COLUMN

ウェビナーでのQ&Aを公開します(9月17日Amazon WorkSpaces で解決する、テレワークのセキュリティ問題~テレワーク手法の比較/VPN/RDS(リモートデスクトップ)/VDI(デスクトップ仮想化)~開催)

2020年9月17日に以下のウェビナーを開催いたしました。

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タイトル:Amazon WorkSpaces で解決する、テレワークのセキュリティ問題~テレワーク手法の比較/VPN/RDS(リモートデスクトップ)/VDI(デスクトップ仮想化)~
  • テレワーク手法の比較についての解説
  • Amazon WorkSpacesについての解説
  • 「おまかせクラウドVDI」サービスについて、事例も交えながらのご紹介

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前回に続き、今回もオンラインで開催をいたしました。
当日も多くの方にご参加いただき、厚く御礼申し上げます。

本コラムでは、ウェビナー参加者のみなさまからお寄せいただいたご質問およびご回答を公開させていただきます。今後のクラウド化へのご参考になれば幸いです。

【機能】

Q1クラウド型VDIは、手元のパソコンはシンクライアントシステム対応機種のみでしょうか。

Answer

さまざまな端末で使用することができます。
Windows や Mac のコンピュータ、Chromebook、iPad、Fire タブレット、Android タブレットからは、クライアントアプリケーションを使って利用することが可能です。iPhoneはサポート対象外となっています。また、一部シンクライアントに特化したゼロクライアントパソコンにも対応しています。

Q2Amazon WorkSpacesは、だれでもアクセスできる環境ですか?

Answer

インターネットに接続する環境があればアクセスできます。
ただし、セキュリティ上の観点からID/PWによる認証設定など、セキュリティ環境のケアはする必要があります。

Q3手元のパソコンが個人使用パソコンの場合、PrintScreenキーによる画面のスナップショットを禁止とする設定は可能でしょうか。

Answer

おまかせクラウドVDIの中では機能提供しておりませんので、別途、仕組み検討する必要があります。
まずはご相談いただければと思います。

Q4Amazon WorkSpacesはブラウザでもサポート可能でしょうか。
また、ブラウザでも利用可能な場合、何か制限はありますでしょうか。

Answer

ブラウザもサポート対象になります。
プロキシ、ネットワーク制限等で接続に問題がある場合は、可能な限り対応させていただきます。

ブラウザでの制限は、”|”、”_”、”\”の3文字ほど文字入力がでません。これはAmazon WorkSpacesの不具合で現在対応を検討中とのことです。

Q5ブラウザで利用した場合とアプリを入れた場合で何か大きく変わるでしょうか。例えば、レスポンスがブラウザは悪い、機能制限がある等ありますでしょうか。

Answer

レスポンスに関して影響はないかと思います。画面も基本的には変わりません。制限についてはNo.4同様、文字入力が制限されます。

Q6Amazon WorkSpaces で、端末のカメラを使用してWeb会議は可能でしょうか。

Answer

Amazon WorkSpacesでのWebカメラの利用は現状では不可です。
Amazon WorkSpacesは手元の端末とは別のデスクトップになっていますので、ローカルの端末につなげたUSBデバイスはマウス、マイクなど一部しか認識できません。
ただし、AWSにてWebカメラで使えるプロトコルを準備中で現在ベータ版が提供されています。
将来的にはカメラも利用可能になるものと思います。

【コスト】

Q1新型コロナウイルス感染症により在宅勤務が長期化した際のVPN/RDS/VDIのテレワーク手法のコスト比較はどのようになりますか?

Answer

VDIの月額料金は、一か月毎の利用ID数と利用日数によって算出されます。最低利用期間がないので、利用した分だけお支払いいただく形になります。
RDS、VPNはサービスによっては最低利用台数や最低利用期間の設定があるものがありますので、ご注意いただければと思います。

【速度】

Q1利用者とVDI環境間で必要な通信速度が1Mbpsとなっています。
これはレスポンス的にストレスなく使えるレベルなのでしょうか。

Answer

通信速度1Mbpsというのは、動画編集、CAD等、画面描写が頻繁に切り替わるような利用状況の時に必要な通信速度となります。場合によっては1Mbps以上となることもあります。
Microsoft Office等の使用時に必要とする帯域は100~200Kbps程度です。この場合は、通信速度1Mbpsもあればストレスなく使うことができます。

Q2Amazon WorkSpacesの台数が増えた場合、社内へのアクセスが集中することにより、社内の帯域を増やす必要があるでしょうか。

Answer

Amazon WorkSpacesの台数に比例して社内の帯域も必要になるということは基本的にはありません。
Amazon WorkSpacesの画面転送通信は、ご自宅の端末とAWS間の接続になりますため、各ご自宅のインターネット接続の帯域に着目いただければと思います。
ただし、AWSと社内オンプレ環境を接続し、ファイルサーバや認証サーバをAmazon WorkSpacesから利用する場合は、その利用頻度、利用の形態により、注意が必要です。

Q3Amazon WorkSpacesから、ウェビナーに参加した場合、動画受信の遅延は発生しないのでしょうか。

Answer

動画はAmazon WorkSpacesが受信する形になります。インターネットとAmazon WorkSpaces間で用意されている回線は非常に太いので、遅延が発生することは、ほとんどありません。
遅延が発生するとすれば、Amazon WorkSpacesから端末への通信帯域によります。
資料の掲示程度は大きな影響はないと考えます。動画を用いたウェビナーの場合は、1Mbps程度の帯域があれば問題ないかと思います。

【その他】

Q1長時間労働防止のため、利用時間を制限することはできますか?

Answer

おまかせクラウドVDIの機能でレポーティングとして時間を残すことはできますが、強制的にAmazon WorkSpacesをシャットダウンする機能はご用意しておりません。実現したい場合には、別の仕組みをAWS用に構築が必要ですので、ご相談ください。

Q2Amazon WorkSpacesと勤務管理と連動するサービスはありますか?

Answer

株式会社ヒューマンテクノロジーズのクラウド勤怠管理システム『KING OF TIME』と動作検証を取っておりますので、こちらで連携することは可能になります。

回答内容はウェビナー実施時点(2020年9月17日)での回答で、変更になる場合があります。

おわりに

本コラムでは、ウェビナー参加者からいただいたご質問と、その回答を紹介させていただきました。みなさまが抱える課題や疑問の払拭の一助になればと思います。

今後も随時ウェビナーを開催していきますので当社クラウドソリューションサイトのイベント・セミナーページを引き続きご確認ください。 また、もっと具体的に質問したい、個別にご相談したい、といった場合は、オンラインでの個別相談会も開催しております。お気軽にお問合せください。

おまかせクラウドVDIは、2024年3月31日をもってサービスを終了しました。

クラウドVDIについては、クラウド導入・運用サービスにて同様のサービスを提供します。

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