
電話にまつわるトラブルを減らすには電話環境の見直しから。
電話サービス導入ポイント集
監修 山口 拓馬(コミュニケーションサービス担当)
編集 NTT東日本編集部
「ひかり電話」は、光ファイバーケーブルを使用して、インターネット接続とあわせて利用できる電話サービスです。現在利用している電話番号や電話機を継続利用できるケースが多く、スマートフォンとの連携サービスもあることから、幅広い業種・業態の企業や店舗で活用されています。
業務で利用している「ひかり電話」がつながらなくなると、取引先や顧客との連絡が滞り、問い合わせ対応や日々の業務に支障が出る可能性があります。
このようなリスクを回避するためには、「ひかり電話」がつながらない原因を迅速に特定し、適切に対処することが重要です。
本記事では、「ひかり電話」がつながらない6つの原因と対処法、トラブルが何度も起きる場合の対策や問い合わせ先などをわかりやすく解説します。
Summary

電話にまつわるトラブルを減らすには電話環境の見直しから。
電話サービス導入ポイント集
Index
「ひかり電話」がつながらない場合、電話の周辺機器やインターネット回線に何らかの問題が発生している可能性があります。
ここでは、主な原因として考えられる6つのケースを解説します。
「ひかり電話」がつながらない原因としてよくあるのが、ルーターやONU(Optical Network Unit)※1の不具合です。電話がつながらなくなった場合には、まずこれらの機器を確認してみましょう。
ルーターやONUの状態は、本体の状態ランプから確認できます。複数あるランプのうち、「ひかり電話ランプ」や「ACTランプ※2」に異常がないかをチェックしてみてください。
これらのランプが消灯している場合、何らかの不具合で「ひかり電話」の機能が正常に動作していない可能性があります。
なお、ランプの名称や配置は機器によって異なります。詳しくは取扱説明書をご確認ください。
ONU(Optical Network Unit):日本語では「光回線終端装置」。光ファイバーケーブルを通じて送信された光信号をパソコンなどの端末で読み取れるよう、デジタル信号に変換する機器。
ACTランプ:ルーター機能が利用可能かどうかを示すランプ。
ブレーカーが落ちていたり、電源プラグが抜けていたりすると、「ひかり電話」が正常に利用できなくなる場合があります。
ルーターやONUは、電気が通っていないと利用できません。ルーターやONUの状態ランプがすべて消灯している場合には、機器に電力が供給されていない可能性があります。
ケーブルの配線ミスや破損によって、「ひかり電話」がつながらなくなるケースも想定されます。
まずは、ルーターやONUの「UNIランプ」の状態を確認してみましょう。UNIランプは、機器同士が正常に接続されているかを示すランプです。このランプが消灯している場合、機器の接続に問題が発生している可能性があります。
UNIランプが消灯する主な原因として、ケーブルの配線ミスやケーブル自体の破損が挙げられます。
配線に問題が見当たらないにもかかわらず電話がつながらない場合には、ケーブルが破損している可能性が高いです。特定の時間帯を境に突然電話がつながらなくなった場合も、ケーブルの破損が原因の一つとして考えられるでしょう。
ルーターやONU、ケーブルに問題がない場合には、電話機本体に不具合が発生している可能性があります。
別の電話機がある場合は、同じ回線につないで発着信ができるかを確認してみましょう。別の電話機で問題なく利用できる場合、元の電話機が故障していると考えられます。
また、電話機のディスプレイが正常に表示されなかったり、受話器から異音が聞こえてきたりする症状も、故障のサインです。
電話をかけた相手の電話機器や回線の不具合が原因で、電話がつながらないケースも考えられます。
発信をしても電話がつながらない場合には、スマートフォンなどから自社の「ひかり電話」に電話をかけ、正常に電話がつながるかを確認してみましょう。
問題なく着信できれば、電話をかけた相手側の機器や電話回線に不具合が発生している可能性があります。相手側の回線に障害が発生していると、こちらからの発信時にネットワーク障害や通信機器の故障を知らせるアナウンスが流れる場合があります。
相手側に原因がある場合は、自社で対応できることは多くありません。復旧を待つか、メールやチャットツールなど別の連絡手段を利用しましょう。
ルーターやONU、ケーブルに問題が見当たらない場合には、インターネット回線で通信障害が起こっている可能性があります。
通信障害の発生状況は、契約している通信事業者の公式サイトなどで確認できます。NTT東日本の設備に関する障害・工事情報は、「故障情報のご確認」からチェックできます。
実際に通信障害が発生している場合は、復旧するまでの間、スマートフォンなど、「ひかり電話」に代わる別の連絡手段を活用しましょう。

