COLUMN
【成功事例3選】攻めのITとは|攻めのITへの4ステップ
「攻めのITとは何だろう」
「攻めのITにするにはどうすればいいんだろう」
そうお考えではありませんか?
結論からお話しすると、攻めのITとは以下のようなことです。
「守りのIT」は、作業の効率化やコストカットのためにITを取り入れることなのに対して、「攻めのIT」はITを活用し新しいビジネスによる利益の拡大や新規顧客の獲得を指します。
実は経済産業省の発表では、2025年までに「攻めのIT」へと転換しないと、それ以降毎年最大で12兆円ずつの赤字が出ていくと発表されているのです。
世界的に攻めのIT化(DX化)が進んでいるため、今の現状を維持していては世界から置いて行かれてしまいます。
そうならないために、攻めのITとは何なのかを理解し、攻めのITへと変革していく必要があります。
この記事では、
◉攻めのITとは何か
◉攻めのIT投資の成功事例3選
◉攻めのITに転換する4つのステップ
◉攻めのITにするにはクラウドサービスがおすすめな理由
◉攻めのITに転換するためにおすすめなクラウドサービス3選
◉攻めのIT化ならサポート会社がおすすめ
について解説していきます。
この記事を最後まで読むと、攻めのITとは何なのか・攻めのITへ転換するにはどうすればよいかが分かります。
攻めのITに興味がある方は最後までお読みになってくださいね。
目次:
- 1.攻めのITとは
- 1-1.攻めのITとは
- 1-2.守りのITとは
- 1-3.攻めのITに転換する必要性「2025年の壁」
- 2.攻めのIT投資の事例3選
- 2-1.【小売業】2022年DXグランプリ!7年連続で選ばれているニチガス「日本瓦斯株式会社」
- 2-2.【機械業】2020年DXグランプリ!過去6回選ばれている「株式会社小松製作所」
- 2-3.【事例】アサヒグループホールディングス
- 3.攻めのITに転換する4つのステップ
- 3-1.【STEP1】IT導入期
- 3-2.【STEP2】置き換えステージ
- 3-3.【STEP3】効率化ステージ|守りのIT
- 3-4.【STEP4】競争力強化ステージ|攻めのIT
- 4.攻めのITを積極的に行っていくべき企業
- 4-1.世界進出している・世界進出を考えている企業
- 4-2.大企業・上場企業
- 4-3.新しい商品やサービスなど新たな価値創出をしたい企業
- 5.攻めのITにするためにクラウドサービスがおすすめな理由
- 6.攻めのITに転換するためにおすすめなクラウドサービス
- 6-1.AWS
- 6-2.Microsoft Azure
- 6-3.Google Cloud
- 7.攻めのIT化ならサポート体制バツグンなパートナー会社への相談がおすすめ
- 7-1.パートナー会社とは
- 8.攻めのITへの転換なら導入実績が豊富でサポート体制抜群なNTT東日本「クラウドソリューション」へ
- 8-1.AWS・Azure認定のプロが中立的に提案・ご支援
- 8-2.150社以上の導入実績を持つ安心・信頼のおけるサポート
- 9.まとめ
1.攻めのITとは
ITへの投資は「攻め」と「守り」に分類されます。
ここでは「攻めのIT」とは何か、どんなことが攻めのITに入るのか、守りのITと比較しながら解説していきます。
1-1.攻めのITとは
攻めのITとは、ITを活用することで今までのビジネスの在り方を変え、新しいビジネスによる利益拡大、販売力アップ、新規顧客の獲得を目標とすることです。
このように、ITを利用して新しいビジネスモデルへ変換していくことを「攻めのIT」といいます。
1-2.守りのITとは
一方で、守りのITとは、今あるビジネスモデルを変えずに、ITによる作業の効率化やコスト削減を目指すことです。
このように、今あるビジネスモデルを変えずにコストカットや作業の効率化をすることを「守りのIT」といいます。
1-3.攻めのITに転換する必要性「2025年の壁」
「攻めのIT」と「守りのIT」の意味がお分かりいただけたかと思いますが、日本企業も攻めのITに転換していく必要があります。
攻めのITに転換する必要がある理由としては、今のままでは日本企業は世界に置いて行かれてしまうからです。
経済産業省が設置した研究会が2018年にまとめた「DXレポート」によると、2025年までにDX推進(IT化)が進まないと、2025年移行に毎年12兆円(2018年の3倍)の経済損失が出る可能性があると述べています。
これを「2025年の壁」と呼んでいます。
このようになってしまっている原因として、今の日本の多くの企業のレガシーシステム(老朽化・複雑化したシステム)が攻めのITに転換する足かせになっているのです。
出典:経済産業省
この老朽化・複雑化した現在のシステム構築を見直し、攻めのITへと変換していく必要があるのです。
2.攻めのIT投資の事例3選
