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IaaSとは?仕組み・メリット・活用シーンを徹底解説|SaaS・PaaSとの違いと選び方までわかる

IaaS(Infrastructure as a Service)は、クラウドサービスの基本形ともいえる重要な仕組みですが、「SaaSやPaaSと何が違うのか」「自社で本当にIaaSを選ぶべきなのか」と疑問を感じている人もいるのではないでしょうか。

総務省の統計によると、2024年時点で日本企業の約80.6%がなんらかのクラウドサービスを活用しており、クラウド上のインフラを柔軟に活用する企業が急増しています。その中でIaaSは、サーバーやネットワークなどのインフラをクラウド上で自由に構築・管理できるサービスとして、情報システム担当者や開発者にとって重要な選択肢といえるでしょう。

本コラムでは、IaaSの基本的な仕組みから、SaaS・PaaSとの違い、具体的な活用シーン、メリット・課題、選定ポイントまでをわかりやすく解説します。自社に合ったクラウドサービスを選ぶための判断材料として、ぜひ参考にしてください。

参考:情報通信白書令和7年版|総務省

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1. IaaS(イアース・アイアース)とは?

IaaS(Infrastructure as a Service)とは、サーバーやストレージ、ネットワークなどのITインフラを、インターネット経由で利用できるクラウドサービスの形態です。

従来は、自社で物理サーバーを購入し、設置や配線、電源管理、故障対応などを行う必要がありましたが、IaaSではこれらのインフラをクラウド事業者が提供・管理するため、企業は必要な分だけ仮想サーバーを迅速に利用できます。

IaaSの大きな特徴は、OSやミドルウェア、アプリケーションを利用者側で自由に選択・構築できる点です。これにより、自社の要件に合わせた柔軟なシステム環境を構築できるため、既存システムのクラウド移行や新規サービスの基盤として広く利用されています。また、利用した分だけ料金が発生する従量課金制が一般的であり、初期投資を抑えながらスモールスタートできる点も大きなメリットです。

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2. 主要なIaaSサービスの具体例

以下では、代表的なIaaSサービスであるAWS、Microsoft Azure、Google Cloudの特徴について、それぞれ詳しく解説します。

※各サービスの情報は2026年3月時点のものです。

2-1. AWS(Amazon Web Services)

AWS(Amazon Web Services)は、Amazonが提供する世界最大級のクラウドサービスであり、2006年からITインフラをクラウド経由で提供しています。

企業はAWSを利用することで、サーバーやストレージ、ネットワークなどのITリソースをインターネット経由でオンデマンドに利用でき、必要に応じて数分で仮想サーバーを起動することが可能です。

AWSの特徴は、サービスの種類が非常に豊富で、仮想サーバー(Amazon EC2)、ストレージ(Amazon S3)、データベース、ネットワークなど幅広いインフラ機能を提供している点です。また、世界中に広がる大規模なデータセンター基盤を活用できるため、高い可用性と拡張性を実現できます。

さらに、AWSは従量課金制を採用しており、初期投資を抑えながら必要な分だけリソースを利用できるため、スタートアップから大企業まで幅広い組織で利用されています。

柔軟性と拡張性に優れているため、既存システムのクラウド移行や新規サービスの基盤として多く採用されているIaaSの一つです。

参考:Amazon Web Services の概要

2-2. Microsoft Azure

Microsoft Azureは、Microsoftが提供するクラウドサービスであり、IaaSとして仮想マシン、ストレージ、ネットワークなどのインフラをオンデマンドで利用できます。企業は物理サーバーを購入することなく、必要なインフラリソースをクラウド上で迅速に構築・拡張でき、柔軟なシステム運用が可能になります。

Microsoft Azureの大きな特徴は、Windows ServerやActive DirectoryなどMicrosoft製品との親和性が高い点です。これにより、オンプレミスのWindows環境からクラウドへの移行をスムーズに進めやすく、既存の社内システムとの連携が容易です。また、仮想マシンの監視やログ分析などの運用管理機能も充実しており、クラウド環境全体のパフォーマンスや状態を可視化できます。

