- 複数のパッケージシステムを組み合わせて構成しており、それぞれのシステムを自由に連携・構築できる環境ではなかった
CASE STUDY
AWS導入で個々のSaaSを連携させ、データ活用・デジタルマーケティングの仕組みを構築し、新しい層の顧客を獲得した事例
クラウド移行で失敗しないためのお役立ち導入事例8選
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業種 | 卸業 |
---|---|
従業員数 | 110名 |
本社所在地 | 千葉県千葉市 |
主な事業内容 |
日本酒・ワイン・本格焼酎・その他酒類全般・調味料等の業務用卸、一般小売 ワインの輸入、日本酒・本格焼酎・梅酒・果実酒等の輸出 酒造メーカー・飲食店への販売企画、提案、販売サポート、アイデア提供 飲食店向け及び一般向けのセミナー・イベント等の開催 樽熟成・氷温貯蔵等、独自ノウハウによる付加価値の創造 |
ホームページ | https://imadeya.co.jp/ |
導入サービス |
クラウド導入・運用サービス Amazon Web Services(AWS)リセール |
クラウド利用サービス |
Amazon EC2 Amazon RDS |
サービス導入時期 | 2021年11月 |
ご担当者さま | システム部 内海 秀隆さま |
- 以前にネットワーク環境を整備していただいた経緯があり、信頼できる会社だったため
- 日本で最も利用率が高く、信頼できるクラウドだったため
- SaaSとの連携がスムーズなのがAWSだったため
- SaaSとの連携により顧客データを分析し、顧客起点のサービス提供を実現できるようになった
顧客のニーズにあったサービス提供を実現するため、柔軟性の高いクラウドを導入した株式会社いまでやさま(以下、「いまでやさま」といいます。)の事例をご紹介します。
今回は、システム部 内海 秀隆さまにお話をお伺いいたしました。
NTT東日本のクラウド導入・運用サービスはこちらよりダウンロードできます。併せてご確認ください。
1. ご相談前の課題と背景
複数のパッケージシステムを組み合わせて構成しており、それぞれのシステムを自由に連携・構築できる環境ではなかった
パッケージシステムのみでECサイト管理、伝票、受注管理などをしていた為、仕組みが固定されてしまい実現したいことができる環境ではありませんでした。
本来、異なるシステム同士の連携を行い、データの共有・処理を行い顧客に寄り添ったサービス構築をしたい意図がありました。
しかし、異なるSaaSとの連携の場合、API連携できるシステムが限られていたり、自由にカスタマイズできる仕様でなかったりと不便な点がありました。
今後、社内でもEC化率を高めたり、店舗とオンラインショッピングをシームレスな環境にする動きを目指していたため、システム環境を再構築することにしました。
(内海さま)
NTT東日本ではクラウド導入に関するご相談を承っております。こちらよりお気軽にご相談ください。
2. AWSを選んだ理由
NTT東日本さまも自社のサービス基盤でAWS環境を利用しており、SaaSとの連携がスムーズだったため
AWSを選んだ理由
“日本での利用率が高く、NTT東日本さまでも自社のサービス基盤でAWSを利用していたため”
いくつかのクラウドシステムを検討しましたが、日本での利用率が最も高く、NTT 東日本さまも自社のサービス基盤でAWSを利用していることを知りAWSを選びました。
顧客情報や社内システムの連携を行うため、信頼できるシステムを探していました。
日本でも大手企業や公共機関が利用しているため、実績・信頼性共に安心して利用できると考えました。
さらにNTT東日本さまも自社のサービス基盤に一部AWSを利用していることを知り、ご提案して頂ける会社が実際に利用していることが信頼できる大きな要素でした。
“SaaSとの連携がスムーズにできるため”
SaaSとの連携がスムーズで柔軟性の高いクラウドであることも選んだ理由の1つです。
弊社では、個々のSaaSシステムを組み合わせており、柔軟にシステムの変更や組み合わせを実現できない環境にありました。
ですが、AWSを導入することでSalesforceやShopifyなどのシステム連携を可能にしています。
具体的には、自社の会員情報をAWSで集約し、マーケティング施策に活かしています。
結果として、データを活用したマーケティング施策やECサイトの仕様変更が可能となりました。
SalesforceやShopifyで取得する情報をAWSで管理し、マーケティング施策などに生かすことができるため、AWSを選んでよかったと感じています。
(内海さま)
【構成図】
3. NTT東日本を選んだ理由
以前にネットワークで環境を整備していただいた経緯があり、信頼できる会社だったため
信頼性の高いネットワーク環境を構築して頂いたため
NTT東日本さまは、社内のネットワーク構築において信頼していた会社だったため、選定に時間はかかりませんでした。その会社がクラウドを構築するサービスを提供しているので安心して選ぶことができました。
今回のシステム再構築のプロジェクトでは、顧客データを扱うためネットワークからクラウドまでセキュリティの高い環境にする必要があります。
ネットワークのプロフェッショナルとして実績や信頼があるNTT東日本さまとクラウドを構築するのは、物凄く安心感がありました。
実際にAWS構築をNTT東日本さまに依頼し、導入から構築過程で丁寧に相談に乗って頂きスムーズに構築することができました。
