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もっと知りたい!電話関連コラム

光電話ルーターの3つの種類を紹介!接続できないときの3つの対処法も解説

「光電話の導入を検討しており、ルーターや接続方法について知りたい」とお考えの方は多いのではないでしょうか。

2024年1月に従来の電話回線の主流であるアナログ回線を廃止すると発表され、現在アナログ回線をお使いの方は、自動的にIP電話へと切り替わります。しかし、アナログ回線廃止を機に、通信品質の良い光電話へ乗り換える方も増えています。

そこで今回の記事では「光電話ルーターの概要と3つの種類」「うまく接続できないときの3つの対処法」「レンタルするメリット・デメリットや市販品を使う方法」について解説します。

光電話ルーターの利用方法だけでなく、オフィスにおすすめの通信規格や光電話サービスについて理解できる内容になっていますので、ぜひ最後までお読みください。

光電話ルーターとは?LANとの違いも解説

イメージ:光電話ルーターとは?

光電話ルーターは、ホームゲートウェイとも呼ばれ、光電話の利用に必要な機器です。LANルーターはインターネット回線を使うときに利用されますが、一般的には光電話に対応してません。この章で、光電話ルーターの概要やLANルーターとの違いをしっかり確認しましょう。

光電話ルーターとは

光電話ルーターとは、光回線と光電話を併用する場合に必要な機器です。ホームゲートウェイとも呼ばれ、一般的に以下の機能が付いた機器を指します。

  • ONU(光回線をインターネットで使う装置)
  • ルーター
  • Wi-Fi
  • 光電話

基本的に光電話を契約した際に無料でレンタルできますが、別途料金が発生することもあります。

LANルーターとの違い

光電話ルーターとLANルーターの大きな違いは「光電話に対応しているか」「ONU機能が含まれるか」です。

光電話ルーターには「有線接続のみ」と「Wi-Fi機能付き」があります。有線タイプはLANケーブルをつないで使うことで安全性が高くなり、無線タイプはスマホやタブレットでもインターネット利用ができます。

LANルーターは、複数の通信端末を同時にインターネット接続できるようにする機器として使われます。市販のLANルーターでは対応してないため、光電話を利用したいなら専用のルーターが必要です。

光電話ルーターの3つの種類

イメージ:光電話ルーターの3つの種類

光電話ルーターには、以下の3つの種類があります。

  • ONU一体型
  • ONU機能がないタイプ
  • VoIP機能付き

契約内容や、ご自身の光回線の環境によって利用するルーターは変わります。この章で、ルーターの3つの種類の違いを理解しましょう。

ONU一体型

ONU一体型ルーターは、以下の機能が備わっている光電話ルーターです。

  • 光電話
  • ルーター機能
  • ONU機能

無線LAN機能が最初から内蔵されているタイプと、外付け無線LANカードを挿入して利用するタイプがあります。

NTT東日本・NTT西日本の場合、無線LANカードをレンタルできるため、問い合わせてみましょう。光電話と光回線を同時契約すると、ONU一体型の光電話ルーターが送付されることが多いです。

ONU機能がないタイプ

ONU機能のない光電話ルーターの場合、光回線を利用したインターネット接続ができません。光信号とデジタル信号を交換する装置であるONUの機能がなければ、光回線でインターネット接続できないからです。

そのため、別途単体でONUが必要となります。一方で既にONUを持っている方や光電話単体で申し込んだ方は、ONU機能のない光電話ルーターが送付されることが多いです。

VoIP機能付き

VoIP機能付きルーターは、IP電話による通話やFAXができる「VoIPゲートウェイ」機能がついているタイプです。

VoIPとは、音声をインターネット用データに変える機能です。例えば「Skype」や「LINE」の通話機能はVoIP技術を使用しています。電話音声をインターネットデータに変換することにより、通話料金が安くなります。

  • ※「LINE」はLINE株式会社の商標または登録商標であり、同社が提供するサービスです。
  • ※「Skype」はMicrosoft グループ会社の商標または登録商標であり、同社が提供するサービスです。

光電話ルーターがうまく接続できないときの3つの対処方法

イメージ:光電話ルーターがうまく接続できないときの3つの対処方法

光電話ルーターを導入してもうまく接続できない場合は、以下の対処法を試してみてください。

  • ランプの点滅を確認する
  • 再起動する
  • 光電話ルーターを交換してもらう

ランプの確認や再起動をしても直らない場合は、光電話ルーターそのものに問題がある可能性があります。この章で、接続できないときの対処法を確認しておきましょう。

ランプの点滅を確認する

光電話ルーターが利用できない場合、まずはランプの状態を確認しましょう。光電話ルーターは、基本的に4つのランプが点灯している必要があります。

消灯箇所 対処法
電源 コンセントが抜けていないか確認をする
認証 回線の使用情報が間違っていないか確認をする
UNI ケーブルに問題がないか、端子がしっかり差し込まれているか確認をする
光回線 回線そのものに問題がある可能性が高いので、基本的には復旧を待ち、長引く場合は回線事業者へ問い合わせる

まずはランプの状態をセルフチェックし、問題の発生している箇所を探しましょう。

再起動する

光電話ルーターがうまく利用できない場合、再起動で直ることもあります。「再起動スイッチ」が付いていれば押し、付いていない場合は電源を一旦オフにして数分待ったあと、再度入れ直してみてください。一時的な不具合の場合は、再起動で解消されることが多いです。

また、光電話ルーターの種類によっては「初期化スイッチ」が付いていることがあります。再設定が必要ですが、初期化スイッチを押すことで改善されることもあります。回線事業者に問い合わせる前に、一度試してみると良いでしょう。

