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NASとクラウドストレージの違いを徹底比較|どちらか判断できる

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「ファイル保管・共有のためのツールを導入したいけどNASとクラウドストレージのどちらが良いの?」
「どちらも便利に使えそうだけど、何が違うのだろう?」

NASもクラウドストレージも社内でのファイル保管や共有に便利そうですが、具体的に何がどう違うのか分からず、お悩みではありませんか?

たしかに両方ともデータの保管やファイル共有ができるツールではありますが、下記のような根本的な違いがあるのです。

このような両者の基本的な特性を理解しておくと、その他の細かい部分の比較がより分かりやすくなるはずです。

そこでこの記事では、まずNASとクラウドストレージの基本的な特徴を抑えた上で、

  • NASのメリット・デメリット
  • クラウドストレージのメリット・デメリット
  • NASとクラウドストレージを4項目での徹底比較
  • NASとクラウドストレージを選択する際の判断基準

をご紹介します。

NASとクラウドストレージの違いが具体的に理解でき、どちらが自社に適しているかを判断できる内容となっておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

またNTT東日本ではクラウドファイルサーバーの選び方のポイントから構築方法、実際の導入事例などが一冊でわかる資料もご用意しております。

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1. NASとクラウドストレージの違い

NASとクラウドストレージは、冒頭でも触れた通り「ファイル保管・共有」という目的は共通していますが、基本的に全く異なるツールです。

両者の主な特徴の違いは、下記の表の通りです。

  • 横にスクロールします
NAS クラウドストレージ
①接続ネットワーク 社内ネットワーク インターネット
②ファイルの保管場所 NAS内部のHDD クラウド上
③ファイル共有の範囲 社内 社内・社外両方
④導入・運用方法 社内にNASを設置し自社で運用 サービスを提供する事業者に申し込み、サービス事業者が運用

まずはこのような基本的な特徴について、NASとクラウドストレージそれぞれで見ていきましょう。

1-1.NASとは

NASは、「Network Attached Storage」 の略称で、直訳すると「ネットワークに接続されたストレージ」という意味です。

もう少し分かりやすく説明すると、NASは「社内のネットワークに接続して使うHDD」で、NAS本体を社内に設置し、ルーターやハブと繋ぐことで、社内のパソコンからデータを保管したり、アクセスすることが可能となります。

では早速NASの基本的な特徴を見ていきましょう。

①NASの接続ネットワーク

NASは社内のネットワークに接続して利用します。

NASのイメージを分かりやすくお伝えするため、「社内のネットワークに接続して使うHDD」と説明しましたが、NASは通常の外付けHDDと違って、社内ネットワークに接続します

このため、各パソコンにUSB接続して利用するHDDとは異なり、1台のNASを複数のパソコンから利用することができます。

社内ネットワークに繋がっていれば、どのパソコンからでもNASにデータを保存したり、閲覧することができるため、企業でファイル保管・共有のために活用されていることが多いのです。

②NASに保存したファイルの保管場所

NASに保存されたファイル(データ)は、NAS内部に搭載された複数のHDDの中に書き込まれています
そのため、HDDが破損するとデータが消失する恐れがあるのですが、そのような事態を防ぐためにデータを分散して書き込む「RAID機能」が備わっているものもあります。

RAID機能にはいくつか方式があるのですが、分かりやすいものを一つ紹介すると、「RAID1」という方式があります。「RAID1」ではデータが保存される際に、2台のHDDに全く同じデータを書き込むので、どちらか一方のHDDが故障してもデータを復旧することができます。

③NASでのファイル共有の範囲

お伝えした通り、NASは社内ネットワークに接続して利用し、データはNAS内部のHDDに保管されます。つまり、基本的にファイル共有できる範囲は「同じネットワークを使用する社内や建物内」ということです。

  • 社外からのアクセスも可能ですが、別途設定が必要であったり、不正アクセスへの対策を講じる必要があります。

この特徴は、社内チームでの共同作業に役立ちます。その利用例を見てみましょう。

【利用例】社内でチームを組んで会社案内冊子を作成
A社では会社案内冊子を刷新するため、社内のデザイナー・コピーライター・制作管理者の3名が中心となって制作を進めることになった。

まずコピーライターが原稿を記載した文書ファイルをNASに保存。制作管理者が自分のパソコンでそのファイルを確認し、修正箇所に赤字を入れてファイルを更新。コピーライターが修正を反映させて更にファイルを更新…という具合で原稿を完成させる。