前章では、攻めのITとはどういうものか解説しました。
しかし、攻めのITの概要が分かっても、具体的には企業でどういうことが取り入れられているのか、自社ではどういうことを取り入れていけば攻めのITになるのかが、いまいちピンときませんよね。
ここでは、攻めのIT投資の成功事例を3つ紹介します。
攻めのITとは具体的にどういうことを取り入れていくのか参考にしてみてくださいね。
2-1.【小売業】2022年DXグランプリ!7年連続で選ばれているニチガス「日本瓦斯株式会社」
日本瓦斯株式会社(ニチガス)は、総合エネルギー会社です。
ニチガスは2016年~2021年の7年間連続でDX銘柄に選ばれ、2022年はDX銘柄のグランプリになりました。総合エネルギー会社として先進的でユニークなIT化に取り組んでいます。
ニチガスの攻めのITへの取り組みとして、以下の2つのことが挙げられます。
ニチガスの攻めのITへの取り組み |
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それぞれ解説していきますね。
2-1-1.取り組み その1「IoTでLPガスの容器交換を変革:スペース蛍」
「スペース蛍」は、ガスメーターをオンライン化するIoT機器のことです。
スペース蛍でできること |
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スペース蛍を導入して変わったこと |
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スペース蛍をガスメーターに取り付け、オンライン化したことで検診業務のコストカットや、正確なデータ取得による安定したガスの製造・供給が可能になりました。
2-1-2.取り組み その2「LPG託送 夢の絆」
「LPG託送」とは、ガスの検診~ガスの製造・充填までの一連のサイクルで集めたデータをAIのディープラーニングによって分析・処理し物流の効率をアップするLPガス配送の仕組みです。
ニチガスはLPG託送の拠点として「夢の絆」と呼ばれる世界最大規模のLPガスハブ充填基地を建設しました。ここで、充填基地・スペース蛍・デポステーション・業務管理システム「雲の宇宙船」を連動して即時にデータを連携し、配送の効率化を図っています。
LPG託送「夢の絆」でできること |
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LPG託送「夢の絆」を導入して変わったこと |
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2-2.【機械業】2020年DXグランプリ!過去6回選ばれている「株式会社小松製作所」
株式会社小松製作所は「コマツ」という名前で知られており、パワーショベルやバックホーなど建設機械を製造する会社です。
コマツは創業100年を超える老舗の製造会社ですが、デジタル化においても製造業界を先導しています。これまで6回もDX銘柄として選ばれ、2020年にはグランプリになりました。
コマツの攻めのITへの取り組みとしては、大きく以下のことが挙げられます。
コマツの攻めのITへの取り組み |
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それぞれ解説していきますね。
出典:株式会社小松製作所
2-2-1.コマツの攻めのITへの取り組み その1「コムトラックス」
コムトラックスとは、コマツが開発した機械の情報を遠隔管理するためのシステムのことです。機械の稼働情報や警告情報を収集し、稼働管理やメンテナンス管理のサポートを行います。
具体的には、このようなことができます。
コムトラックスでできること |
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このように、コマツがコムトラックスというシステムを導入し、建設機械が初めてIT化したことで、機械の稼働状況が見える化し、作業効率が向上し、機械のメンテナンスがスムーズに行われるようになりました。
2-2-2.コマツの攻めのITへの取り組み その2「建設現場のDX スマートコンストラクション」
スマートコンストラクションとは、コマツが開発した建設現場のソリューションサービスです。
スマートコンストラクションでできること |
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【スマートコンストラクションの商品】
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ステレオカメラ搭載PC200i(ショベルカー) |
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トラックビジョン |
