CASE STUDY

国内トップクラスのAWS技術と、安定した運用保守リソースを掛け合わせ、ワンストップのクラウド化を実現!

NTT東日本のクラウドビジネス連携のご紹介資料はこちらよりダウンロードできます。併せてご確認ください。

ネクストモード株式会社

業種 情報通信業
従業員数 約40名(業務委託、派遣等含む)
本社所在地 東京都港区
ホームページ https://nextmode.co.jp/別ウィンドウで開きます
主な業務内容 クラウド(AWS、SaaS等)に関する設計、構築、運用、監視
導入サービス クラウド導入・運用サービス別ウィンドウで開きます
サービス導入時期 2020年
ご担当者さま

経営事業部 事業部長/オペレーション事業部 事業部長 木下 康儀さま

オペレーション事業部 田邉 宏樹さま

オペレーション事業部 鮎澤 耕平さま

パートナーとしてのNTT東日本の選定理由
  • 豊富な運用保守のリソースと実績に裏付けられた、サービス提供までのスピード感
  • クラウドの技術や機能の進化を常にアップデートし、キャッチアップしていること
  • 経験豊富な人材による、24時間・365日の監視、保守対応

こちらの事例はPDFでもご覧いただけます。

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NTT東日本社とクラスメソッド株式会社(以下、「クラスメソッド社」)とのジョイントベンチャーとして、2020年7月に設立されたクラウドカンパニーです。クラスメソッド社が持つ国内トップクラスのAWS技術力と、NTT東日本が提供するクラウドビジネス連携を組み合わせた「AWS総合支援サービス」を展開しています。

設立から3年が経った現在、中小企業やエンタープライズ企業の一部門を中心に約200社と取り組む規模にまで成長した、その成功事例をご紹介します。

今回は、「AWS総合支援サービス」の実務を手掛けるオペレーション事業部のご担当者さまにお話をお伺いいたしました

NTT東日本のクラウドビジネス連携のご紹介資料はこちらよりダウンロードできます。併せてご確認ください。

1. NTT東日本への相談のきっかけ

クラスメソッド社のAWS技術力と、NTT東日本の安定したサポート体制のコラボレーション

弊社は、国内トップクラスのAWS支援実績を持つクラスメソッド社と、安定した運用保守のリソースを持つNTT東日本社のジョイントベンチャーです。クラスメソッド社の技術力と、NTT東日本社のサポート体制を掛け合わせることで、さまざまな業種・規模のお客さまに最適なクラウド環境をご提供しています。

弊社はクラウド市場において、主に2つの領域でビジネスを展開しています。

まず1つ目は、AWSに関する事業領域です。オンプレミスからAWSへの移行やクラウド最適化に課題をお持ちのお客さまへ、設計コンサルティングから構築支援、運用保守の代行までをワンストップで提供する「AWS総合支援サービス」を提供しています。こちらの事業がNTT東日本社との取り組みの対象です。

もう1つが、SaaS導入運用支援です。現在8つのSaaSを取り扱っており、お客さまの業務や課題に合わせ最適なSaaSをご提案し、導入コンサルティングからライセンス提供、運用サポートまでをワンストップで提供しています。

(木下さま)

もともとNTT東日本社では、2019年に「クラウド導入・運用サービス」をローンチされており、同時にSIerやパートナー企業向けにMSP(マネージドサービスプロバイダ)のサービスも提供されていました。

そこにクラスメソッドの技術力によるクラウドインテグレーションを組み合わせることで、より多くの企業へクラウド活用サービスをご提供できるのではと考え、2020年7月に両社のジョイントベンチャーとして設立されたのが、ネクストモード株式会社です。

(田邉さま)

