COLUMN
ウェビナーでのQ&Aを公開します(8月5日開催「一人情シス」を助けるAWSのはじめ方(移行・セキュリティ・運用編)
2020年8月5日に以下のウェビナーを開催いたしました。
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「一人情シス」を助けるAWSのはじめ方(移行・セキュリティ・運用編)
- 一人情シスとは/一人情シスの課題
- どうやってAWSを始めればよいのか?どこからAWSに移行すればよいのか?
- AWSのセキュリティはどう担保すればよいのか?
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前回に続き、今回もオンラインで開催をいたしました。
当日も多くの方にご参加いただき、厚く御礼申し上げます。
本コラムでは、ウェビナー参加者のみなさまからお寄せいただいたご質問およびご回答を公開させていただきます。今後のクラウド化へのご参考になれば幸いです。
セミナーアーカイブ
ウェビナーに参加出来なかった方にも視聴できるようにアーカイブを準備いたしました。
DX化の一助となれば幸いです。
【システム全体】
AWSには色々とサービスがありますが、最低限、理解しておくべきサービスは何でしょうか。
Answer
仮想サーバであるAmazon EC2やストレージのAmazon S3などが一般的なサービスとなります。まずは、以下のコラムをご参照ください。
おすすめのAWS勉強方法をご紹介ください。
Answer
AWSには無料枠がありますので、小規模なEC2などをテスト的に構築してみると早く理解できると思います。
なお、EC2やEBSを使った構築方法は、以下のコラムに記載しておりますので、参考にしてみてください。
既存システムをクラウドに移行すると、レスポンスは悪くなりますか?
Answer
LAN直結ではないと思うので、ある程度の遅延はあるかと思いますが、業務に影響のでない構成で構築して、移行することが一般的です。
【ネットワーク】
オンプレミスで運用しているシステムをAWSに移行する場合、既存のプライベートアドレスの変更は必要でしょうか?
Answer
お客さまのネットワーク環境にもよりますが、既存のプライベートアドレスを変更せずにクラウドに移行することができます。AWSのVPCという機能を使うとプライベートアドレスを保持して移行することが可能です。
基幹システムをAWS上に移行する場合の接続ネットワークは、インターネットVPNで大丈夫ですか?
Answer
基幹システムをAWS上に移行する場合は、セキュリティを意識して、インターネットVPNや閉域網が使われるケースが一般的です。
【セキュリティ】
セキュリティ面で利用した方が良いサービスを教えて下さい。
Answer
セキュリティを高める目的にもよりますが、まずは、ユーザ管理を強化するために「IAM」を設定する必要があります。また、不正アクセスから守るために「AWS GuardDuty」や、イベント変更・管理を監査する「AWS Config」、「AWS CloudTrail」などがあります。
AWSを利用するにあたって、セキュリティへの懸念に対するAWSのポイントについて教えてほしいです。
Answer
セキュリティの懸念にもさまざまあるかと思いますが、多くはデータ流出の懸念ではないかと思います。
データ流出につきましては、サーバーサイドの暗号化、もしくはプライベートサブネットというようなVPCの1機能を利用することによって、プライベートアドレスを担保して外から見られないようにするなど対策ができますので、オンプレミス環境と同等にセキュリティが担保できるものとなっています。
AWSのサービスにおいて、Windows Serverベース(ADなど)の場合に、OS部分のバージョンアップの実施タイミングはどのようになりますでしょうか。 バージョンアップによる影響は発生しないのでしょうか。
Answer
Windows Update等のOS以上のレイヤーのアップデートにつきましてはお客さまのタイミングで実施できますので、オンプレミス環境と同様に実施可能です。また、Systems Managerというサービスのメンテナンスウィンドウとパッチマネージャという機能を使うと、バージョンアップのタイミングを指定の時間帯に自動で調整することも可能です。
【移行】
Oracle データベースをAWSに乗せる場合、RDS以外の方法はありますか? その際、既存のライセンスの持ち込みは可能なのでしょうか?
Answer
EC2上にOracle データベースを立てるという方法もあります。その際、既存のライセンスの持ち込み(BYOL)もありますのでそちらも検討いただければと思います。
回答内容はウェビナー実施時点(2020年8月5日)での回答で、変更になる場合があります。
おわりに
本コラムでは、ウェビナー参加者からいただいたご質問と、その回答を紹介させていただきました。みなさまが抱える課題や疑問の払拭の一助になればと思います。
今後も随時ウェビナーを開催していきますので当社クラウドソリューションサイトのイベント・セミナーページを引き続きご確認ください。 また、もっと具体的に質問したい、個別にご相談したい、といった場合は、オンラインでの個別相談会も開催しております。お気軽にお問合せください。
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