムを維持する上で重要性が高く、トラブルが損害につながりやすい
- 冗長化することで負荷分散などの効果も見込める
など、冗長化をするメリットが大きいからです。
より大きな効果が見込めそうな部分から検討を始めることで、効率よく冗長化を進めることができます。
6-3. 手間を省くならクラウドがおすすめ
サーバーの冗長化をすることで増える保守管理の手間を押さえたい場合は、クラウドサーバーの利用を検討しましょう。
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7. まとめ
冗長化とは、システムや設備について、性能や構成・データの内容などが同一のスペアを準備しておくことです。冗長化しておくことで、システムや設備に不測の事態があっても、運用や業務を止めることなく復旧や対応をすることができるので、損失などの影響を最小限に抑えることができます。
冗長化のメリット・デメリットは、次のとおりです。
冗長化の代表的なメリット・デメリット | |
---|---|
メリット |
|
デメリット |
|
代表的な冗長化の構成には、次の3種類があります。
冗長化の代表的な構成は3種類 | |
---|---|
①アクティブ・スタンバイ | メインとなるシステムだけ稼働させ、予備は待機させておく(使わない) |
②アクティブ・アクティブ | メインも予備も両方とも稼働させる |
③マスター・スレーブ | メインも予備も動かすが、システムの管理制御はマスターとなるメインだけが行える |
冗長化を優先すべきなのは、システムダウンの影響や損害が大きい基幹システム・決済系システム関係です。トラブル発生時の影響範囲などを踏まえて、冗長化の優先順位を検討するとよいでしょう。
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