
今の電話番号を活かすTeams電話の構成がわかる!
「ひかりクラウド電話 for Microsoft Teams」パンフレット
監修 ビジネスフォン 開発・販売チーム(NTT東日本)
監修 山口 拓馬(コミュニケーションサービス担当)
編集 NTT東日本編集部
近年、リモートワークの拡大やBCP対策(事業継続計画)意識の高まりにより、「会社における電話の在り方」を見つめ直す企業も少なくありません。そのような中で、普段から業務で活用している「Microsoft Teams(以下、Teams)」を使用し、柔軟かつ効率的に通話したいと考える企業も多いでしょう。
本記事ではTeams電話の特徴や、Teams標準機能との違い、Teams電話の導入方法についてわかりやすく解説します。
Teams電話の導入に必要な具体的サービスについても紹介するため、ぜひ最後まで読んで参考にしていただき、今の時代にあった電話環境構築を目指してみてください。
本記事において、固定電話とはNTT東日本の電話サービス「加入電話」「INSネット」「ひかり電話」などを指します。
Summary

今の電話番号を活かすTeams電話の構成がわかる!
「ひかりクラウド電話 for Microsoft Teams」パンフレット
Index
Teams電話とは、Microsoft 365が提供するクラウド型の電話システムです。Teams電話ではクラウドPBX※1という仕組みを利用することにより、Teams画面上からオフィスの代表電話番号での発信・着信を可能にしています。
イメージとしては下記のとおりです。リモートワーク時、また外出先からであっても、場所を問わず電話をかけられます。

