- より簡単に、手間をかけずにデータ統合を実現する手段としてクラウドを活用することは、もはや必然であると考えた
- 複数のクラウド事業者(プラットフォーマー)のテクノロジーパートナーに認定されてはいる中で、これまでのプロジェクト実績、運用やカスタマイズの容易さという観点から、自社サービス(trocco)のベースとしてAWSを選定した
CASE STUDY
NTT東日本のサービスを活用し、自社クラウドサービスの価値向上と競争力強化を実現!
NTT東日本のクラウドビジネス連携のご紹介資料はこちらよりダウンロードできます。併せてご確認ください。
業種 | ソフトウェア開発 |
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従業員数 | 45名 |
本社所在地 | 東京都目黒区下目黒2-20-28 東信目黒ビル 7F |
ホームページ | https://primenumber.co.jp/ |
主な事業内容 |
・データ統合自動化SaaS「troccoⓇ」の開発・運営 ・汎用型データエンジニアリングPaaS 「systemN ™」の開発・運営 ・データテクノロジー領域のソフトウェア開発 |
導入サービス | クラウドゲートウェイ アプリパッケージ |
クラウド利用サービス | AWS Direct Connect |
サービス導入時期 | 2020年9月 |
ご担当者さま |
カスタマーサクセスディレクター |
クラウドゲートウェイ アプリパッケージは、2023年11月30日に新規販売を終了しました。
サービス終了は、2024年6月30日となります。
- 各企業のオンプレミスシステムのデータを、インターネットを介さずに自社サービス(trocco)基盤へ転送ができ、より安全にかつ簡易にデータ統合ができる
- NTT東日本とのビジネス連携によって信頼感や安心感のあるサービスとして、より多くの企業のデータ活用を支援できる
企業規模を問わず、企業システムでのクラウド活用が広まってきています。
自社のデータ統合自動化サービス troccoⓇ と、NTT東日本のサービスを連携させた高セキュリティパッケージの提供を開始し、自社サービスの更なる価値向上と競争力強化を実現された、株式会社primeNumberさま(以下、「primeNumberさま」といいます。)の事例をご紹介いたします。
今回は、カスタマーサクセスディレクターの新井 崇志さまにお話をお伺いしました。
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検討のきっかけ・NTT東日本への相談のきっかけ
NTT東日本にご相談いただいたきっかけを教えてください。
実はNTT東日本さまからのアプローチが最初でした。弊社の問合せフォームにNTT東日本さまのお名前を拝見し、社員一同驚いたことを今でも覚えています。その後に、NTT東日本さまと何度かやりとりをさせていただき、NTT東日本さまのクラウドゲートウェイ アプリパッケージと弊社のデータ統合サービスであるtroccoとの組み合わせで、新たな価値創出、新たな取り組みができると考えました。(新井さま)
NTT東日本ではクラウドビジネスに関するご相談を承っております。こちらよりお気軽にご相談ください。
提供されているサービスの概要
貴社のサービス「trocco」についてお教えください。
troccoは企業が持つ膨大な種類、量のデータを収集・編集するとともに、企業のデータ基盤への統合を支援するクラウド型サービスです。本サービスの活用によって企業はさまざまな種類のデータを一括で管理・分析でき、的確な経営判断に活かすことが可能となります。統合可能なデータソース数は国内有数のラインナップを誇り、さらに随時アップデートを進めています。初期費用0円、月額費用10万円から導入可能であり、また最短5分で利用開始できます。既に160社以上(2020年8月現在)のご利用企業に対しDX構想の推進やさまざまなデータ統合・分析プロジェクトを支援しています。(新井さま)
クラウド活用の理由、AWS選定の理由
なぜクラウドをサービス基盤として選定されたのでしょうか?
