もっと知りたい!電話関連コラム

固定電話の導入コストを徹底削減!クラウド電話で安く簡単に

ビジネスで必要不可欠な電話。
スマートフォンやインターネット回線を利用したものなど、さまざまなサービスがありますが、どの地域からかけているか分かりやすいという面で企業が導入する電話といえば固定電話になるでしょう。

この記事では、固定電話について詳しく解説していきます。また、固定電話の運用面で大きな助けとなる「クラウド電話」について、種類や費用、メリットや導入プロセスなど、気になる疑問にお答えします。

企業の際や新規拠点の立ち上げなど、固定電話を安く導入したいとお考えの方はぜひご覧ください。

※本記事において、「固定電話」とはNTT東日本の電話サービス「加入電話」「INSネット」「ひかり電話」などを指します。

固定電話の加入状況や費用はどのくらい?

イメージ:固定電話の加入状況や費用はどのくらい?

固定電話はまだまだ企業にとって必須ツール。ここでは、固定電話における現状の種類や導入にかかる費用など紹介します。

固定電話の加入状況と現状

プライベートや街中で固定電話を見る機会は激減しました。家庭でもスマートフォンやコミュニケーションツールの発展により、固定電話を持たないケースが増えています。

実際、家族の住居や一人暮らしの場合では、スマートフォンだけで対応するライフスタイルに変化してきていますので、固定電話の加入者数は減少傾向にあります。

しかし、総務省の調査によれば、2023でも固定電話の加入率は約58%です。(令和6年6月7日「通信利用動向調査」より)。ビジネスシーンでは固定電話を利用する状況にそれほど変化がないのではないでしょうか。

現在でも多くの企業で固定電話を使用しています。あるいは、スマートフォンと併用するといったパターンも採用されていますが、ビジネスシーンでは固定電話が重要なものであると認識されています。

固定電話の主な種類

固定電話にもさまざまな種類があります。

まずは「アナログ回線」。銅線を用いた通話方法で、通話品質や安定性の高さが特徴です。電波状況の影響を受けないメリットがあります。

次に「ISDN回線」は、信号をデジタル変換する方法になります。通話だけでなく、データ通信やパケット通信を行えます。また、ひとつの回線で電話とFAXを同時に使えるといったメリットがあります。

  • 「INSネット64」「INSネット64・ライト」「INSネット1500」(総合ディジタル通信サービス)は、2024年8月31日(土)をもってサービスの新規販売は終了、2028年12月31日(日)をもってサービス提供を終了いたします。
  • 「ディジタル通信モード」のサービス終了に合わせて2024年1月より提供している「切替後のINSネット上のデータ通信(補完策)」も終了いたします。

そして「IP電話」は、インターネット回線を使用した固定電話です。アナログ回線より通話料が安くなる傾向あり、通話者同士が同じ通信業者であれば無料になるケースもあります。
IP電話のひとつとして、0ABJ番号を利用した光電話があります。光電話は光回線(インターネット接続サービス)の付加サービスであり、固定電話とほぼかわない品質で利用できることが特徴です。プランによっては光回線と光電話および追加番号を契約することで、電話・FAX・インターネットを1つの回線で使うことが可能です。

  • 光電話の利用には、初期費用・月額利用料・通話料などがかかります。

固定電話の導入にかかる費用

固定電話にかかる費用は種類によって異なります。

アナログ回線は必要な同時通話数分、ISDN回線は1回線につき2同時通話可能のため必要な同時通話数の半分だけ回線を引く必要がありますので、同時に通話する人数が多くなるほど、その分だけ物理的に回線数を増やすために費用が高くなります。

一方、 光回線(インターネット接続サービス)の付加サービスである光電話は、複数チャネルサービスなどの付加サービスを利用すれば、一定以上の同時回線数分、使用することも可能です(最大同時回線数はサービスによって異なります)。

昨今ではサービス競争が激化していますので、さまざまな事業者を比較検証する必要があるでしょう。

固定電話としてクラウド電話を導入するメリット

イメージ:固定電話としてクラウド電話を導入するメリット

クラウド電話は、簡単・便利なこれからの固定電話として注目されており、さまざまなビジネスシーンで役立つ機能を搭載しています。

コストの削減が期待できる

これまで固定電話について説明してきましたが、会社では必要な回線も多くなるので、やはりコスト面での懸念もあると思います。

それを手助けするのが「クラウド電話」です。従来的な固定電話環境に比べ、配線などの物理的な工事がかからないので初期投資を抑えることを期待できます。

従来のオフィス電話は、PBX(電話交換機)と呼ばれるシステムで運用していました。このPBXでは、制御装置の設置工事はもちろん、配管工事や配線工事といった追加の工事が必要になるケースもあります。

しかし、クラウド電話はこのPBXをインターネット上で機能させ、パソコンやスマートフォンを配線の代わりとして運用できます。

また、Wi-Fi対応の電話機も多く用意していますので、LANケーブルの配線工事が不要になる場合もしばしば確認できます。

ほかにも、サービスによってはひとつのアカウントで複数のデバイスをログインできますので、契約数を抑えることにつながったり、私用のスマートフォンにクラウド電話を入れることで業務用のスマホ費用が不要になったりするといったメリットもあります。

柔軟な運用ができる

クラウド電話はさまざまな機能により、さまざまなビジネスシーンで活用できます。

インターネット接続環境にあればどこでも通話が可能ですので、場所にとらわれずに固定電話の代表番号から通話することができます。

また、社員の誰もが会社の代表電話で対応できますので、電話の取り次ぎを必要とせず、直接担当者への連絡が可能になります。

社会情勢によるワークスタイルに変化にも対処できるでしょう。テレワークや在宅勤務など、オフィスにいない状況も多くなっていると思いますが、専用アプリを使ってスマートフォンを内線化し、職場にいなくても会社代表の固定電話番号を送受信できます。