NTT東日本ではクラウドビジネスに関するご相談を承っております。こちらよりお気軽にご相談ください。

2. クラウドビジネスパートナーとしてNTT東日本を選定された理由とNTT東日本の魅力

サービス提供までのスピード感、最新技術のアップデート、24時間・365日の監視、保守対応が魅力

大きく3つの点が魅力であると感じています。まず、サービス提供までのスピード感には感謝していますね。弊社の「AWS総合支援サービス」では、お申し込みいただいてから最短1ヶ月ほどでクラウド運用支援のサービスを提供しています。繁忙期ですと同じタイミングで10社ほどのお客さまからお申し込みいただくこともあるのですが、NTT東日本社は豊富な運用保守のリソースをお持ちのため、問題なく納期内にサービスをご提供いただけています。

また、運用保守サービスのサービス内容や各種設定(アラートが鳴るCPU利用率の閾値や、アラートが鳴った際の対象方法)を、過去の実績から判断してデフォルト設定し、パッケージ化していることも、短い納期で実現できる理由だと思います。各種設定について特にこだわりがないお客さまから好評です。

もし同様の運用保守サービスを競合他社に依頼した場合、要件定義からサービスの構築まで2〜3ヶ月は掛かってしまうでしょう。そもそも他社の場合、クラウド環境の構築と運用保守がセットになっている場合が多いため、運用保守だけを切り出すことができないケースも珍しくありません。

2点目が、クラウドの技術や機能の進化を常にアップデートし、キャッチアップしていることです。「AWS総合支援サービス」で扱っているAWSは、日々サービス内容や機能がアップデートされており、同時にお客さまからの要件もどんどん高度化しています。つまり、一度サービスの仕様を定めても、5年、10年もそのまま継続することはできないのです。そのため、弊社からもAWSに関する最新情報を共有し、一緒に議論させていただくことで、常に最先端のサービスを提供いただいています。

3点目が、24時間・365日の監視、保守対応です。NTT東日本社には、法人向けネットワークサービスや通信サービスの監視、保守を担ってきた人材が多数在籍されています。そうした経験豊富な方々がクラウドの監視、保守対応にシフトされていることで、充分なリソースを確保していると伺いました。

(田邉さま)

3. 「クラウド運用」の取り組み状況

中小企業やエンタープライズ企業の一部門を中心に約200社と取り組み

NTT東日本社の「クラウド運用」を活用した「AWS総合支援サービス」は現在、約200社ほどにご提供しています。いまや社内の基幹系システムをAWSで構築する企業も珍しくなく、ICTに先進的な企業以外にもさまざまな業種・業界のお取り組み実績があります。企業規模としては、主に中小企業やエンタープライズ企業の一部門(サーバは50〜70ほど)であるケースが多く、キャンペーン系のサイトといった期間限定の案件も多いです。

(田邉さま)

ネクストモードさまの「AWS総合支援サービス」における「クラウド運用」の役割

弊社にはAWSに精通したエンジニアが多数在籍しており、「AWS総合支援サービス」では主にお客さまのインフラ構築や平日日中帯の運用支援サービスを担当しています。ただ、インフラ構築後や休日・夜間帯のサポートにはどうしても人的リソースに限界があるため、NTT東日本社の「クラウド運用」を活用し、障害対応や運用支援をお客さまにご提供しています。

弊社でご支援しているお客さまは、クラウドに詳しいリソースの確保に悩みを抱えているケースがほとんどです。多くの場合で運用保守に漠然とした不安や悩みを感じられているため、「クラウド運用」による運用サポートはお客さまに受け入れていただきやすいですね。

(田邉さま)

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4. 導入後の成果

自前で監視、保守対応の体制を構築するには数年も必要なところ、クラウドビジネス連携でコストなく実現できた

「オンプレミスからクラウドへ」という大きな追い風もあり、「AWS総合支援サービス」の受注ペースは増加し続けています。「クラウド運用」のサービス内容はもちろん、「NTT東日本社が運用をサポートしてくれる」という安心感が背景にあるものだと考えています。