さらに、Microsoft Azureはオンプレミスとクラウドを組み合わせた柔軟なシステム構成を実現できるため、既存環境を活かしながら段階的にクラウド化を進めたい企業に適しています。

参考:What is Infrastructure as a Service (IaaS)? | Microsoft Azure

2-3. Google Cloud

Google Cloudは、Googleが提供するクラウドサービスであり、代表的なIaaS機能として「Compute Engine」があります。Compute Engineでは、Googleのインフラ上で仮想マシンを作成・実行でき、LinuxやWindowsなどのOSを自由に選択してシステムを構築可能です。

また、Google Cloudの仮想マシンは、Googleが運用する高性能なデータセンターとネットワークを利用しており、高い処理性能と安定性を備えています。ユーザーはGoogle CloudコンソールやAPIを利用して仮想マシンの作成や管理を行うことができ、自動化やスケーリングも容易に実現できます。

さらに、Google Cloudは大規模サービスを支えるGoogleの技術基盤を活用しており、Webサービス、データ分析基盤、アプリケーション開発など幅広い用途に活用可能です。オンプレミス環境からの移行や新規システム構築の基盤として、多くの企業で採用が進んでいる代表的なIaaSサービスの一つです。

参考:Compute Engine の概要 | Google Cloud Documentation

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3. クラウドサービスのIaaSとPaaS・SaaSの違い

クラウドサービスは提供範囲によって、IaaS、PaaS、SaaSの3つに分類されます。それぞれ「どこまでをクラウド事業者が管理し、どこからを利用者が管理するか」が異なり、この違いは、システムの自由度、運用負荷、導入スピードに大きく影響します。

自社に適したサービスを選ぶためには、それぞれの特徴と責任範囲を正しく理解することが重要です。

  • 横にスクロールします
IaaS PaaS SaaS
提供範囲
  • 仮想サーバー
  • ストレージ
  • ネットワーク
  • インフラ
  • OS
  • 実行環境
アプリケーション
OSの管理 利用者が管理 事業者が管理 事業者が管理
アプリの管理 利用者が管理 利用者が管理 事業者が管理
自由度 高い 中程度 低い
運用負荷 高い 中程度 低い
主な用途
  • 既存システム移行
  • 自由な構成が必要な環境
アプリケーション開発・実行
  • メール
  • グループウェア
  • CRM など

IaaSは、仮想サーバーやネットワークなどのインフラのみを提供するサービスです。OSやアプリケーションは利用者が自由に構築できるため、既存システムのクラウド移行や、細かな要件に対応した環境構築に適しています。その一方で、OSの更新やセキュリティ対策などの運用管理は自社で行わなくてはなりません。

PaaSは、インフラに加えてOSやアプリケーションの実行環境までをクラウド事業者が提供するサービスです。開発者はサーバー管理を意識せずにアプリケーションの開発と実行に集中できます。開発効率を重視する場合に適していますが、OSやミドルウェアの自由度はIaaSより制限されます。

SaaSは、完成されたアプリケーションをインターネット経由で利用するサービスです。メールやオンラインストレージ、顧客管理システムなどが代表例です。インフラや運用管理を意識する必要がなく、導入後すぐに利用できますが、システム構成を自由に変更することはできません。

このように、自由度を重視するならIaaS、開発効率を重視するならPaaS、運用負荷を最小限にしたい場合はSaaSが適しています。自社の技術力や運用体制、システム要件を踏まえて適切なクラウドサービスを選択することが重要です。

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4. IaaSのクラウドサービスの活用シーン

IaaSは、サーバーやネットワークといったインフラをクラウド上で柔軟に構築できる仕組みです。物理機器を購入せずに仮想環境を迅速に用意できるため、短期的なアクセス増加への対応や、新規サービスの立ち上げ、検証環境の整備など幅広い用途で活用されています。