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2-2-3.攻めのITにした(DX化した)ことでどのように変わったか
攻めのITを取り入れたことで、このような変化がありました。
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このように、建設機器を製造する株式会社小松製作所では、建設機械に攻めのITを取り入れることで、建設現場で作業効率アップ・安全性アップ・正確性アップにつながる機械の製作を実現させています。
2-3.【事例】アサヒグループホールディングス
次の事例はビールやジュースなどの飲料水メーカーとして有名なアサヒグループホールディングスです。
アサヒグループはデジタル社会に向け、DX化促進のために2019年にグループ理念「Asahi Group Philosophy(AGP)」を制定し、「VC室(Value Creation室)」を設けました。
このVC室は、新しい価値の創出を目的として設立されました。
新しい価値を創出するためにはDXは必要不可欠。なぜなら、デジタル技術なしでも新しい価値が生み出せればそれでいい。
しかし、趣味嗜好が多様化するデジタル社会で、新しい価値創出を行うにはデジタルやデータを中心とした新しい技術の活用は不可欠であると考えているから。
アサヒグループの攻めのITへの取り組み |
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それぞれ解説していきますね。
2-3-1.取り組み その1 商品デザインパッケージの作成「AIクリエーターシステム」
アサヒグループではAIの技術を商品パッケージのデザイン作成に活用しています。
AIクリエーターシステムでできること |
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AIクリエータ―システムを導入して変わったこと |
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「AIクリエーターシステム」を活用することで、常に移り変わる世の中のトレンドを素早くキャッチし、お客さまの心に響くようなパッケージデザインを商品化できるようになりました。
2-3-2.取り組み その2 データ分析「Digital Experience Platform」
次にデータ分析をする「Digital Experience Platform」です。
アサヒグループは酒類の製造をはじめ、飲料水の製造、食品事業などさまざまな事業を展開しています。そんな特色を活かし、それぞれの会社が持っている膨大な顧客データを合わせて分析することで、消費者の生活に寄り添った新しい価値提供のために使用しています。
3.攻めのITに転換する4つのステップ
ここでは、「攻めのIT」に転換する4つのステップについて詳しく解説していきます。
攻めのITへ転換するためには以下の4つのステップがあります。
それぞれ解説していきますね。
3-1.【STEP1】IT導入期
ITを導入する前の、業務のすべてをアナログで行っている段階です。
例えば、以下のような状況です。
すべての管理をアナログで行っているため、書類の管理が重要になってしまい、書類がない場所だと作業ができない・書類をなくしてしまうと一大事になるということになります。
また会社内の連絡伝達も遅く、全員に伝わっているかも確認が難しく、クレーム処理も時間がかかります。
3-2.【STEP2】置き換えステージ
「置き換えステージ」は、事務処理などにパソコンを導入するなど、少しITを取り入れ始めた段階です。
例えば、以下のような状況です。
このように、業務にパソコンが使用されるようになった頃が置き換えステージとなります。
3-3.【STEP3】効率化ステージ|守りのIT
「効率化ステージ」は、業務の多くにITを取り入れる段階です。生産性の向上をテーマとし、効率化・自動化を目指し、業務フロー全体をITへ置き換えていきます。
例えば、以下のような状況です。
このように、「効率化ステージ」では業務フローにITが組み込まれ、効率的に作業できるようになっています。
ここは、冒頭でお話しした「守りのIT」の段階で、日本企業の多くがこの段階です。ここから「攻めのIT」へと一歩踏み出して次のステップへと移ることが求められています。
3-4.【STEP4】競争力強化ステージ|攻めのIT
「競争力強化ステージ」は、業務を効率化し生産性をアップするためのIT導入を終え、ITを利用し新しいビジネスモデルの構築と販売力アップ・新規顧客獲得をテーマとしています。
例えば、以下のような状況です。
このように、ITを利用することで新しいビジネスモデルの構築や、新規顧客の獲得や販売力アップを目指すのが「競争力強化ステージ」であり、ここが政府の目指す「攻めのIT」の段階となります。