ほかにも、最近導入が増えている「フリーアドレス」に対応することも可能です。座席を固定しないオフィススタイルもスムーズに採用できるものになっています。

クラウド電話導入までのステップ

イメージ:クラウド電話導入までのステップ

クラウド電話は、大掛かりな工事や手の込んだ複雑なやり取りを介することなく導入することができます。

事業者の選定

クラウド電話を導入するためには、そのサービスを展開している事業者と契約する必要がありますので、まずは事業者選びから。

標準機能をはじめ、さまざまなオプションの種類がありますので、適したサービスを提供している事業者をお探しください。また、利用人数などの事業規模によっても料金プランが異なります。そのあたりの確認も必要になってくるでしょう。

そのほかのポイントとしては、セキュリティやプライバシーの保護といった観点も忘れてはいけない要素です。

クラウド電話はインターネットを利用したサービスなので、データの流出など情報セキュリティ上のリスクが存在します。費用面だけでなくセキュリティの面も考慮する必要があります。

契約から運用までの流れ

事業者やサービスが決定すればいよいよ契約です。住所や必要な番号の数など契約に必要な情報を提供して開通日まで待ちましょう。電話機設置工事などがなければ無派遣での工事で開通することも多いです。

その後、専用のアプリを使用するデバイスにインストールすれば運用準備の完了です。それぞれのサービスや機能を活用してビジネスに役立ててください。

ちなみに、契約の時点で、インターネット接続環境の準備は必須になります。

固定電話を安く導入するための最適解!NTT東日本の「ひかりクラウド電話」

イメージ:固定電話を安く導入するための最適解!NTT東日本の「ひかりクラウド電話」

「固定電話の発着信が可能」をベースにさまざな付加機能が使える「ひかりクラウド電話」。主な4つのサービスを紹介します。

ひかりクラウド電話 ダイレクト for Webex Calling

Web会議アプリ「Webex」を利用したクラウド電話です。

オフィスからの音声通信をインターネット区間を通さない(契約拠点のルータ配下に限る)で行うために、クリアで安定した通話を期待できます。

閉域接続というインターネットから切り離された独自のネットワークを使用します。契約拠点からクラウドまでの区間は一元的に保守サポートできますので、利用も安心です。

閉域接続での利用を希望しない場合は「ひかりクラウド電話 ダイレクト for Webex Calling」よりも安価な「ひかりクラウド電話 for Webex Calling」をおすすめします。

「ひかりクラウド電話 for Webex Calling」
詳細はこちら

ひかりクラウド電話 for Microsoft Teams

「Microsoft Teams」というメッセージアプリを活用したサービスです。

「Microsoft Teams」の入ったパソコンやスマートフォンから、オフィスの電話番号による発着信を行えるほか、チャットやWeb会議など、「Microsoft Teams」にあるさまざまな機能を活用できます。

Office365をご利用なら、「ひかりクラウド電話 for Microsoft Teams」が便利です。

「ひかりクラウド電話 for Microsoft Teams」
詳細はこちら

ひかりクラウド電話 for MiiTel

AIによる営業電話や顧客対応を可視化できる電話サービスになります。

担当者とお客さまの会話を全文自動文字起こしし、自動要約や使用単語の頻度をレポートしてくれます。

また、録音機能によって全受発信をクラウド保存し、音声ファイルをダウンロードして聞き直すことができます。

ほかにも、音声解析や事前に登録した項目による応答対応のタグ付け、留守番電話・応答メモの自動通知など、ビジネスにおける電話コミュニケーションに大きく役立てることが可能です。

「ひかりクラウド電話 for MiiTel」
詳細はこちら

ひかりクラウド電話 for RING x LINK

代表電話や問い合わせ窓口にかかってきた電話に対して、その内容に応じた担当者に電話を自動転送できるサービスです。

電話の取り次ぎや電話番などの電話業務を減らすことができ、休憩中の電話やビジネスチャンスの損失など、電話による社員のストレス減少を期待できます。

また、電話をかけてきたお客さまや取引先の人にとっても、かけ直したり、長い時間待たされたりすることがなくなりますので、顧客満足度の向上にも役立ちます。

「ひかりクラウド電話 for RING x LINK」
詳細はこちら

まとめ

固定電話といっても、いくつも種類があり、サービス内容や導入費用もさまざまです。

そういったなかでも、コストの軽減や機能性を考え、NTT東日本・NTT西日本の「ひかりクラウド電話」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

あなたのビジネスをサポートするために、ビジネスモデルや会社の現状にマッチしたサービスやプランを見つけるお手伝いができます。

  • 「Webex by Cisco」、および「Webex」は、Cisco Systems,Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における商標登録または商標です。「Webex Calling」はCisco Systems, Inc.が提供するサービスの名称です。
  • 「Microsoft Teams」、「Microsoft 365」、「Office365」は、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標、または商標です。「Microsoft 365」は、Microsoft Corporationが提供するサービスの名称です。
  • 「MiiTel」は、株式会社RevCommまたはその関連会社その他の一定の国における商標登録または商標です。「MiiTel」は、株式会社RevCommが提供するサービスの名称です。
  • 「RING x LINK」は、NTTテクノクロス株式会社またはその関連会社その他の一定の国における商標登録または商標です。「RING x LINK」は、NTTテクノクロス株式会社が提供するサービスの名称です。
  • 「Webex Calling」、「Microsoft Teams」、「MiiTel」または「RING x LINK」は、名称が変更される場合があります。最新情報は、各サービス事業者のホームページをご確認ください。

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