ここでは、実務で特に利用される代表的なシーンについて具体的に整理します。

4-1. キャンペーンサイト

テレビCMやSNS施策と連動するキャンペーンサイトでは、短期間にアクセスが急増するケースが珍しくありません。オンプレミスでサーバーを増強する場合、機器調達や設置に時間がかかります。

一方、IaaSでは仮想マシンを数分単位で起動でき、需要に応じてリソースを拡張可能です。たとえば、Amazon EC2では必要なときにインスタンスを追加し、負荷分散と組み合わせることで可用性を高められます。

キャンペーン終了後は縮小できるため、過剰投資を防げる点は大きなメリットです。ただし、増強したリソースを戻し忘れると不要なコストが発生します。オートスケーリングやコスト監視を活用し、需要に応じて自動調整する設計が重要です。

4-2. ゲーム・アプリ運営

オンラインゲームやモバイルアプリでは、安定稼働とパフォーマンス最適化が事業継続の前提になります。IaaSを利用すれば、OSやミドルウェアのバージョン、ネットワーク構成、ストレージ性能などを細かく設計できます。

負荷試験に基づいてCPUやメモリを選定し、ピーク時のみスケールアウトする構成も可能です。さらに、複数リージョンに分散配置することで障害耐性を高められます。一方で、パッチ適用やバックアップ設計、監視体制の構築は利用者側の責任です。

ログ収集やアラート設計を事前に整備し、障害検知から復旧までの手順を標準化しておくことが、ユーザー体験を守るうえで大切です。

4-3. ECサイト

ECサイトでは、個人情報や決済情報を扱うため、可用性とセキュリティの両立が不可欠です。IaaSでは、仮想ネットワーク(VPC)を構築し、公開領域と非公開領域を分離する設計が行えます。

Webサーバーは外部公開し、データベースは内部セグメントに配置することで、情報セキュリティリスクの抑制が可能です。加えて、ファイアウォール設定やアクセス制御、暗号化ストレージなどを組み合わせることで防御層を多重化できます。

ただし、設定ミスがあれば情報漏えいにつながりかねません。責任共有モデルを理解し、自社が担うセキュリティ範囲を明確にしたうえで設計・運用する姿勢が求められます。

4-4. アプリケーション開発・テスト

開発や検証環境では、短期間だけサーバーを利用したい場面が多くあります。IaaSは従量課金制が基本であり、利用時間やリソース量に応じて費用が発生します。これにより、本番同等の検証環境を必要な期間だけ用意できます。不要になれば停止や削除ができるため、初期投資を抑えたスモールスタートが可能です。

ただし、削除し忘れた仮想マシンや未使用ディスクがコスト増の要因になります。予算アラートやリソース棚卸しのルールを整備し、チーム単位で管理する体制が重要です。クラウドの俊敏性を活かすには、技術面だけでなく運用プロセスの最適化も欠かせません。

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5. IaaSを導入するメリット

IaaSを導入するメリットとしては、主に以下の4点が挙げられます。

  • サーバー調達の手間を省ける
  • 初期コストを抑えられる
  • システム構成の自由度が高い
  • BCP・災害対策を強化できる

それぞれについて具体的に解説します。

5-1. サーバー調達の手間を省ける

IaaSでは、オンプレミス型のように自社でサーバーを調達・設置する必要がありません。クラウド上のインフラを利用するため、必要なサーバーをオンライン上ですぐに用意できます。

従来のオンプレミス環境では、サーバーの選定から発注、納品、設置、設定まで多くの工程が必要でした。特に企業向けサーバーは納期が長く、システム導入までに数週間以上かかる場合もあります。

一方、IaaSではクラウド管理画面やAPIから仮想マシンを即座に作成可能です。たとえば、Amazon EC2では数分で仮想サーバーを起動でき、OSやスペックも用途に応じて選択可能です。この迅速性により、新規プロジェクトや検証環境の立ち上げを大幅に短縮できます。