光電話ルーターを交換してもらう

再起動しても改善されないときは、契約している回線事業者に連絡してルーターを交換してもらうと良いでしょう。基本的に故障したルーターがレンタル品の場合、無料で交換できます。

問い合わせフォームか電話で相談でき、NTT東日本・NTT西日本の場合はカスタマーセンターへ連絡すると、修理や故障の対応をしてもらえます。故障を機に、より高機能の市販の光電話ルーターに変える検討をしても良いでしょう。

参照元:NTT東日本 サポート・お問い合わせ

光電話ルーターをレンタルするメリット・デメリット

イメージ:光電話ルーターをレンタルするメリット・デメリット

光電話ルーターの入手方法は、レンタルと市販品購入の2つがあります。レンタルすることにより、サポートがついたり、レンタル料が無料になったりするメリットがあります。

しかし、選べるルーターが少ないため求める性能が付いてなかったり、購入した方が安くなったりする場合もあります。この章で、光電話ルーターをレンタルするメリット・デメリットを確認しましょう。

メリット

光電話ルーターをレンタルすると、以下のメリットがあります。

  • ルーターの設定サポートがある
  • レンタル料が無料になることがある

例えば、NTT東日本・NTT西日本で光電話ルーターをレンタルすると、設置をしてくれるだけでなく設定のサポートもあります。また、故障や不具合時には無償で交換してもらえることが多いです。光電話の設定・接続に自信がない場合は、まずはレンタルしてみるのが良いでしょう。

デメリット

光電話をレンタルする場合、以下のデメリットが考えられます。

  • 選べるルーターの種類が少ない(または選べない)
  • 購入した方が安い場合がある

レンタルの月額料金は、光回線事業者や無線LANカードの有無などによって変わります。初期設定ができる社員がいて、レンタル費がかかる契約内容で費用を抑えたい場合は購入がおすすめです。

市販の光電話ルーターを利用する方法

イメージ:市販の光電話ルーターを利用する方法

光電話ルーターは、レンタル品だけでなく市販の光電話ルーターを利用することも可能です。例えば、NTT東日本でレンタルできる「ひかり電話ルーター」の場合は、使用しているルーターに合わせた切り替え方法をすれば、市販品が利用できます。

機種 切り替え方法
「PR」で始まる機種
  • 背面部のUNIポートを市販の光電話対応ルーターへ切り替えることで利用できる
  • UNIポートを利用する場合、NTT東日本(0120-116-116)へ連絡が必要
「RV」で始まる機種
  • NTT東日本から送付されるVDSL装置と、市販の光電話対応ルーターを接続することで利用できる
  • VDSL装置の送付を希望する場合、レンタル品は返却が必要
「RT」で始まる機種
  • レンタル品と市販の光電話対応ルーターを交換し、ONU(回線終端装置)またはVDSL装置を接続することで利用できる。
  • レンタル品は返却が必要
「RS」で始まる機種
  • レンタル品と市販の光電話対応ルーターを交換し、ONU(回線終端装置)と接続することで利用できる
  • レンタル品は返却が必要

NTT東日本の光電話ルーターを利用しており、市販品への買い替えを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

参照元:NTT東日本「ひかり電話ルーター」のレンタル契約を解約せずに市販の光電話対応ルーターを利用する方法について」

IPv6(IPoE)接続が可能な光電話ルーターがおすすめ

イメージ:IPv6(IPoE)接続が可能な光電話ルーターがおすすめ

光電話ルーターを選ぶ際には、IPv6接続が可能な製品がおすすめです。プロバイダと光電話ルーターをIPv6に統一すれば、より快適に光電話やインターネットが利用できます。

IPv6とは、通信速度が速く大容量データも快適にできる新しい通信規格です。現在レンタルで提供される光電話ルーターは、ほとんどがIPv6対応です。

現在使用している光電話ルーターがIPv6に対応していない場合は、回線事業者に交換ができるか問い合わせてみましょう。

光電話に関するお悩みはNTT東日本へご相談を

イメージ:光電話に関するお悩みはNTT東日本へご相談を

NTT東日本「ひかりクラウド電話」は、「Microsoft Teams」「Webex Calling」を利用して固定電話の電話番号で発着信ができるサービスです。

外出先や自宅などの場所を問わず、パソコンやスマホでオフィスの固定電話番号を利用した発着信ができます。また、1人1番号を設定できるため、電話の取次の手間がかかりません。固定電話を設置する必要がなく、テレワークやフリーアドレスを推進したいオフィスにおすすめです。

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「電話の選び方ガイド 電話導入のポイント集」のダウンロードフォームはこちら

  • ※「Microsoft Teams」は、米国Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標、または商標です。
  • ※「Webex Calling」はCisco Systems, Inc.が提供するサービスの名称です。

まとめ

イメージ:まとめ

光電話ルーターは、光回線と光電話を併用している場合に必要な機器であり、ホームゲートウェイともいわれます。光電話ルーターにうまく接続できない場合、以下の対処法を試してみましょう。

  • ランプの点滅を確認する
  • 再起動する
  • 光電話ルーターを交換してもらう

対処法を試しても直らない場合は、レンタル品の交換か市販ルーターの購入の2つの方法があります。回線事業者との契約などによってどちらが良いかは異なるため、自社に合った方法を選ぶと良いでしょう。

NTT東日本の「ひかりクラウド電話」なら、場所を問わず固定電話番号で発着信ができます。光電話を検討中の方は、一度資料をダウンロードしてみてください。

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