デザイナーは、原稿が確定したページからデザイン作業を行う。NAS上の文書ファイルから原稿をコピーし、デザインに落とし込んでいく。
ひとまず全ページのデザインが完了した時点で、デザインデータをNAS上に保存。制作管理者がそのデータをチェックし、修正箇所を指示。デザイナーは修正が終わったらNAS上のデータを差し替える。
この修正作業を数回繰り返して、冊子のデザインが完成となった。

このようなケースで、もしNASが無かったら、ファイル添付したメールやチャットを何ターンも繰り返し、その度にデータのダウンロードが必要だったはずですよね。
しかし、NASを利用したことでそのような煩雑なやり取りを省略することができたのです。

NAS上にファイルを保管することで、各担当者がそれぞれのパソコンから必要なデータを確認・編集することができれば、社内での共同作業がスムーズに行えるのです。

④NASの導入・運用方法

NASは本体を社内に設置して利用するため、導入・運用を自社で行う必要があります

基本的には手順書などに従って設定すれば利用することができるのですが、ネットワークや機器類に疎い人にとっては初期設定が負担になってしまいますし、運用面でも、不具合や故障が起きた際に社内で対応する必要があるため、導入する際にある程度の知識をつけておく必要があります。

とはいえ、NASのメーカー企業ではサポートセンターを開設していることが多く、導入・運用面で困ったことがあれば相談することができます。
専門的な知識が無くても、メーカーのサポートを受けながらであれば運用していけるでしょう。

1-2.クラウドストレージとは

クラウドストレージは、ファイルサーバー機能をインターネットを通じて利用できるサービスのことで、オンラインストレージとも呼ばれています。

クラウドストレージは、ファイル保管・共有のために必要な機能やオンライン上の場所をインターネット経由でサービス事業者から提供してもらうため、NASのように社内に筐体を設置する必要はありません。

では、クラウドストレージの基本的な特徴を項目ごとに説明します。

①クラウドストレージの接続ネットワーク

クラウドストレージは、インターネットなどの外部と繋がるネットワークに接続されたパソコンなどのデバイスから利用します。

逆に言えば、サービス事業者から提供されるサービスであるという性質上、社外に繋がるネットワークを介してでなければ、そのサービスを利用することができないのです。

ただインターネットに接続したパソコンからなら、制限を設けていない限り社外に居ても利用することが可能です。
外出先や自宅でもクラウドストレージに保管したデータにアクセスできるため、営業のような外出が多い部署の業務やリモートワークでの利用に適しています。

②クラウドストレージに保存したファイルの保管場所

利用者から見れば、クラウドストレージに保管したファイルはインターネット上に存在しているように見えます。
たしかにそれも間違いではありませんが、実はクラウドストレージにもNASのようなファイル保管のための物理的な場所=サーバーが存在します

多くの場合、クラウドストレージに利用されるサーバーは「データセンター」と呼ばれる専用施設に設置されています。
関知しない施設に設置されたサーバーにデータが保管されていることを不安に思われるかもしれませんが、このデータセンターはサーバーを運用・管理するための施設なので、データを保護するための設備や体制が整っています。

下記はその一例です。

データ保護につながる設備・体制
  • 精密機器であるサーバーに適した環境で管理されている
  • 災害などの影響を極力受けないよう、建物自体の強度が高い
  • 自家発電装置などが運用されていて、停電してもサーバーは稼働し続けることができる
  • サーバーや関連機器に故障があっても、停止しないよう予備設備が稼働している

NASとは違いその保管場所を目にすることはありませんが、クラウドストレージ内のデータは、このような安全性の高い施設の中に設置されたサーバーに保管されているので安心して利用することができます。

③クラウドストレージでのファイル共有の範囲

クラウドストレージに保管したデータへは、インターネットを経由してアクセスするため、社外に居る人ともファイル共有を行うことができます

また、利用するクラウドストレージによっては取引先などに制限付きのアクセス権を付与することができるので、その場合は自社以外の人とのスムーズなファイル共有が可能です。

このような特徴は、次のような場合に大変役立ちます。

【利用例】2社合同で販促用リーフレットを制作する
制作会社Bでリーフレットの制作を受注した。
B社ではデザイン〜印刷後の完成品納品までを担当することになっている。

リーフレットに使用する製品画像などは、クライアントがC社に撮影依頼をしていたため、B社はC社の担当者に、クラウドストレージへのアップロードのみが可能な権限を、クライアントには該当フォルダ内のデータのダウンロードのみが可能な権限を付与した。

撮影終了後、C社は速やかに現像データをクラウドストレージにアップロードし、クライアントはその中からリーフレットに使用したい画像を指定。
B社は指定された画像を用いてリーフレットのデザインを行った。

本来ならば、撮影を行ったC社がクライアントにデータを送付し、クライアントが選定した画像をさらにB社に送付するという流れが必要だったところを、C社によるデータのアップロードだけでB社は必要なデータを入手することができています。

