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足立区教育ICTセミナー アクティブ・ラーニングを意識した授業による子供たちの特性に応じた学びの変容

  • 文中に記載の内容は、すべて2017年2月時点のものです。

公開授業8学年・英語「USE Speak プレゼンテーションをしよう」

8学年の英語は、生徒たちが英語を使ってプレゼンを行うという授業でした。授業の目標は、プレゼンを行うことで自分が考えた英文をものにすること、そしてその知識の定着が狙いです。
今回の授業では、タブレット端末を活用して、プレゼンを行う生徒が自分で動画撮影を行っています。これは自身を動画で撮影して、プレゼンの表現を振り返りながら修正していくことで表現力の向上とともに、表現したいという意欲の向上を狙ってのものです。
授業では、まずはプレゼンの方法や内容について生徒に説明し、理解させていきます。今回の授業では、(1)通信手段とコミュニケーション(メールやSNSなど)について考える。(2)形容詞、副詞の比較級と最上級を理解して使用する。(3)通信手段についての説明文を読む (4)クラスで人気のあるものについてプレゼンテーションをする。この4点の学習に行いました。
また、より良いプレゼンを行うための注意点として、①発表の声は聴きやすいか。②声の調子を工夫しているか。③顔をあげて発表しているか。④グラフ・図などの資料についてジェスチャーを付けながら説明しているか。⑤クイズまたは質問をしているか。⑥比較表現を3文以上使っているか。⑦発表が60秒以上の内容か。の7点を挙げて発表時の基本としています。

生徒たちはプレゼンのテーマを決めて、2人1組のペアでテーマの調査とまとめを行い、grafやChartなどを使ってプレゼンの内容と手順、発表原稿を作成していきます。完成すると、ペアになった生徒が交互にプレゼン練習を行い、それを動画撮影。動画をチェックしながら、原稿の編集や表現方法、プレゼン中のジェスチャーなどについて議論していきます。タブレット端末のストップウォッチを使用して時間を計測するなど、タブレット端末に慣れた生徒たちならではの工夫も見られました。
まとまったところで、数組の生徒がクラス全員の前でプレゼン発表を行いました。発表されたプレゼンのひとつに、「最も好まれるラーメンの味」についてというテーマがありました。調査結果グラフの項目名を隠して提示。「塩と醤油、どちらがより好まれていたと思うか」「最も好まれる味は何だったと思うか」と、比較級や最上級を使って質問を行い、「正解」「不正解、残念」などと生徒同士で英語を使ってやりとりし、クラス全員だけでなく公開授業の見学をしていた先生方にも大変好評でした。

指導にあたった先生は、初日の練習プレゼンの録画を提示して「質問後、回答した友達に対する反応が自然になった。練習回数を重ねるごとに、英語で自然なコミュニケーションができている」と評価するなど、英語の発表内容にとどまらず、発表時間、声の大きさ、わかりやすさなどもチェックして、コミュニケーションツールとしての英語がタブレット端末とデジタル教材から学べる授業となったことなどを挙げ、英語学習におけるICT教育環境の有用性について高い評価をされていました。

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