ここでは、「ひかり電話」がつながらない際の対処法を紹介します。
「ひかり電話」がつながらない場合には、まずはルーター・ONUの再起動を試してみましょう。
ルーター・ONUにシステムエラーが発生したり、熱が本体にこもったりすることで、正常に動作しなくなる場合があります。こうした不具合は一時的なものであることも多く、再起動によって改善するケースがあります。
なお、再起動を行う際には、取扱説明書の手順に従うようにしてください。
配線ミスが疑われる場合には、取扱説明書を確認しながら正しい配線に接続しなおしましょう。
電話線やLANケーブルが誤ったポートに差し込まれていると、「ひかり電話」が正常に利用できなくなる場合があります。
また、ONUと電話機の間にハブが設置されていると、「ひかり電話」が利用できなくなる可能性があるため注意が必要です。
ケーブルの破損が疑われる場合には、新しいケーブルへ交換しましょう。
配線を確認しても原因が見当たらない場合には、LANケーブルやモジュラーケーブル(電話線)が破損している可能性があります。
電話機の故障が確認され、購入元に相談して修理不可と判断された場合には、買い換えを検討しましょう。
購入して間もない電話機であれば、初期不良として対応してもらえるケースもあるため、購入先へ問い合わせることをおすすめします。
「ひかり電話」がつながらない場合には、まず以下のチェックリストを参考に、原因と対処法を確認してみましょう。
| 主な原因 | 確認ポイント | 主な対処法 |
|---|---|---|
| ルーター・ONUの不具合 | ランプ消灯・異常表示 | 再起動する |
|
ブレーカー |
機器ランプがすべて消灯 |
電源・ブレーカーの状態を確認 |
| 配線ミス・ケーブル破損 | UNIランプ消灯 | 配線確認・交換 |
| 電話機の故障 | 別電話機では通話可能 | 電話機の交換 |
| 相手側回線の不具合 | 特定相手だけがつながらない | 相手側の復旧待ち |
| 通信障害 | インターネットも使えない | 障害情報の確認 |
チェックリストを確認しても原因が特定できない場合や、対処後も改善しない場合には、回線を契約している事業者のサポートページをチェックするのも一つの方法です。
NTT東日本の電話サービスをご利用の場合、「Web113」のお困りごとを入力できるページを利用することで、社内で行える対応方法を確認できます。例えば、「電話につながらない」「着信に問題がある」などのキーワードを入力すれば、症状に応じた確認ポイントや対処法が掲載されたページが表示されます。
お困りごとの入力ページで解決ができず、機器に原因がある場合には、「Web113(24時間かんたん受付)」で機器の修理申請が行えます※3。
以下に、Web113で利用できるページをまとめました。
それでも改善できない場合には、回線を契約している事業者のサポート窓口に問い合わせましょう。以下に「NTT東日本」の問い合わせ先を紹介します。
【NTT東日本の問い合わせ先】
◾️電話番号
0120-000-113
◾️受付時間
24時間
対象となる機器は、NTT東日本による機器のみです。お客さま側で手配・購入した機器は対象外となる点にご留意ください。
「ひかり電話」のトラブルは、ルーターやONUを再起動したり、配線を見直したりすることによって解消されるケースがあります。
同様のトラブルが繰り返し発生する場合には、電話機や通信機器だけでなく、社内ネットワーク環境の影響を受けているケースも一部で見られます。
「社内に担当者がおらず、自社では対応が難しい」「トラブルが起きるたびに原因の切り分けに時間がかかる」などの悩みが続く場合、電話やネットワークについて信頼できる外部パートナーに相談するのも一つの方法です。
NTT東日本の「おまかせLAN構築(おまかせITマネージャー)」は、LAN環境の設計から構築までを経験豊富なプロに任せられるサービスです。
お客さまの業務に合わせたLAN環境をご提案し、施工後はNTT東日本が図面を管理します。そのため、LAN配線の追加や変更が必要になった場合でも、図面の検索や現況調査にかかる手間を抑えながら工事を依頼しやすくなります。
機器の故障に関するご相談は「Web113」、ネットワーク環境の設計・構築・運用に関するお悩みは「おまかせLAN構築(おまかせITマネージャー)」のように、2つのサービスを使い分けることで、電話システムを含むネットワーク環境の運用負荷軽減につながるでしょう。
「おまかせLAN構築(おまかせITマネージャー)」について詳しくは、以下のページもご覧ください。
「ひかり電話」のトラブルが起きたときプロに相談できる!「おまかせLAN構築(おまかせITマネージャー)」の詳細を見る
「ひかり電話」のトラブルを機に、電話環境全体の見直しをご検討の際は、NTT東日本へご相談ください。
NTT東日本では、用途や利用規模に応じて、「ひかり電話」を活用したさまざまな電話サービスをご用意しています。
また、ビジネスフォンやクラウドPBXなど、お客さまのニーズにあった電話環境の構築もサポートしている点が強みです。
「ひかり電話」には、法人向けに次の2つのサービスがあります。
| 「ひかり電話」のサービス名称 | 特徴 |
|---|---|
| ひかり電話オフィスA(エース)※4 |
|
| ひかり電話オフィスタイプ※6 |
|
「ひかり電話オフィスA(エース)」のご利用には、別途「フレッツ 光クロス」、または「フレッツ 光ネクスト」「ビジネスイーサ ワイド(新規販売停止中)」もしくは「Interconnected WAN」の契約が必要です(別途、初期費用、月額利用料がかかります)。
「フレッツ 光ネクスト」をご利用の場合。
「ひかり電話オフィスタイプ」のご利用には、「フレッツ 光クロス」、または「フレッツ 光ネクスト」の契約が必要です。
別途通話料金がかかります。「ひかり電話オフィスタイプ」対応アダプタまたは本サービスに対応したブロードバンドルーターユニット等を収容したビジネスフォンが必要です。
こうした「ひかり電話」のサービスを組み合わせることで、次のようなビジネスフォンやクラウドPBXの電話サービスが利用できます。
| 電話システム | 電話サービスの名称 | 特徴 |
|---|---|---|
| ビジネスフォン | SmartNetcommunity αZXⅡ typeS,M |
▶︎使い慣れた電話機の操作をご希望のお客さまにおすすめ |
| クラウドPBX | ひかりクラウド電話 |
▶︎パソコンやスマートフォンを通話端末として活用し、リモートワーク環境を構築したいお客さまにおすすめ |
ビジネスフォンやクラウドPBXについて詳しくは、以下の記事もご覧ください。
関連コラム:
ビジネスフォンとは?仕組み・機能・導入メリットをわかりやすく解説
クラウドPBXの導入事例3選。仕組みやメリット・デメリットも紹介
また、NTT東日本の電話サービスにご関心のある方は、以下のページもチェックしてみてください。
ビジネスシーンで役立つ機能を搭載!「ひかり電話オフィスA(エース)」の詳細を見る
ご利用規模や用途に合わせた柔軟な設計ができる!「ひかり電話オフィスタイプ」の詳細を見る
電話に精通したNTT東日本がサポート!「SmartNetcommunity αZXⅡ typeS,M」の詳細を見る
会社の電話番号でスマートフォン・パソコンから発着信が可能!「ひかりクラウド電話」の詳細を見る