クラウドストレージでは、このように他社ともファイル共有ができるので、余計なプロセスを省いてスムーズに業務を進められるだけでなく、クライアントのデータ送付の負担軽減にも繋がるのです。

④クラウドストレージの導入・運用方法

クラウドストレージは事業者から提供されるサービスであるため、導入や運用にほとんど労力がかかりません。

サービス事業者に申し込むことで利用を開始することができますし、運用も事業者の方で行うため、何かあれば事業者の方で対応してくれます。
NASのように実機が無いので、機器故障の心配をする必要もありません。

運用・導入にかかる労力に関しては、NASよりクラウドストレージの方が圧倒的に少ないと言えるでしょう。

2.NASのメリット・デメリット

NASとクラウドストレージの基本的な特徴が分かったところで、次にそれぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

ここではまず、NASならではのメリットとデメリットを見ていきましょう。

2-1.NASのメリット3つ

NASには、「ファイル保管・(社内)共有」できるという基本的な特徴があり、もちろんそれはNASを利用するメリットでもあります。

しかしそれはクラウドストレージにも言えることですよね。
ここでは、クラウドストレージでは得ることのできない、NASならではのメリットとして

  • 運用費がほとんどかからない
  • 無駄なく容量を利用できる
  • 社内にデータを保管できる

の3点をご紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。

2-1-1. 運用費がほとんどかからない

NASには、運用のための費用がかからないというメリットがあります
厳密に言うと、稼働するための電気代はかかるのですが、負担になるような金額になることはないはずです。

一方でクラウドストレージには毎月利用料がかかるため、これはNASならではの利点と言えるでしょう。

一般的にNASの寿命は5年ほどと言われていますから、5年間の利用で費用を算出すればその差はさらに広がります

このことから、費用を重視していて、かつデータ共有の必要性が社内のみにとどまるなら、クラウドストレージよりNASを利用した方が良いことがお分かりいただけると思います。

2-2-2. 全体の容量をシェアできる

NASは全体の容量を社内でシェアして利用します。一人ずつ均等に容量を割り振られているわけではないので、全体の容量を効率良く使うことができるのです。

よりイメージしやすいように、Aさん・Bさん・Cさんの3人でNASを利用している場合のことを考えてみましょう。

デザイナーであるAさんは、サイズの大きい画像やデザインデータをメインに扱うため、NASの容量も多く必要です。
営業のBさんは、さまざまな種別のデータを扱うことが多いのでAさんほどではありませんが、それなりの容量を利用しています。
経理のCさんは、請求書や見積書などの百キロバイトに満たない書類をメインで扱っているため、NASの容量はさほど必要としていません。

このような3人でNASを使用する場合、Aさんは全体の容量の6割を、Bさんは3割を、Cさんは残り1割を使う、というようにそれぞれが必要な量に応じてその容量をシェアすることができるのです。

クラウドストレージでは、ユーザーごとに利用できる容量が決められているものもあるので、NASのような柔軟な容量の使い方ができないケースもあります。

社員間で必要な容量に差があるのであれば、NASのように全体の容量をシェアできる方が効率的ですよね。

2-2-3. 社内にデータを保管できる

すでにお伝えした通り、NASに保管されたデータは社内に設置したNAS内のHDDに記録されています。
またクラウドストレージとは違い、外部の事業者を介さずデータを保管することができるので、外部機関や事業者によって合法的にデータへアクセスされる可能性は無きに等しいと言えます。

もちろん正当な理由なくアクセスされるということではなく、「法律や政府機関の要請などがあってやむを得ない場合には、データを開示したりサーバーを停止する場合もある」という意味合いです。

閉ざされた状態でデータを保管することを重要視するなら、外部事業者やインターネットを通す必要のないNASの性質は大きなメリットと言えますよね。

2-2.NASのデメリット3つ

次にNASのデメリットをご紹介します。
NASならではのデメリットには次のようなものがあります。

  • 故障のリスク
  • 社外利用向きではない
  • 導入・運用に手間がかかる

それぞれ説明していきますね。

2-2-1. 故障のリスク

NASには故障のリスクがあるというデメリットがあります。
社内にNAS本体を設置して運用するという性質上、

  • 経年劣化による故障
  • 災害の影響を受けての故障

というリスクはついてまわります。
しかし、故障によってNASが突然使えなくなったり、データが消失するような事態はなんとか避けたいものですよね。

そこで、経年劣化による故障については早めに買い替えるか、メーカーの保守サービスを利用するなどの方法で対応するようにしましょう。ほこりが溜まっていないか日頃から注意しておくのも大切です。
こうした対応で、故障のリスクをある程度回避することができるはずです。