Teams電話を導入することによって、電話・チャット・Web会議などのさまざまなコミュニケーション手段を一つの端末(各従業員のパソコンやスマートフォン)に集約できるのが魅力です。
PBX(構内交換機):Private Branch Exchangeの略で、外部からの電話を受ける外線を制御して電話の接続や振り分けを行う、あるいは電話機同士の内線機能を制御する装置。
関連コラム:【図解】PBXとは?仕組み、機能、メリットをわかりやすく解説
Teams電話には、ビジネスシーンにおいて必要な電話機能が標準的に備わっています。たとえば下記の4つが挙げられます。
そのほか、以下のような便利な機能も備えています。
| 機能 | 概要 |
|---|---|
| ボイスメール・文字起こし機能 | 電話に出られないときのための音声記録。会議中・外出中で音声を再生できないときも、文字起こしで内容を確認できる |
| プレゼンス機能 | ユーザーアイコン下に赤・黄・緑の色が表示されることにより、従業員が電話応対可能かどうかを確認できる |
| 自動応答機能 | 営業時間外や複数着電時の対応が可能。また、「人事部をご用命の方は2を押してください」など、メニューシステムの操作によって、電話をかけた人にとって適切な部署へつなげる |
| 再生コントロール機能 | 録音や文字起こし、ボイスメールを自分のタイミングで確認できる |
| 相手によって異なる着信音の設定 | 電話がかかってきた際、誰からのものかが分かるように相手によって着信音を変えられる |
ここでは、Teamsの標準機能とTeams電話の違いをわかりやすく表で解説します。
| Teams標準機能 | Teams電話 | |
|---|---|---|
|
Teamsアプリユーザー同士の通話 (内線通話やWeb会議) |
⚪︎ | ⚪︎ |
|
一般の多機能電話や携帯電話との発着信 (外線電話) |
× | ⚪︎ |
| 通話の保留・転送・同時呼び出し | × | ⚪︎ |
Teams標準機能は「Teamsアプリユーザー間でのコミュニケーション」に限定されていますが、Teams電話は「外部の電話番号へも接続できる」ことが大きな違いです。
Teams電話を導入することにより、スマートフォンやパソコンを使用して、会社の電話番号での発着信や内線通話ができます。これによって、自宅や外出先でもオフィスにいるときと同じように電話対応が可能です。
さまざまな場所で通話ができる点で、Teams電話を導入することは、働き方改革やハイブリッドワークの推進においても有用な手段となります。
Teams電話を活用することにより、導入時の手間やコストを低減できる可能性があります。従来型のビジネスフォン※2とは異なり、主装置や電話機の設置工事 ・回線工事などが発生しないため、比較的短期間での導入が可能です。
Teams電話の設定自体も簡単で、管理者自身が管理ポータルから操作できます。保守や管理の必要もないため、さまざまな面においてコストを低減できるでしょう。
ビジネスフォン:オフィスや店舗などで利用される業務用電話システムで、「主装置」と複数台の「多機能電話機」を接続して使用する。
Teams電話は、有事の際のBCP対策(事業継続計画)の観点からも有効な手段の一つです。近年では自然災害への備えとして、ご利用環境の在り方を見直す企業も増えています。オフィスの回線や主装置※3に影響が出た場合、従来の電話環境では対応が難しくなるケースがあります。
Teams電話を導入すると、各従業員に貸与したパソコンやスマートフォンを使用して代表電話番号での外線通話や転送が可能になります。これにより、万が一のときの事業リスクを減らせるとともに、安定した業務運営を支える電話環境を整えられます。
主装置:外線と内線を制御し、電話機への接続・振り分けを行う制御装置のこと。多機能電話機とコードでつないで利用する。
Teams電話を導入することで得られるメリットがある反面、従来の電話環境と比較してデメリットと感じる部分もあるでしょう。メリットとデメリットをそれぞれ理解し、自社の状況や体制にあった電話環境を構築することが大切です。
Teams電話ではインターネット回線を利用するため、回線が不安定になると通話品質も低下します。たとえば、同一ネットワーク内で複数のユーザーが同時に大容量の通信(ビデオ会議・大容量ファイルの送受信など)を行うと、通話品質に影響を及ぼす可能性があります。
通話品質を担保するためには、自社の回線状況をあらためて確認し、十分な帯域幅※4を用意しておきましょう。
帯域幅:通信速度の速さ・遅さを表す指標。帯域幅が広いと通信速度が速く、狭いと通信速度が遅いとされる。
Teams電話を導入する際、電話番号の引き継ぎや設定変更が状況によっては複雑になる可能性があります。
たとえば従来の電話環境から移行する場合や、反対にTeams電話からビジネスフォンに移行する場合には、原則として0ABJ番号※5であれば双方向番号ポータビリティ制度※6を利用して移行可能です。しかし、移転が絡む場合など一部のケースにおいては引継ぎができないケースもあるため、事前の確認が必要です。
長期的に安定利用できる電話環境の構築を目指し、慎重に比較検討すること、必要に応じてプロに相談することが大切といえます。
0ABJ番号:東京の「03」や大阪の「06」など、市外局番から始まる日本の固定電話の番号のこと。
双方向番号ポータビリティ制度:固定電話の電話番号を保持したまま、他の固定電話サービス事業者に乗り換えられる制度。
関連コラム:双方向番号ポータビリティとは?概要やメリット・デメリットを解説
Teams電話により安定した電話環境を構築したい場合、「ひかりクラウド電話 for Microsoft Teams」を導入することがおすすめです。
「ひかりクラウド電話 for Microsoft Teams」はNTT東日本のサービスです。「ひかりクラウド電話 for Microsoft Teams」を導入すると、業務に使用しているパソコンやスマートフォンなどの端末にTeamsをインストールするだけで、オフィスの代表電話番号での着信・発信が可能になります。
NTT東日本では、電話を安心して全ての方に利用いただける環境を目指しており、Teams電話の利用にあたっての設定代行も可能です。また、ネットワークが安定しない・通信が遅いなどの悩みを抱えている場合は、ネットワーク環境の見直しからサポートします。
Teams電話の利用開始までプロが支援するため、不安がある方もまずはご相談ください。
なお、Teams電話を導入するには「ひかりクラウド電話 for Microsoft Teams」に加え、Microsoftが提供する「Teams電話スタンダード(Phone Standard)」のライセンス取得と、これが利用できる「Office 365」または「Microsoft 365」の契約が必要です。
「ひかりクラウド電話 for Microsoft Teams」の詳細を見る
「ひかりクラウド電話 for Microsoft Teams」についての問い合わせはこちら
使い慣れたビジネスフォンをそのままに、Teams電話との連携を希望する場合は「SmartNetcommunity αZXⅡ typeS,M※8」のTeams連携機能が適しています。
「SmartNetcommunity αZXⅡ typeS,M」は、オフィスの業務効率化を推進し、ビジネスの円滑化をサポートするビジネスフォンです。「SmartNetcommunity αZXシリーズ」の後継機種として現行の基本機能を踏襲しつつ、迷惑電話ブロック機能や音声をテキスト化する機能が新たに備わりました。
「SmartNetcommunity αZXⅡ typeS,M」でもTeams電話との連携が可能であり、オフィスの代表電話番号を利用して発着信ができます。
「SmartNetcommunity αZXⅡ typeS,M」にてTeams電話機能を活用した場合、転送操作はオフィス設置の電話機からのみ利用可能です。スマートフォン内線端末側から他の内線端末には転送ができません。