結果として、インフラ準備にかかる時間を減らし、開発やサービス提供といった本来の業務に集中しやすくなるでしょう。

5-2. 初期コストを抑えられる

物理サーバーを自社で保有する場合、ハードウェア購入費用に加え、設置場所の確保、電源設備、保守契約などの初期費用が必要になります。

IaaSではこうした設備投資が不要であり、仮想マシンやストレージを利用した分だけ料金を支払う仕組みです。このため、初期費用をほぼゼロに抑えた状態でシステム運用を開始できます。

特にスタートアップや新規事業では、需要に応じて段階的にリソースを拡張できる点が大きな利点です。また、設備を資産として保有しないため、減価償却や更新計画の負担も軽減されます。

ただし、利用量が増えると月額費用も増加するため、予算管理やコスト監視を行う体制が不可欠です。

5-3. システム構成の自由度が高い

IaaSは、OS、ミドルウェア、ネットワーク構成などを利用者が自由に設計できる点が大きな特長です。

LinuxやWindowsなど複数のOSを選択できるほか、CPUやメモリ、ストレージ性能も用途に応じて調整できます。この柔軟性により、既存システムをそのままクラウドに移行する「リフト&シフト」や、特殊な要件を持つアプリケーションの運用にも対応できます。また、ネットワーク分離や負荷分散などの高度な構成も実現可能です。

一方で、セキュリティ設定やパッチ適用は利用者側の責任範囲です。設計段階からセキュリティポリシーを明確にし、適切なアクセス制御や監視体制を整備することが安定運用につながります。

5-4. BCP・災害対策を強化できる

IaaSは、事業継続計画(BCP)や災害対策の強化にも有効です。クラウド事業者は複数のリージョンやデータセンターを運用しており、システムを異なる地域に分散配置できます。これにより、一つの拠点で障害や災害が発生しても、別の拠点でサービスを継続することが可能です。

オンプレミスで同様の冗長構成を構築するには大きな投資が必要ですが、IaaSでは比較的容易に実現できます。また、バックアップやスナップショット機能を活用することで、障害発生時の復旧時間の短縮につながります。

ただし、冗長構成は設計と検証が重要です。フェイルオーバーが正常に動作するか定期的にテストを行い、実際の障害に備えておく必要があるといえるでしょう。

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6. クラウドサービスでIaaSを選択する際のポイント

IaaSは自由度が高く、既存システムの移行や柔軟なインフラ構築に適したクラウド形態ですが、その分、運用管理やセキュリティ対策は利用者側の責任となります。そのため、単に性能や価格だけで判断するのではなく、自社の目的や運用体制、長期的なコストを含めて総合的に評価することが重要です。

以下では、IaaSの導入を検討する際に押さえておくべき主要な判断ポイントを解説します。

6-1. 導入目的を明確にする

IaaSを選択する際は、まずクラウド導入の目的を明確にすることが重要です。

たとえば、既存のオンプレミス環境をそのままクラウドに移行する「リフト&シフト」を行う場合、OSやネットワーク構成を自由に設計できるIaaSが適しています。また、新規サービスの迅速な立ち上げや、一時的な検証環境の構築にも適しています。

IaaSでは仮想サーバーを短時間で作成できるため、ビジネスの変化に迅速に対応可能です。一方で、目的が不明確なまま導入すると、不要なリソースを利用し続けてコストが増加する可能性があります。