災害の影響による故障については、対策を取っていてもどうにもならない場合もあります。
故障そのものは避けられないかもしれませんが、データが消失して復旧できないという最悪の事態を免れるためには、NAS以外の場所にデータのバックアップを取っておきましょう

バックアップ先として、クラウドストレージを利用するのも良いですし、離れた場所にある別拠点のNASを利用するという方法もあります。

NASを利用するなら、このような方法で故障のリスクには必ず備えておくようにしましょう。

2-2-2. 社外利用向きではない

NASのファイル共有できる範囲は、「同じネットワークを使用する社内や建物内」であるとお伝えした通り、基本的には社外での利用には向いていません

社外からNASのデータにアクセスするための手段もあるのですが、別途設定が必要ですし、不正アクセスを防ぐための対策も考えなければなりません。
こうした対応は、情報セキュリティの観点から、専門的な知識を持っていないなら手を出すべきではありません。

社内に居る時と同じように社外でもファイルを保管したり編集したりする必要がある場合は、社外利用向きではないNASよりもクラウドストレージの方がおすすめです。

2-2-3. 導入・運用に手間がかかる

NASは専門的な知識や技術がなくても導入・運用することはできますが、やはりそれなりに労力はかかります。

担当者が導入時に行うべき基本的な対応には下記のようなものがあります。

  • NAS筐体にHDDを取り付ける
  • ルーターやハブに接続して立ち上げ
  • メーカーの指定するソフトを使用して初期設定を行う
  • 管理者の登録をする
  • NASの利用者をユーザー登録する
  • 共有フォルダの作成と権限の設定を行う

各設定はソフトやブラウザに表示される手順に沿って行えばよいので、さほど難しくはありませんが、利用人数が多い場合はユーザー登録や権限の設定に時間がかかります。

運用については最低限下記のような対応が必要です。

  • 容量拡大のためのHDD増設
  • ファームウェアのアップデート
  • 故障時の対応(修理依頼や買い替え)

毎日対応に追われるということはありませんが、容量を拡大したい時や故障した際の対応には労力を費やすことになります。

NASの導入や運用にはこのような対応が必要となり、クラウドストレージに比べれば手間がかかってしまう点はデメリットです。

導入や運用面の負担を軽減したい場合は、メーカーのサポートや保守サービスを利用したり、販売〜導入・保守を行ってくれる業者を頼ると良いですよ。

3.クラウドストレージのメリット・デメリット

ここからはクラウドストレージのメリットとデメリットをご紹介します。

NASとは基本的な特徴が異なるクラウドストレージにも、ならではのメリットやデメリットがあるので一つずつチェックしてみてくださいね。

3-1.クラウドストレージのメリット3つ

まずはクラウドストレージのメリットからご紹介します。

クラウドストレージには、「インターネットを経由してサービス事業者から提供される」という基本的な特徴がありましたね。
この特徴に起因する、NASには無いメリットが3つあります。

  • 社外で利用できる
  • 自動でバックアップを取ってくれる
  • 導入・運用の手間がかからない

一つずつ説明しますね。

3-1-1. 社外で利用できる

クラウドストレージはインターネットに接続していれば、社内に限らずどこに居ても利用することができます。
これはNASには無いメリットです。

社外から、保管してあるデータにアクセスしたり、データをアップロードできることで次のようなことが可能になります。

  • 出張先でも社内と同じように作業できる
  • 移動時間にスマホやタブレットで資料の確認ができる
  • 出先でデータの送付を依頼された時に、わざわざ帰社しなくてもよい
  • 取引先での商談で、必要に応じてさまざまな資料を提示できる
  • リモートワークに対応できる

上記のようなことが可能になれば、会社の外に居る時間が長い人にとっては働きやすくなると思いませんか?

「社外で利用できる」ということは、どこに居ても仕事がしやすく、頻繁に外出される方やリモートワークを希望する方にとっては大変大きなメリットなのです。

3-1-2. 自動でバックアップを取ってくれる

クラウドストレージでは、多くの場合データのバックアップを自動的に行ってくれます。
そのため、誤って必要なデータを削除してしまっても容易に復元することができるのです。

また、NASを利用する場合は、災害に備えて別途バックアップ先を用意しておくべきだとお伝えしましたが、クラウドストレージならその手間もかかりません。
多くのクラウドストレージでは、バックアップ先を距離の離れた場所に設定しているためです。

