COLUMN
クラウド活用・構築方法をどのように学んでいますか?
一部の事業所や部門で利用している企業を含めると企業の58.7%がクラウドを利用しており、2016年(平成28年)~2018年(平成30年)の2年で11.8%の伸びがあり、企業におけるクラウド普及が進んでおります。(平成30年度の「総務省「通信利用動向調査」より」)実際に、NTT東日本へのICTに関するご相談でもクラウドが関連するご相談が増えております。
クラウドに限らずですが、ICT技術は年々進化しており一定期間の検討を踏まえて導入・運用している製品やサービスであっても、数年後には当時の課題をクリアする製品が発売され、次期システムの検討において、場合によっては、活用や設計の考え方を大幅に変える必要があることもあります。この傾向はクラウドにおいてはより顕著です。
このように進化が早いクラウドですが、みなさまはどのように日々学ばれていますか?もちろん、書籍や業界雑誌、インターネットサイトからの情報収集、試験的検証などは有用な方法ですが、最近では一人ですべてを学びきることが難しくなってきています。今回はクラウドの代表的なサービスである、AWS(Amazon Web Service)のユーザーコミュニティである「JAWS-UG(AWS Users Group – Japan)」をご紹介いたします。
JAWS-UG(AWS Users Group – Japan)
JAWS-UGは、AWS (Amazon Web Services) が提供するクラウドコンピューティングを利用する人々の集まり(コミュニティ)で、非営利目的で運営されております。AWSの利用者・運用者・導入検討者などの交流を目的としてボランティアによる勉強会の開催や交流イベントなどが行われております。
また、日本全国に「支部」の形でグループがありそれぞれのテーマに基づいて活動が行われております。その数はエリア別で42、目的別で12(本記事執筆時(2019年8月)におけるJAWS-UGホームページでの掲載数)もあり、エリア別では北は札幌から南は沖縄まであり、同一エリアで複数の支部があるエリアも見受けられます。また、目的別では、初心者支部といった支部、CLI支部・コンテナ支部など技術やAWSのサービスに特化した支部があります。それぞれの支部が定期的に勉強会を開催しており、対面での交流の場を開催しています。勉強会への参加登録もオンラインで行うことができ、支部のなかには応募状況や準備状況などをSNSで発信している支部もあります。
ボランティアで運営されていることもありとてもオープンなコミュニティであり、支部を開設したり、支部の運営に参加したり、スピーカーとして参加したりすることもできます。
NW-JAWS
多くの支部の一つとして、ネットワーク専門支部「NW-JAWS」があります。2016年から活動しており、数は多くないまでも年1回程度のオフラインでの勉強会が開催されております。2019年9月17日の第5回勉強会にはNTT東日本が会場提供をさせていただきます。
「NW-JAWS」は次のような方を対象として活動しております。
- AWSと接続しているデータセンターさん
- ネットワーク機器ベンダーさん
- エンタープライズ系ネットワークエンジニアさん
- これからAWSに取り組む中で、ネットワークに悩みを抱えているエンジニアさん
過去の勉強会での資料もいくつか掲載されておりますし、インターネットで「NW-JAWS」で検索していただくと過去のレポートが見つかりますので、是非ご関心のある方は探してみてください。
ユーザーコミュニティでより学ぶ方法
コミュニティは相互の勉強の場ですので、積極的な発言により、より一層有用な場になります。ルールとマナーを守りつつ、スピーカーへの質問やスピーカーとして手を上げるなどの積極的な参加が、ご自身のAWSの理解や疑問解消のためにつながります。(参加したり質問するだけよりも、自分で準備して発表するほうがより勉強になりますよね?)
みなさまも是非ご参加いただき、クラウドをより一層活用していきましょう!
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