導入前に、移行対象のシステム、求められる性能、運用体制などを整理し、IaaSが適切な選択であるかを判断することが重要です。

6-2. PaaSと慎重に比較する

IaaSとPaaSはどちらもクラウドサービスですが、管理範囲と運用負荷が大きく異なります。

IaaSではOSやミドルウェアの管理を利用者が行うため、高い自由度がありますが、パッチ適用や監視などの運用作業も自社で対応しなければなりません。

一方、PaaSではOSや実行環境の管理をクラウド事業者が担うため、利用者はアプリケーション開発に集中できます。

たとえば、独自のシステム構成が必要な場合や既存システムをそのまま移行する場合はIaaSが適していますが、開発効率を重視する場合はPaaSが適切といえるでしょう。

自社の技術力や運用体制を踏まえ、どこまでを自社で管理するかを基準に選択することが重要です。

6-3. 情報セキュリティ対策をする

IaaSでは、クラウド事業者と利用者が情報セキュリティ責任を分担する責任共有モデルが採用されています。

クラウド事業者はデータセンターや物理インフラの安全性を確保しますが、仮想マシンの設定やアクセス制御は利用者が管理しなくてはなりません。たとえば、ネットワークの公開範囲を適切に制限しなければ、不正アクセスのリスクが高まります。

また、アクセス権限の管理やデータの暗号化、バックアップの設定も重要です。セキュリティ対策は運用開始後ではなく、設計段階から組み込む必要があるといえるでしょう。

最小権限の原則やネットワーク分離を適用し、継続的な監視と更新を行うことで、安全なクラウド環境を維持できます。

6-4. 長期的なコストメリットを確認する

IaaSは初期費用を抑えて導入できる一方で、利用方法によっては運用コストが増加する可能性がある点に注意しましょう。仮想マシンやストレージは利用している限り課金されるため、不要なリソースを放置すると無駄な費用が発生します。バックアップやデータ転送などもコストに影響します。

そのため、短期的な導入コストだけでなく、運用期間全体のコストを見据えた評価が必要です。コスト管理機能を活用して利用状況を可視化し、不要なリソースを削除する仕組みを整備することが重要です。

さらに、運用に必要な人件費や管理負担も含めて比較し、総合的にメリットがあるかを判断することが求められます。

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7. IaaSの導入検討ならNTT東日本の地域エッジクラウド!

企業のDX推進やシステムのクラウド化が進む中、安定した国内インフラで運用できるIaaS基盤を選びたいと考える企業も増えています。そうしたニーズに応えるサービスの一つが、NTT東日本が提供する「地域エッジクラウド タイプV」です。

地域エッジクラウド タイプVは、企業や自治体での実運用を想定して設計された国産のIaaS基盤です。費用の透明性や高い情報セキュリティ水準、運用サポートなどを備えており、オンプレミス環境からのクラウド移行を検討している企業にとって有力な選択肢の一つとなります。

7-1. 御社の導入目的に最適なクラウドをご提案

地域エッジクラウド タイプVでは、企業のシステム構成や運用要件に応じた導入提案が可能です。既存のオンプレミス環境の構成や利用状況を踏まえながら、最適なクラウド活用の形を検討できます。

また、基盤にはBroadcomが提供するVMware技術を採用しており、既存のVMware環境との親和性が高い点も特長です。これにより、オンプレミスからクラウドへの移行を比較的スムーズに進められるため、移行リスクを抑えながらクラウド活用を進められます。

7-2. 速度安定性やセキュリティ水準のニーズにしっかり応えるサービス水準の高さ

地域エッジクラウド タイプVは、国内の通信インフラを強みとするNTT東日本のネットワーク基盤を活用しており、安定した通信環境でクラウドを利用できる点が特徴です。長年にわたり通信サービスを提供してきたNTT東日本のネットワーク技術を背景に、企業の業務システムや重要なデータを扱う環境でも、安心して運用できるインフラが整備されています。

また、本サービスは国内拠点での運用を前提としているため、データの保管場所や管理体制を明確にしやすい点も特徴です。海外リージョンを利用するクラウドサービスと比べて、データの取り扱いやガバナンスを把握しやすく、企業や自治体など情報セキュリティ要件の高い組織でも導入を検討しやすい環境が整っています。

7-3. クラウド化の一元サポートで担当者の負担を最小限に

地域エッジクラウド タイプVでは、導入から運用までのサポート体制が整えられており、クラウド移行に関する作業を一元的に支援します。故障時の運用保守についてもNTT東日本のエンジニアが対応するため、自社での運用負担を抑えながら安定したシステム運用を実現できます。

そのため、オンプレミス環境からのクラウド移行を検討している企業にとって、安心して利用できるインフラ基盤の一つといえるでしょう。

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8. IaaSに関するよくある質問

8-1. IaaSとは何ですか?