市場ではDX(デジタルトランスフォーメーション)が進み、データ活用の前提となるデータ統合の必要性が高まっています。さまざまな企業システムのクラウド化は進んでおり、より簡単に、手間をかけずにデータ統合を実現する手段の基盤としてクラウドを活用することは、もはや必然であると考えています。(新井さま)
AWSを選定された理由をお教えください。
弊社は、複数のサービスをマルチクラウドで提供しており、複数プラットフォーマーのテクノロジーパートナーに認定されております。troccoのベースをAWSとしたのは、これまでのプロジェクト実績のみならず、運用やカスタマイズの容易さという観点からなお良しと判断し、選定に至りました。(新井さま)
当時のビジネス上の課題
ご相談いただいた当時のビジネス上の課題についてお教えください。
さきほど申し上げたとおり、市場ではデータ統合の必要性が高まっているが、データ統合領域に関しては、より簡単に、手間をかけずにデータ統合を実現する手段が必ずしも進化しているとは言えず、オンプレミスやクラウドに分散してデータが存在している状況です。
troccoは、オンプレミス環境のデータをAWS上のtrocco基盤へ転送し、データ分析のための扱いやすいフォーマットに変換(ETL処理)するサービスを提供しておりますが、SaaSで提供しているサービスの特性上、インフラの管理等が不要となる反面、サービスのご利用にはインターネットを介す必要があります。しかしながら、troccoにお問い合わせいただくお客さまの中でネットワークセキュリティのハードルが高い企業さまにおいては、インターネット経由でデータを統合することが認められず、ご検討が前に進まないということが少なからずありました。(新井さま)
追加された高セキュリティパッケージの利用方法
今回提供開始された、高セキュリティパッケージのご利用方法についてお聞かせください。
通常のtroccoの設定以外にお客さま側で必要な準備としては、フレッツ光とルーターやスイッチなどの設定だけです。お客さまは、自社拠点などオンプレミス環境にある分析元データを、インターネットを経由せずにtrocco基盤へ転送することが可能になります。(新井さま)
NTT東日本選定の理由と効果
今回のご検討でパートナーとしてNTT東日本を選定いただいた理由や採用された効果についてお教えください。
クラウドゲートウェイ アプリパッケージは、インターネットを経由しないデータ転送環境が必要な、ネットワークセキュリティ要件が高いお客さまのご要望を、お客さまのご負担が少なく、容易に実現できる最適な方法であると判断いたしました。
実際に、セキュリティに高い意識をお持ちの企業に向けても、自信をもってサービスの提案や提供ができるようになり、troccoそのものの価値を多くの企業に感じていただけるようになっております。(新井さま)
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クラウド活用パートナーとしてのNTT東日本の魅力
あらためて、クラウド活用パートナーとしてのNTT東日本の魅力は何でしょうか?
弊社ビジネスの根幹は、各企業がお持ちのデータをビジネスの力に変えること、つまりデータの活用です。データは今や企業の重要な資産となり、それを取り扱うサービス事業者も企業としての信頼性やサービスの信頼性が求められます。データテクノロジーカンパニーである弊社の先進性に加え、NTT東日本さまとのビジネス連携によって信頼感や安心感のあるサービスとして、より多くの企業のデータ活用をご支援できると考えております。(新井さま)
今後のお客さまの展望とNTT東日本への期待
primeNumberさまの今後の展望とNTT東日本への期待をお教えください。
どんな企業でもデータの活用が進められる、そのような世界をtroccoが下支えするためのサービス開発を、スピード感を持って続けていきたいと考えています。同時にデータ活用の現場に従事されているみなさまにも、価値をお届けできるようなサービス提供やコミュニティ形成にも力を注いでいきたいと考えています。
弊社にはない歴史と規模をお持ちのNTT東日本さまとご一緒することで、安心の中にも新しさのあるサービスとして多くの企業に認知いただき、多くの企業のデータ活用を実現する、そのような取り組みをご支援いただければ幸いです。(新井さま)
NTT東日本は、普及するクラウド活用のご支援を通じて、情報システム部門の業務推進や企業さまのビジネス拡大をこれからも支援していきます。
- 文中記載の組織名・所属・肩書き・取材内容などは、すべて2020年9月時点(インタビュー時点)のものです。
- 事例はあくまでも一例であり、すべてのお客さまについて同様の効果があることを保証するものではありません。
- Amazon Web Services(AWS)は、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
- troccoは、株式会社primeNumberの商標です。
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