また、セキュリティ要件が厳しいお客さまや、災害対策やBCP対策といった要求事項が多いお客さまにとっても、NTT東日本社が提供する「クラウド運用」は安心いただける要因になっていますね。

最近の印象的なエピソードですと、AWSのインフラ周りを担当していたエンジニアが退職されてしまったお客さまがいらっしゃいました。自社で運用保守ができなくなったことに、とても不安を覚えていたそうなのですが、まず弊社が相談窓口として対応したこと、そしてNTT東日本社の「クラウド運用」によるサポート体制にとても満足いただき、無事にお客さまに価値を提供できた、という確かな実感がありました。(鮎澤さま)

弊社にとっての成果は、運用保守を担当するエンジニアを自社で採用することなく、24時間・365日の監視、保守対応をお客さまにご提供できることです。運用保守を担うエンジニアを自社で確保するためには、採用から教育、そして管理のコストが発生するため、40名前後の弊社には負担が大きすぎます。仮に自前で監視、保守対応ができる体制を構築しようとすれば、おそらく数年かかるでしょう。

NTT東日本社との取り組みによって、コストをかけることなく24時間・365日の監視、保守対応サービスをご提供できています。

(田邉さま)

5. 今後のお客さまの展望

今後さらに増加するクラウド化と監視・保守のニーズにお応えしていくため、NTT東日本とサービス内容の改善や拡大に取り組みたい

スピーディに開発できること、柔軟な料金体系であること、そして開発のしやすさから、今後もさらにクラウド化の流れは加速していくものと考えています。政府も2018年に「クラウド・バイ・デフォルト原則」というクラウドサービスの利用を第一候補とする方針を打ち出しており、この考え方は民間企業にも浸透していくはずです。

今後さらに増加するクラウド化と監視・保守のニーズにお応えしていくため、NTT東日本社とはサービス内容の改善や拡大に取り組んでいきたいと考えています。

たとえば、現在のお客さまはオンプレミスからクラウドへ移行したケースが多いのですが、「そもそも運用ってなに?」というクラウドに対する理解から始めるお客さまの支援までできれば、さらなる事業拡大につなげることができるはずです。

また、昨今のサーバレス化やマイクロサービスといった新しい技術によるシステムに対してもケアができるサービスを模索していきたいですね。

(田邉さま)

6. おわりに

NTT東日本社のクラウドビジネス連携は、マネージドサービスをお客さまにご提供したいが、そのためのリソースが確保できていないという企業ととても相性がよいと思います。大企業ゆえにコンプライアンスが厳しいため、とても安心できる取引先ですし、お客さまも安心できるはずです。その一方で、若手のエンジニアの方も多く、安定だけでなく、今後の発展についても期待できます。安心してお任せできること、それがNTT東日本社のクラウドビジネス連携をおすすめできる理由ですね。

(田邉さま)

ネクストモード株式会社さま概要

弊社は、クラスメソッド社とNTT東日本のジョイントベンチャーです。

クラスメソッド社は、日本国内で最も多くのAWS全認定資格を保有するエンジニアが所属するAWSパートナーとしてアマゾン ウェブ サービス(AWS)から表彰を受けており、国内トップクラスのAWS技術力を強みとしています。

弊社では、クラスメソッド社が誇る技術力を活かした構築と、NTT東日本のクラウドビジネス連携による安定したサポート体制を組み合わせた「AWS総合支援サービス」を提供しています。

(木下さま)

NTT東日本はさまざまな企業さまとのパートナリングを通じて、クラウドビジネス市場の拡大とパートナーさまのクラウドビジネス拡大をこれからも支援していきます。

「あなたのクラウドビジネスにNTT東日本の力を」

  • 文中記載の組織名・所属・肩書き・取材内容などは、すべて2023年7月時点(インタビュー時点)のものです。
  • 事例はあくまでも一例であり、すべてのお客さまについて同様の効果があることを保証するものではありません。
  • Amazon Web Services(AWS)および記載するすべてのAmazonのサービス名は、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。

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