このような形でバックアップを取ってくれるため、データを消失して復旧できないという事態に陥る可能性は極めて低いです。

業務の大半がデジタルデータに依存している中で、大切なデータを安心して保管できる仕組みは重要ですよね。

自動でバックアップを取ってくれるというクラウドストレージのメリットは、資産とも言えるデータを守るために大きな役割を果たしてくれるはずです。

3-1-3. 導入・運用の手間がかからない

導入・運用面での手間がかからないこともクラウドストレージならではのメリットです。

クラウドストレージはサービス事業者によって運用されるため、導入や運用のために必要な下記のような対応を事業者側で行ってくれるのです。

  • 不正アクセスやウイルスへの対策
  • データのバックアップ
  • OSのアップデート
  • 通信や保管データの暗号化
  • 容量の拡張
  • サーバーなどの機器故障への対応
  • その他トラブルへの対応

このような専門的な知識が無ければ対応できないようなことを代わりに行ってくれるので、利用企業では管理面の負担を負うことなくクラウドストレージを利用することができます。

社内に設置するNASは、どうしても社内で対応すべきことが出てくるので、導入・運用に手間がかからないことはクラウドストレージだからこそのメリットと言えます。

3-2.クラウドストレージのデメリット2つ

どこからでも便利に利用できて、手間をかけることなく運用可能なクラウドストレージですが、もちろんデメリットもあります。

それが次の2つです。

  • 毎月利用料がかかる
  • インターネットへの接続が必要

順番に説明します。

3-2-1. 毎月利用料がかかる

クラウドストレージには、月々の利用料がかかります。
利用し続ける限り支払い続ける必要があるので、費用をかけるのが厳しい場合には大きなデメリットとなりますよね。

とはいえ、プランや利用する人数によっては安価に利用することができます。

しかし長く利用すればその分支払う金額も大きくなりますし、利用する人数が増えたり、必要な容量が増えれば、月額利用料は上がります。
運用費用のかからないNASと比べても、毎月一定額のランニングコストがかかるというのはネックになる要素です。

3-2-2. インターネットへの接続が必要

クラウドストレージは、インターネットを経由してどこからでも利用できる反面、インターネットに接続していなければ使えないというデメリットもあります。

社内に設置されるNASなら、パソコンと有線で繋げば社内ネットワークに不具合があっても利用できますが、クラウドストレージ内のデータは社内には保管されていません。
外部に繋がるネットワークが無ければ、他にアクセスする手段が無いのです。

このことから、災害などでインターネット接続が困難な状況が続くような場合は業務を停止せざるを得ない事態に陥る可能性があります

データ自体が消失するわけではありませんが、インターネットに接続しなければ使えないというのはクラウドストレージのウィークポイントと言わざるを得ません。

4.NASとクラウドストレージを4つの項目で徹底比較

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ここまでで、NASとクラウドストレージのそれぞれのメリット・デメリットがお分かりいただけたのでは無いでしょうか。

ただ、よりしっかりNASとクラウドストレージの違いを把握するためには、両者の特徴を並べて見比べる必要がありますよね。
そこでここからは、比較表を用いてNASとクラウドストレージの違いをより徹底して比べてみましょう。

以下の表に、ここで説明する比較項目をまとめたのでご覧ください。

  • 横にスクロールします
NAS クラウドストレージ
導入費用 クラウドストレージより費用がかかる 多くの場合不要
運用費用 稼働にかかる光熱費、人件費 サービスにより月額、従量課金生で毎月費用が発生する
共同作業のしやすさ
(基本的にはローカルで個別に作業)

(共同作業のための機能あり)
快適な操作感
管理負担 あり ほぼ無し

このように一概にどちらが優れているとは言えず、一長一短あることがお分かりですね。
各項目ごとにもう少し詳しく違いを説明します。

4-1. 導入・運用費用

導入や運用にかかる費用は、それぞれ次の表の通りです。

  • 横にスクロールします
NAS クラウドストレージ
導入費用 クラウドストレージより費用がかかる 多くの場合不要
運用費用 稼働にかかる光熱費、人件費 サービスにより月額、従量課金生で毎月費用が発生する

導入・運用にかかる費用を比較すると、NASの方が安く利用できます

上の表の通り、NASは導入費用こそ発生しますが、運用面ではほとんど費用をかけずに利用することができるからです。

一方でクラウドストレージは導入するための費用は不要であることが多いですが、サービス事業者に月々の利用料を支払う必要があります。
一般的に、利用料金はクラウドストレージを利用する人数ごとに増える体系になっているので、毎月支払う金額は利用人数に左右されると考えておきましょう。

とはいえ結論としては、NASもクラウドストレージも年単位で長期的に利用する場合がほとんどであるため、NASの方がお得に使えるということになります。

4-2. 共同作業のしやすさ

共同作業のしやすさはそれぞれ、次の表の通りです。

  • 横にスクロールします
NAS クラウドストレージ
共同作業のしやすさ
(基本的にはローカルで個別に作業)