サービス概要やご利用料金など基本情報を掲載!
ひかり電話オフィスA(エース)パンフレット
本記事では、「ひかり電話」がつながらない主な原因と対処法、トラブルが繰り返し発生する場合の対応について解説しました。
「ひかり電話」の不具合は、ルーターやONUの異常、配線ミス、電話機の故障、通信障害などが原因となる場合があります。まずは原因を切り分け、適切な対処を行うことが大切です。
また、同様のトラブルが何度も発生する場合には、電話環境全体を見直すことも選択肢の一つだといえます。
NTT東日本は、「ひかり電話」を活用したビジネスフォン「SmartNetcommunity αZXⅡ typeS,M」、「ひかりクラウド電話」の導入をサポートしています。
「ひかり電話」のトラブルを機に、電話環境全体の見直しを検討している方は、以下のページもご確認のうえNTT東日本にお気軽にご相談ください。
電話に精通したNTT東日本がサポート!「SmartNetcommunity αZXⅡ typeS,M」の詳細を見る
会社の電話番号でスマートフォン・パソコンから発着信が可能!「ひかりクラウド電話」の詳細を見る
「ひかり電話」のお困りごとを24時間受付中!「Web113」の詳細を見る
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監修 山口 拓馬(NTT東日本)
マーケティング統括本部 ビジネス開発本部 クラウド&ネットワークビジネス部 コミュニケーションサービス担当
クラウド電話をはじめとする企業向けコミュニケーションサービスの企画・マーケティングを担当。顧客対応や業務コミュニケーションに関する課題解決をテーマに、サービス企画やコンテンツ監修に携わっています。企業の生産性向上とより良い顧客体験の実現を支援しています。

編集 NTT東日本編集部
NTT東日本のサービス担当者が企画・監修を行う編集チームです。
中小企業の皆さまにとって身近で役立つ情報をお届けすることを目的に、サービスの特長や活用方法をわかりやすくご紹介しています。
日々の業務にすぐに活かせるヒントや、経営課題の解決につながるサービスの魅力を丁寧に発信しています。


ひかりクラウド電話
お手持ちのパソコン・スマートフォンに専用アプリを入れることで、場所を問わず発着信ができるサービスです。「Webex Calling」「Microsoft Teams」「ひかりクラウドPBX」「MiiTel」「RING x LINK」「Zoom Phone」に対応しています。


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