現在日本企業は守りのITの段階が多いです。攻めのITへと転換するためには、業務の多くをシステム化し、業務に必要な情報をデータベース化する必要があります。
その上で、ITを新しい商品やサービス、ビジネスモデルの開発、競争力の強化に活用していくのです。
4.攻めのITを積極的に行っていくべき企業
経済産業省が2025年までにDX化(攻めのIT化)を推奨していますが、ここでは、「攻めのIT」を特に積極的に行っていくべき企業についてお話ししています。
攻めのITを特に積極的に行っていくべき企業の特徴は次の3つです。
それぞれ解説していきます。
4-1.世界進出している・世界進出を考えている企業
世界進出している・世界進出を考えている企業は攻めのIT化を積極的に取り組んでいきましょう。
その理由は、IT化は世界的に進んでいるからです。現に、1章の「2025年の壁」でもお話ししたように、このままIT化が進まないと日本企業は世界に取り残されてしまうと経済産業省も危惧しています。
それは、世界的な企業の方が日本企業よりIT化が進んでいるということなのです。
2章でお話しした攻めのIT成功事例の企業を見ても、「小松製作所」は建設機器メーカーとして世界で上位シェアを持っています。逆を言えば、建設機器にいち早くITを取り入れ建設現場の問題解決・作業効率化を図ったからこそ、現在も世界で活躍できているのです。
したがって、特に世界進出している・世界進出を目指している企業は、攻めのITを積極的に取り組む必要があります。
4-2.大企業・上場企業
大企業をはじめ、店舗数や従業員数が多い企業も積極的に攻めのITに取り組む必要があります。
なぜなら、大企業ほど作業工程や管理が複雑で、改革すべきところが見えづらくなっているからです。
実際に経済産業省が提唱するDX企業も、東京取引証券所に上場している企業から選定されており、大企業ほど攻めのITへ転換する必要があることが分かります。
こちらは2021年に、DX企業として選ばれた企業名と業種の一覧です。
企業名 |
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このように、業種関係なく、店舗数や従業員数が多い大企業、上場企業は特に攻めのITを取り入れていく必要があります。
4-3.新しい商品やサービスなど新たな価値創出をしたい企業
新しい商品やサービスなど新たな価値創出をしたい企業も、積極的に攻めのITに取り組む必要があります。
なぜなら、現代は趣味嗜好が多様化するデジタル社会になっており、新しい価値創出を行うにはデジタルやデータを中心とした新しい技術の活用は不可欠であるからです。
ITを使わなくても、新しい価値の創出ができれば問題ありませんが、周りがIT化して新しく変革していく中で、人間の経験や勘を元にしたアイデアだけで立ち向かっていくのは難しくなっているのです。
そこで、AIなどデジタル技術を使用することで、これまでの収集したデータ結果を元に新しいビジネスチャンスや製品の提案をしてくれるのです。
現に、2章で紹介した「アサヒグループホールディングス」は、新しい価値を創出するにはデジタルが不可欠ということで、デジタル化に積極的に取り組んでいます。
このように、新しい商品やサービスなど新しい価値創出をしたい企業は、積極的に攻めのITに取り組む必要があります。
5.攻めのITにするためにクラウドサービスがおすすめな理由
攻めのITにするためにクラウドサービスがおすすめな理由として、ビジネスアジリティの向上に素早く対応できるからという理由があります。
【ビジネスアジリティとは】 ビジネスアジリティとは、ビジネスの環境変化に迅速に対応する能力のこと。 |
冒頭でお話ししたように、「攻めのIT」は新しい商品やサービスの開発など新しいビジネスモデルを取り入れていくことを指します。
現代は環境が目まぐるしく変化し、ビジネスにおいても未来の予測が困難な状況です。このように日々変化している世の中で生き残る企業になるにはビジネスアジリティの向上が非常に重要です。
そしてビジネスアジリティを向上には新しいアイデアを生み出し、素早く事業化する体制が欠かせません。その臨機応変に素早く事業化できる体制を作れるのがクラウドサービスなのです。
オンプレミスの場合は、新しいサービスなどを作る時に、必要な機能が備わっていない場合は、システムを導入して構築するのに時間がかかってしまい、迅速さに欠けます。
一方でクラウドサービスは拡張性が高く、必要なシステムを必要な分だけすぐに導入することができるので、すぐに事業化することができるのです。
現代は新しいアイデアをすぐに事業化することが需要なので、拡張性が高く迅速に対応できるクラウドサービスがおすすめなのです。
6.攻めのITに転換するためにおすすめなクラウドサービス
攻めのITへと転換するには、クラウドサービスの導入がおすすめだということがお分かりいただけたでしょうか?