(共同作業のための機能あり)

共同作業がしやすいのは、共同作業に特化した機能を備えていることが多いクラウドストレージの方です。

NASが共同作業に適していないというわけではありませんが、ファイルの編集をする際はそれぞれのパソコンにファイルをダウンロードして個別で作業することになります。
業務内容によっては、それでは物足りないという場合もありますよね。

対してクラウドストレージには、下記のような共同作業を行うための機能が搭載されていることが多いのです。

  • オンラインでのファイル編集、リアルタイムで反映
  • ファイルへのコメント機能(フィードバック内容を記載できる)
  • オンラインミーティングツールとの連携

このような機能があることで、オンラインミーティングをしながらファイルを編集をしたり、確認をした人からの指摘を見ながら修正できたりと、複数人での作業を柔軟に行うことができます

こうしたことからチームでの共同作業の効率化が主な目的である場合は、クラウドストレージの方が圧倒的に優れています。

4-3. 快適な操作感

操作上の快適さは、次の通りNASの方が優っています。

  • 横にスクロールします
NAS クラウドストレージ
快適な操作感

NASは「社内ネットワークに接続して使うHDD」であることはすでにお話しした通りです。その操作方法のシンプルさもHDDと類似しています。

またファイルの転送速度についても、有線でパソコンと繋ぐこともできるため、ストレスを感じることなく使いやすいと言えます。

一方でクラウドストレージは、NASには無い細かい機能が搭載されているため、慣れるまではスムーズな操作がしづらい場合があります
接続するネットワーク回線や、その状況によって処理速度も変わるので、使用していて処理の遅さが気になることもあるでしょう。

こうしたことから、どちらかと言えばNASの方が快適に操作しやすいと言えます。

4-4.管理負担

管理にかかる負担は、クラウドストレージの方が少なくて済みます。

  • 横にスクロールします
NAS クラウドストレージ
管理負担 あり ほぼ無し

NASは、本体を社内に設置して利用するため、導入時の設定や故障時の対応などは自社で行わなければなりません。
さらにより安全な運用のためには、NASとは別の場所にデータのバックアップを取る必要もあり、社内では対応しきれない場合もあるはずです。

一方でクラウドストレージでは、運用・管理のほぼ全てをサービス事業者側で行ってくれます。
その分月額利用料を支払う必要はありますが、自社での管理負担を避けつつプロによる運用で安心して利用することができます

5.NASとクラウドストレージは利用目的に応じて選ぶ

NASとクラウドストレージを比較すると、それぞれに強みと弱みがあることが分かりますよね。
だからこそ、NASとクラウドストレージのどちらを利用すべきか迷われているのではありませんか?

しかし利用目的が明確になっていれば、実はどちらが適しているかを判断するのはそんなに難しいことではありません。

下記の表にファイル保管・共有ツールの利用目的と、選ぶべきツールをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

利用目的 チームや部署単位など小規模なグループ内でデータを共有する NAS
それぞれのパソコン容量を補填する NAS
費用を抑えつつデータ保管・共有を行う NAS
チームでの共同作業の効率を向上させる クラウドストレージ
営業など外出の多い部署の業務効率を向上させる クラウドストレージ
リモートワークの導入 クラウドストレージ
他社とのデータ共有の安全性を向上させる クラウドストレージ
管理負担を抑えつつデータ保管・共有を行う クラウドストレージ

利用目的は1つとは限らないため、目的をはっきりさせてもまだNASとクラウドストレージのどちらを利用するべきか判断できない場合もありますよね。

その場合は、目的の優先度を決めて、優先度の高い目的に応じている方を選ぶと良いですよ。

6.すでにNASがあるならクラウドストレージとの併用がおすすめ

NASとクラウドストレージのどちらを利用するか迷っている方で、

「すでに自社でNASを運用していて、クラウドストレージへの切り替えを検討している」

というケースに当てはまる場合はどちらかを選ぶのではなく、NASとクラウドストレージの併用をおすすめします。

ここまでNASとクラウドストレージを比較してきましたが、それぞれに長所と短所がありましたよね。
このことから、NASとクラウドストレージを併用できれば、その短所を補い合えるということがお分かりいただけるかと思います。

それならば、NASのデメリットを補う形でクラウドストレージも利用して、より快適な業務環境を築くのも魅力的ではありませんか?