IaaS(Infrastructure as a Service)とは、サーバー、ストレージ、ネットワークといったITインフラをクラウド事業者からインターネット経由で利用できるサービスです。

従来は自社で物理サーバーを購入し、設置や保守を行う必要がありましたが、IaaSでは仮想サーバーを短時間で作成し、必要な分だけ利用できます。OSやミドルウェア、アプリケーションは利用者が自由に構築できるため、既存システムのクラウド移行や独自構成の環境構築に適しています。

また、リソースの追加や削除も柔軟に行えるため、アクセス増加や業務拡大にも迅速に対応可能です。一方で、OSの更新、セキュリティ対策、バックアップなどは利用者の責任範囲となるため、適切な運用体制の整備が必要です。

8-2. IaaSとSaaSの違いを教えてくれませんか?

IaaSとSaaSの主な違いは、管理対象となる範囲と自由度です。IaaSはインフラのみを提供し、その上のOSやアプリケーションは利用者が管理します。

一方、SaaSは完成したアプリケーションをサービスとして提供するため、利用者はインフラやOSを意識せずに利用できます。GmailのようなメールサービスやGoogle WorkspaceのようなグループウェアなどはSaaSの代表例です。

IaaSは自由に構成できるため、独自のシステム環境を構築したい場合に適しています。一方、SaaSは運用管理が不要で、すぐに利用を開始できます。

システム構成を柔軟に設計したい場合はIaaS、運用負荷を減らして業務効率を優先したい場合はSaaSが適しているといえるでしょう。

8-3. IaaSとPaaSの違いは何ですか?

IaaSとPaaSの違いは、OSや実行環境の管理を誰が担当するかにあります。

IaaSでは、仮想サーバー上のOSやミドルウェアを利用者が管理するため、高い自由度があります。既存のアプリケーション環境をそのままクラウドに移行したい場合に適しているといえるでしょう。

一方、PaaSではOSや実行環境をクラウド事業者が管理するため、利用者はアプリケーションの開発と運用に集中できます。

開発効率を重視する場合はPaaS、柔軟なインフラ構成や既存資産の活用を重視する場合はIaaSが適した選択となるでしょう。

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9. まとめ

IaaSは、サーバーやネットワークなどのインフラをクラウド上で利用できるサービスであり、自社で物理機器を保有することなく柔軟なシステム基盤を構築できる点が大きな特長です。

OSやミドルウェアを自由に選択できるため、既存システムのクラウド移行や独自要件を満たす環境構築に適しています。また、必要に応じてリソースを迅速に拡張・縮小できるため、アクセス変動の大きいWebサービスや開発・検証環境にも有効です。

一方で、OS以降の保守やセキュリティ対策は利用者の責任範囲となるため、適切な設計と運用体制が不可欠です。PaaSやSaaSと比較して自由度が高い分、運用負荷や専門知識も求められます。そのため、自社の導入目的や運用体制、コスト計画を明確にしたうえで最適なクラウド形態を選択することが重要です。

IaaSの特性を正しく理解し、自社に適したサービスを選ぶことで、柔軟性と拡張性に優れたIT基盤を実現できます。

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  • Amazon Web Services(AWS)およびその他のAWS 商標は、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
  • Microsoft Azureおよびその他のMicrosoft 商標は、Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。
  • Google Cloud および関連サービスは、Google LLC の商標です。
  • その他、本コラムに記載されてる会社名、サービス名、商品名は、各社の商標または登録商標です。

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