(内海さま)
NTT東日本ではクラウド導入に関するご相談を承っております。こちらよりお気軽にご相談ください。
4.クラウド・AWS導入後の成果
SaaSとの連携により顧客データを分析し、顧客起点のサービス提供を実現できるようになった
成果①購買データを活用し、新しい層の顧客獲得を実現した
システム連携を行い、購買データの分析・活用をすることでマーケティング活動の効率化・最適化を実現した。
成果②ECサイトの仕様変更が可能となり、ユーザーが使用しやすいサイトを実現した
AWSを利用し、ECサイトの仕様変更が可能となり、ユーザー視点の仕様へ変更できるようになった。
購買データを活用し、新しい層の顧客獲得を実現した
AWS環境とSaaSとの連携を行うことで、購買データや顧客データを取得し分析ができるようにしています。
具体的には、Salesforceと顧客データを連携させ、商品を購入している顧客層を分析しています。
その分析結果を元にWEB広告やメルマガ配信等を行い、新しい層の顧客獲得を実現しました。
今までは、店舗の購買データのみでビジネスを行っており、男性層が自社のメイン顧客層と考えていました。ですが、顧客データの分析を進めると広告から獲得できる層は、女性層が多いと判明しました。
現在は試験的に女性にも好まれるお酒のサブスクリプションサービスを行っており、 オンライン上で新たな顧客層を獲得できています。
従来では、実現し得なかったことがAWS導入を通して実現し、ビジネスが飛躍的に成長していると実感しています。
(内海さま)
ECサイトの仕様変更が可能となり、ユーザーが使用しやすいサイトを実現した
従来では実現しなかったECサイトの仕様変更ができるようになりました。
既存システムではできない、商品購入時のレビューなどの機能追加ができるようになりECサイトの使いやすさを向上させています。
さらにECサイトとアプリの連携を可能にしているため、オンライン上の決済と実店舗での決済を共有可能にしています。
ポイントや会員ランクをECサイトと実店舗でも共通して利用できるようにすることで、オンラインと店舗のシームレスなサービス構築を実現できるようになりました。
(内海さま)
出典:はじめの100本
5. クラウド・AWSを導入し、今後挑戦していきたいこと
DX化を通して顧客起点のサービスを推進していきたい
今後、挑戦していきたいことはデジタル化を通してお客さまにあった最適なお酒の提供を実現したいです。
お客さまのデータを集約し、分析できる仕組みが整いました。
これからよりお客様にあった質の高いお酒を提供できる仕組みにしていきたいです。
例えば、アプリやECサイトでお客様毎に適したお酒を紹介できる仕組みです。
お客さまの趣向やこれまでの購入データを活用し、お客様にとってより良い商品が提供できる仕組みを目指しています。
現在は、AWSを活用しお酒SNSやAIを活用したお酒診断を開発中です。
これまでにないサービスを通してより多くの方に自分にあったお酒に出会って頂きたいです。
(内海さま)
6. これから取り組む方へのアドバイス
アフターコロナを見据えてクラウドの導入へ踏み切った方がいい
弊社のような一人一人に洗練されたお酒を提供する会社でデジタル化を推進している会社は多くありません。
酒屋とITは少しかけ離れているイメージがあるかと思いますが、今までの施策を通してクラウドの導入は実施したほうがいいと思います。
弊社は、アフターコロナを見据えてEC化やデジタル化をさらに進めていきます。
これからどんどん進んでいくデジタル化の波に飲まれないよう最前線で走り続けたいと思います。
もし、何を始めたらいいかお困りでしたら弊社の施策をご参考までに見て頂いたり、NTT東日本さまに相談することも一つの選択肢だと思います。
(内海さま)
7. おわりに
クラウド導入を検討されている方は、NTT東日本へご相談ください
システム連携やどのシステムを入れることが自社にとって最適なのか、お困りの方は多いのではないでしょうか。
AWSを活用すれば、いまでやさまのようにSaaSを連携させ、社内システムの最適化を実現することができます。
今まで以上に顧客起点のサービス提供をするためにデータの蓄積や分析が重要な一要素としてあげられます。
既存システムの連携や顧客起点のサービス設計にするためにもクラウド環境の構築をお勧めします。
NTT東日本では、ネットワークからクラウド構築までを包括して対応できるため、ワンストップで完結することができます。
- 既存システムの連携を強化したい
- クラウドを活用してデータの蓄積や分析を行えるようにしたい
- これまでのビジネスを一新させたい
上記で悩んでいる方は、まずNTT東日本に問い合わせてください。
- 文中記載の組織名・所属・肩書き・取材内容などは、すべて2022年5月時点(インタビュー時点)のものです。
- 事例はあくまでも一例であり、すべてのお客さまについて同様の効果があることを保証するものではありません。
- Amazon Web Services(AWS)、Amazon VPC、AWS Direct Connect、Amazon EC2、Amazon EBS、Amazon S3は、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。
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