例えば、NASには次のようなデメリットがありましたよね。

  • 故障のリスク
  • 社外利用向きではない
  • 導入・運用に手間がかかる

現在NASを利用されているなら、このような課題を抱えていらっしゃるはずです。ここにクラウドストレージを追加すると、これらの課題に対して次のような改善が見込めるのです。

故障のリスク クラウドストレージにデータのバックアップを取ることで、備えることができる。
社外利用向きではない クラウドストレージを導入すれば社外でのデータアクセスも可能になる。頻繁に外出する人のみで利用すれば、利用料は抑えられる。
導入・運用に手間がかかる NASを運用し続ければ運用の手間は減らないが、クラウドストレージにデータのバックアップがあれば故障時に余裕を持って対応できる

どちらも導入していない状態で一気にNASとクラウドストレージを併用するというのはハードルが高いですが、もしすでにNASがあるなら、NASをそのまま運用しつつクラウドストレージを導入することはそんなに難しいことではないはずです。

ファイル保管・共有の利便性を大きく高めるためには、NASを切り捨てるのではなく、ぜひクラウドストレージと併用してみてください。

7. それでもNASとクラウドストレージでお悩みならNTT東日本へご相談ください

NASとクラウドストレージの特徴を理解して、自社での利用目的もはっきり決まっているけどやっぱりどちらか決めきれない、という場合はぜひ一度NTT東日本へご相談ください。

NTT東日本へのご相談は、こちらよりお問い合わせください。

NTT東日本では、「クラウド導入運用コンサルティング」を展開しており、

「お客さまにとってNASとクラウドストレージのどちらが適しているのか?」

というところからご一緒に考えさせていただきます。

7-1. NTT東日本はクラウド導入支援のプロ

NTT東日本は、

  • ネットワーク事業者としての知見がある
  • クラウドを活用したサービスの開発・運用を行ってきた実績がある

といった背景を持つクラウド導入支援のプロです。
そのため、お客さまにとって本当に適しているのがNASなのかクラウドストレージなのか判断することはもちろん、その後検討すべきネットワークやLAN環境においてもサポートが可能です。

具体的なご支援内容の一例は以下をご覧ください。

サポート内容例①ご状況のヒアリング

まずは、お客さまのお悩みや業務上の課題をお聞かせください。明確化されていない場合は、課題の抽出を一緒に行いましょう。

お客さまに適したツールはNASなのか、クラウドストレージなのか、あるいは別のツールなのか、判断するための材料をしっかりと引き出します。


サポート内容例②ご要望に応じたツールの選定

NASもクラウドストレージサービスも数多く存在していて、その中からどれを選ぶか決めるためには時間と労力がかかります。

お客さまの業務上の課題の解決・ご要望の実現を見込めるツールやサービスの選定をお手伝いします。


サポート内容例③ネットワーク・LAN環境の設計、構築

NASもクラウドストレージも、より快適に、そして安全に利用するためには、接続するネットワークに着目する必要があります。

ネットワーク事業者としての知見を活かして、お客さまの業務環境においてNASやクラウドストレージを利用するのに適したネットワークの選定や設計、LAN環境の構築を行うことが可能です。

この他にもお客さまのご状況に応じて、必要なご提案やサポートを行っております。

このように、たしかな知見・実績に裏付けられたサポートによって、まずはお客さまにとって適切なツールがNASかクラウドストレージかをご一緒に判断させていただきます

7-2. クラウド導入運用コンサルティングの実績紹介

NTT東日本では、クラウド導入運用コンサルティングによって多くのお客さまの業務上のお悩みを解決に導いてきました。

ここでその一例をご紹介させていただきます。
今回ご紹介する実績では、クラウドストレージの導入支援を行った上で、

  • 既存システムからのデータ移行
  • ネットワークの選定、設計
  • セキュリティレベルの向上

といった範囲をNTT東日本で一元的にサポートいたしました。

【クラウドストレージ導入運用支援事例】情報システム専任担当者無しで、ファイルサーバーをクラウド化

ご依頼時の課題
オンプレミスサーバーをメインで活用する中で下記のような課題があった。
  • システムの故障発生から復旧までに時間がかかり、業務に支障が出ることがあった
  • 営業担当者の現場では、クライアントに提示したい資料があっても、対応ができない
また運用においては、専任の情報システム担当者を配置していないため、稼働負担を可能な限り低減したい。
解決策
NTT東日本にて下記の内容でご支援を実施。
  • AWS(Amazon Web Service)を用いたクラウドストレージの構築
  • 既存システムからのデータ移行
  • テレワーク環境ではサーバーに外部からアクセスできるように構築
  • ネットワーク全体の見直し・見える化
  • セキュリティレベルの向上
お客さまの声
<NTT東日本を選んだ理由について>
選定した主な理由は次のとおりです。
  • 端末、ネットワーク、クラウドのすべての領域において、構築のみならず長期間に渡る運用フェーズにおいても弊社が必要としているスキルを有していること
  • 充分な支援体制を持っていること
  • 運用、保守の料金において安価であったこと
なお、今回ご提案いただいた内容は、理解しやすく、的確であったことに感心しました。また、初回のご提案後も営業担当者を中心として、弊社の立場に立って課題を深堀りしていただき、弊社からの質問や要望に対しても素早い対応を行っていただきました。(ご担当者さま)