Teams連携で業務効率を高めるαZXⅡの機能がわかる!
「SmartNetcommunity αZXⅡ typeS,M」パンフレット
前述の通り、会社の固定電話の番号をTeamsと連携させるには、Teamsライセンスに加えTeams電話スタンダードのライセンス、Teamsでの利用に対応した通信キャリアのサービスプランを契約する必要があります。
「ひかりクラウド電話 for Microsoft Teams」や「SmartNetcommunity αZXⅡ typeS,M」の契約により、Teams電話を導入する場合は、NTT東日本がサポートするため安心してお任せください。導入後、Teamsの画面上に電話機能が統合され、使い慣れたシンプルな操作で外線電話機能を利用できます。
最後に、Teams電話についてよくある疑問にお答えします。
Teams電話の料金については利用するサービスやプランにより異なるため、サービス提供事業者に相談することがおすすめです。「ひかりクラウド電話 for Microsoft Teams」の料金は1番号あたり1,430円〜となっています。詳細は以下のページもご覧ください。
「ひかりクラウド電話 for Microsoft Teams」の料金を見る
Microsoft 365が提供するクラウドベースの電話システム「Teams電話」について、解説しました。Teams電話の導入により、外出時やリモートワーク時など、どこからでも代表電話番号での発着信が可能になります。
文字起こし機能や自動応答機能をはじめとした便利な機能も搭載されており、業務効率化やBCP対策(事業継続計画)にもつながります。ぜひ下記のページから詳細をご確認ください。
「SmartNetcommunity αZXⅡ typeS,M」の詳細を見る
電話サービスに関するご不明点やお見積りのご依頼などは、こちらの「お問い合わせフォーム」をご利用ください。
Webex Callingに設定した固定電話番号は既存のビジネスフォンで利用できません。現在ご利用いただいているオフィスの電話番号を本サービスに移行するか、新たな固定電話番号の取得が必要です。
「Webex by Cisco」、および「Webex」は、Cisco Systems,Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における商標登録または商標です。「Webex Calling」はCisco Systems, Inc.が提供するサービスの名称です。
「Microsoft Teams」、「Office365」、「Microsoft365」は、米国Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標、または商標です。「Microsoft 365」は、Microsoft Corporationが提供するサービスの名称です。
「ひかりクラウドPBX」は、NTT東日本株式会社またはその関連会社その他の一定の国における商標登録または商標です。また、「ひかりクラウドPBX」は、NTT東日本株式会社が提供するサービスの名称です。
「MiiTel」は、株式会社RevCommまたはその関連会社その他の一定の国における商標登録または商標です。「MiiTel」は、株式会社RevCommが提供するサービスの名称です。
「RING x LINK」は、NTTテクノクロス株式会社またはその関連会社その他の一定の国における商標登録または商標です。「RING x LINK」は、NTTテクノクロス株式会社が提供するサービスの名称です。
「Webex Calling」、「Microsoft Teams」、「MiiTel」または「RING x LINK」は、名称が変更される場合があります。最新情報は、各サービス事業者のホームページをご確認ください。
「ひかりクラウドPBX」は、名称が変更される場合があります。最新情報は、NTT東日本株式会社のホームページをご確認ください。

監修 ビジネスフォン 開発・販売チーム(NTT東日本)
約40年にわたりビジネスフォンを提供し、オフィス環境の円滑な業務運営を支援しています。

監修 山口 拓馬(NTT東日本)
マーケティング統括本部 ビジネス開発本部 クラウド&ネットワークビジネス部 コミュニケーションサービス担当
クラウド電話をはじめとする企業向けコミュニケーションサービスの企画・マーケティングを担当。顧客対応や業務コミュニケーションに関する課題解決をテーマに、サービス企画やコンテンツ監修に携わっています。企業の生産性向上とより良い顧客体験の実現を支援しています。

編集 NTT東日本編集部
NTT東日本のサービス担当者が企画・監修を行う編集チームです。
中小企業の皆さまにとって身近で役立つ情報をお届けすることを目的に、サービスの特長や活用方法をわかりやすくご紹介しています。
日々の業務にすぐに活かせるヒントや、経営課題の解決につながるサービスの魅力を丁寧に発信しています。


SmartNetcommunity αZX typeS,M
小~中規模オフィスなどで、スマートフォンと連携を行うことができ、オフィス・自宅・外出先でもどこでも利用できるビジネスフォンです。

ひかりクラウド電話
お手持ちのパソコン・スマートフォンに専用アプリを入れることで、場所を問わず発着信ができるサービスです。「Webex Calling」「Microsoft Teams」「ひかりクラウドPBX」「MiiTel」「RING x LINK」に対応しています。

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