Azure PortalやAzureへのその他のアクセス方法

一般にクラウド事業者はクラウド基盤へアクセスする方法を複数提供しており、クラウド利用者はその時々に応じて適切なアクセス方法を選ぶことができます。
Microsoft Azureを含む主要なパブリッククラウド事業者は多くのサービスで(ポータル|Webコンソール、コマンドライン、API|SDKの3つのアクセス方法を提供しており、これらのアクセス方法はそれぞれGUI(グラフィカルユーザーインタフェース)、CLI(コマンドラインインタフェース)、API(アプリケーションインタフェース)に対応してします。
この記事では、Microsoft Azureによって提供されるサービスへのアクセス方法の一つである「Azureポータル」について主に解説すると共に、他のアクセス方法についても紹介します。

Azure ポータルについて

サインイン

AzureポータルはWebベースのインタフェースを備えており、Azureポータルを利用するにはサインイン(ログイン)する必要があります。
Azureポータルへサインインするには、ブラウザを起動してMicrosoft AzureのWebサイトへアクセスしてからヘッダーナビゲーションに表示される「サインイン」をクリックするか、あるいは、下記のURLへ直接アクセスします。
https://portal.azure.com/別ウィンドウで開きます

サインインページが表示された後、サインアップの時に登録したメールアドレスを入力してから「次へ」ボタンをクリックします。

パスワードの入力ページが表示された後、サインアップの時に登録したパスワードを入力してから「サインイン」ボタンをクリックします。

なお、必要に応じて「サインインしたままにする」にチェックを入れることにより、一定期間にわたってメールアドレスとパスワードを入力することなくAzureポータルを利用することができるようになります。
サインインに成功すると、Azureポータルのホーム画面が表示されます。

画面構成

Azureポータルの画面は(a)トップバー、(b)サイドバー、(c)メインコンテンツの3つから構成されます。
(a)トップバーは、サイドバーの表示/非表示切替ボタン、Microsoft Azureのロゴ、検索フォーム、6つのボタン、アカウントから構成され、Azureサービスの利用を開始するための出発点となります。
(b)サイドバーは、リソースの作成、ホーム、ダッシュボード、すべてのサービス、お気に入りから表示され、利用したいAzureサービスを選択するためのリストを提供します。
(c)メインコンテンツは、仮想マシンの一覧や仮想マシンの起動フォームなど、画面ごとに固有のコンテンツを表示します。
さらに、多くのサービスのメインコンテンツは、パンくずリスト、サービス名などを表示するヘッダー、アクションボタン、フィルター、リソース一覧から構成され、共通のルック&フィールを備えています。

リソースの作成方法

リソースを作成するには、サイドバーを表示して利用したいサービスを選択するか、あるいは、トップバーの検索フォームにサービス名を入力するかしてサービスのトップ画面を表示します。

サービスのトップ画面が表示された後、アクションボタンに含まれる「追加」ボタンをクリックし、リソースの作成画面を表示します。

リソースの作成画面が表示された後、必要事項を入力または選択してから「確認および作成」ボタンをクリックします。

作成するリソースの内容が表示された後、内容を確認してから「作成」ボタンをクリックします。

リソースの作成に成功すると、サービスのトップ画面のリソース一覧に作成したリソースが表示されます。

Azureへの他のアクセス方法

前段では、Azureポータルへサインインする方法や画面構成、リソースの作成方法について解説しました。
Azureポータルはサービスを利用するためのグラフィカルユーザーインタフェースを備えており、Azureポータルを使うことによって、特に初めて利用するサービスなどの場合は、管理の負荷を下げることができます。
しかしながら、Azureポータルはオペレーターによる操作を必要とするため、大量のリソースを作成するなどの状況では他のアクセス方法が適している場合があります。
以下、Azureポータル以外のアクセス方法としてAPI|SDKとコマンドラインについて解説します。

API|SDK

AzureではHTTPSでアクセス可能なAPIが提供されており、APIのエンドポイントにHTTPSリクエストを送信することによってAzureポータルと同様にAzureサービスへアクセスしてリソースを操作することができます。
操作の内容はHTTPSリクエストのメソッド(例: GET, POST, PUT, DELETE)、パス(例: /pathname)、クエリ文字列(例: ?search=1)、ヘッダー(例: Authorization, x-ms-date, x-ms-version)として記述されるか、あるいは、テキストまたはバイナリとしてリクエストボディに含まれます。
通常、AzureのAPIのエンドポイントにHTTPSリクエストを直接送信することはなく、多くの場合、プログラミング言語ごとに提供されるソフトウェア開発キット(software development kit: SDK)を利用します。
SDKを利用することによってプログラムからAzureサービスへアクセスすることができるため、大量のリソース作成を自動化するなどの状況では力を発揮する反面、簡単な操作を1〜2回行うなどの状況ではAzureポータルや次に説明するコマンドラインの方が適している場合があります。

コマンドライン

Azureでは「Azure CLI」と呼ばれるコマンドラインのソフトウェアが提供されており、Azure CLIでコマンドを実行することによってAzureサービスへアクセスしてリソースを操作することができます。
Azure CLIを使用するには、インストーラーやパッケージ管理ソフトウェア(例: yum、apt)を用いてマシンへAzure CLIをインストールするか、Azureポータルで提供されるAzure Cloud Shellにアクセスします。
なお、マシンへAzure CLIをインストールする場合、コマンドを実行するにはWindowsの場合はPowerShellやコマンドプロンプトを使用し、Mac/Linuxの場合はターミナルを使用します。
コマンドラインのメリットとして、操作内容の記録や共有が容易である点に加え、実行するコマンドが記述されたスクリプトファイルを作成・実行することでSDKを使用する場合と同様に操作を自動化できる点があります。
しかしながら、自動化に複雑な手続きが含まれる場合はSDKを利用する方がより簡単に目的を達成できる場合もあります。 また、キーボードよりもマウスによる操作に慣れたユーザーにとってはコマンドラインを使用するのは敷居が高い場合もあります。

おわりに

それぞれのアクセス方法には一長一短があり、どのアクセス方法が適しているかは状況によって異なります。
したがって、それぞれのアクセス方法の基本を身につけ、状況に応じて適切なアクセス方法を使い分けることが望まれます。

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