<導入後の効果>
まず、全体を通して、情報システム担当者の稼働を抑制し、かつ、安価に構築できたことには満足しております。

また、今回のシステム更改にあわせてネットワークも見直しし、拠点間接続が見える化されたため、トラブル発生時も、まずは全体を把握することができ、対策がしやすくなったという印象です。(ご担当者さま)

こちらの例から、NTT東日本の幅広い提案力・対応力の一端がお分かりいただけたのではないでしょうか?

NTT東日本ではお客さまのご要望・課題に合わせて柔軟にサポートを行っているため、NASとクラウドストレージでお悩みのお客さまの、その先の課題に対してもアプローチが可能です。

7-3. NTT東日本だからできるワンストップなご提案

NTT東日本のクラウド導入運用コンサルティングなら、充実したサポート内容と豊富な実績によって、お客さまに適したツールやサービスをご案内できることはお分かりいただけたでしょうか?

NASとクラウドストレージ、どちらを利用すべきかお悩みのお客さまも、ぜひ一度状況をお聞かせください。状況や直面する課題に対して適切なものがどちらなのか、まずは一緒に決めていきましょう。

ただ昨今、「ある程度社外でデータを扱えないと不便」というケースが増加傾向にあり、NASの利用を決められた場合でも、部署や状況を制限してクラウドストレージも利用するという場合もあるでしょう。

そのような場合も含めて、結果的にクラウドストレージを導入することになれば、ネットワークとクラウドの両方に精通したNTT東日本のワンストップなご提案がお役に立てるはずです。
下記は、ご提案内容の一例です。

ご提案内容例
  • NASとクラウドストレージの適切な併用の仕方について
  • 解決したい課題や予算などの要件を満たすクラウドストレージについて
  • お客さまのLAN環境や接続ネットワークの選定・設計(代行も可)
  • クラウドストレージ〜接続ネットワーク〜お客さまLAN環境で一貫したセキュリティ対策について
  • クラウドストレージと連携可能なシステムの構築について

このように、クラウド・ネットワーク・LAN環境といった複数の領域にまたがる内容をワンストップでご提案できるのは、ネットワークとクラウドに精通したNTT東日本ならではの強みです。

もちろん、こちらで挙げた内容以外でもお悩みや課題に応じて柔軟にご提案・ご支援させていただけます

まずはNASを利用するかクラウドストレージを利用するか、判断するところからお手伝いさせていただければと思いますので、ぜひお気軽にご相談ください。

NTT東日本に相談する

8. まとめ

NASとクラウドストレージについて、それぞれのメリット・デメリットや違いについてお分かりいただけたでしょうか。

ここで内容を少しおさらいしておきましょう。

NASとは…

「社内のネットワークに接続して使うHDD」で、NAS本体を社内に設置し、ルーターやハブと繋ぐことで、社内のパソコンからデータを保管したり、アクセスすることが可能となる。


クラウドストレージとは…

クラウドストレージは、ファイルサーバー機能をインターネットを通じて利用できるサービスのことで、オンラインストレージとも呼ばれる。

ファイル保管・共有のために必要な機能やオンライン上の場所を、インターネット経由でサービス事業者から提供してもらう。

それぞれのメリットとデメリットは次の通りです。

  • 横にスクロールします
NAS クラウドストレージ
メリット
  • 運用費がほとんどかからない
  • 無駄なく容量を利用できる
  • 社内にデータを保管できる
  • 社外で利用できる
  • 自動でバックアップを取ってくれる
  • 導入・運用の手間がかからない
デメリット
  • 故障のリスク
  • 社外利用向きではない
  • 導入・運用に手間がかかる
  • 毎月利用料がかかる
  • インターネットへの接続が必要

さらに特徴を比較していくと、次の表の通りの結果となります。

  • 横にスクロールします
NAS クラウドストレージ
導入費用 クラウドストレージより費用がかかる 多くの場合不要
運用費用 稼働にかかる光熱費、人件費 サービスにより月額、従量課金生で毎月費用が発生する
共同作業のしやすさ
(基本的にはローカルで個別に作業)

(共同作業のための機能あり)
快適な操作感
管理負担 あり ほぼ無し

このようにNASには一長一短あるため、どちらを利用するべきか迷ったら、まずは利用目的を明確にし、それに応じている方を選ぶようにしてみてください。

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