ここでは、おすすめのクラウドサービスを3つ紹介します。ここで紹介するのは3大クラウドサービスと呼ばれる次の3つです。
それぞれ解説していきますね。
6-1.AWS
AWSは、ネット通販や動画配信サービスで有名な「Amazon」が提供するクラウドサービスです。
AWSは歴史が長く、豊富なサービスが売りです。先ほどの図で見ても分かるように、AWSはクラウドシェアの35%近くをとっており、世界で一番利用されているクラウドサービスです。
もともとはAmazon自身のインフラを整備するために作られた自社サービスですが、それを他社向けに展開しています。
AWSサービスの特徴 |
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AWSの一番の特徴と言えば、他のどのクラウドサービスよりもサービスが豊富なことです。2022年時点のサービス数は220種類にもおよび、それぞれのサービスが豊富な機能を備えています。
AWSは、「想定できるあらゆるものを構築できる」と謳っています。こう断言できるのは、AWSを、アマゾンショッピングやアマゾンプライムなどの自社サービスで利用していることをはじめ、16年以上にわたり大企業や政府機関などへサービスを提供しているからです。
また、セキュリティも最高レベルで、軍隊や世界展開している銀行など高い機密性が求められる組織も利用しています。
AWSは常に最新テクノロジーの開発に努めており、革新させています。今後もその時代、その時代の最先端の技術を取り入れていくことが期待されるでしょう。
6-2.Microsoft Azure
AzureはWindowsを手がけるマイクロソフト社が提供するクラウドサービスです。
AWSやGoogle cloudと並び3大クラウドとサービスと呼ばれています。
コンピューティングやストレージ・セキュリティからデータ分析・AIまで多様なサービスを利用可能なAzureは、小売りサービス・製造業・金融サービスから医療・行政まで幅広い業界で活用されるクラウドサービスです。
Azureサービスの特徴 |
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6-3.Google Cloud
Google cloudは、Googleが提供するクラウドサービスです。
Amazonが提供するAWS、マイクロソフトが提供するAzureとともに3大クラウドサービスと呼ばれています。
検索エンジンのGoogleや、ストレージのGoogleドライブなど、Googleが展開するさまざまなサービスに利用されているサーバー基盤・データサービスといったインフラや分析・AIの技術などを、クラウド上で手軽に利用することができます。
Google cloudサービスの特徴 |
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7.攻めのIT化ならサポート体制バツグンなパートナー会社への相談がおすすめ
前章で、クラウドサービスを利用する際のおすすめ会社について紹介しました。
攻めのITへ転換するにはサポート体制がしっかりしているパートナー会社への相談がおすすめです。
ここでは、
- パートナー会社とは何なのか?
- おすすめのパートナー会社はどこがあるのか
について解説していきますね。
7-1.パートナー会社とは
パートナー会社とは、クラウドサービス事業者とパートナー契約を結び、クラウドサービス事業者のサービスを取り扱っている事業者のことです。
クラウドサービスを利用する場合、以下の2つの方法があります。
前述した通り、クラウドサービスを利用するならパートナー会社への相談がおすすめです。その理由は、パートナー会社に依頼すると専門資格を持った方がしっかりとサポートしてくれるからです。
クラウド会社と直接契約する場合、「どのサービスを利用するか・どのシステムとどのシステムを組み合わせるか」といったシステムの構築を、自社にITに詳しい方がいないとできません。
しかし、パートナー会社に相談すると、専門資格を持ったITに詳しい方に相談ができます。
「こういったことをしていきたいのだけどどうすればいいか?」などと相談をすることで、「これを取り入れることで、こういったサービスができるようになりますよ」「こういうこともできますよ」といったアドバイスをもらえます。
専門業者に相談することで、予算や今後の展開などを相談しながらIT化を進められるのでおすすめです。
8.攻めのITへの転換なら導入実績が豊富でサポート体制抜群なNTT東日本「クラウドソリューション」へ
攻めのITへの転換をお考えなら、導入実績が豊富でサポート体制抜群なNTT東日本「クラウドソリューション」へご相談ください。
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8-1.AWS・Azure認定のプロが中立的に提案・ご支援
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8-2.150社以上の導入実績を持つ安心・信頼のおけるサポート
NTT東日本は、これまで150社以上の導入実績があります。150社以上の導入をしてきたからこそ、あなたにあった攻めのIT化の方法をご提案できます。
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- ※Microsoft Azureは、Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。
- ※Google Cloudは、Google LLC の商標または登録商標です。
9.まとめ
いかがでしたか?
攻めのITとは何か分かり、攻めのITにするにはどうすればよいか判断できたと思います。
最後にこの記事をまとめますと
◎攻めのITとは
◎攻めのITへ転換する4つのステップは
STEP1:IT導入期
STEP2:置き換えステージ
STEP3:効率化ステージ
STEP4:競争力強化ステージ
◎攻めのITへの転換にクラウドサービスがおすすめな理由は
- 低コストだから
- 導入までが早いから
- 世界展開しやすいから
- トラブル対応は事業者に任せられるから
◎攻めのITへの転換におすすめなクラウドサービスは
- AWS
- Azure
- Google Cloud
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