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足立区教育ICTセミナー アクティブ・ラーニングを意識した授業による子供たちの特性に応じた学びの変容

  • 文中に記載の内容は、すべて2017年2月時点のものです。

公開授業4学年・理科 「水のすがたと温度」

4学年1組の理科の授業は、単元名「水のすがたと温度」で、1組36名の児童が理科室にて実験を行いました。今回の課題は「水を熱すると温度や様子はどのように変化するだろうか」です。
まず、先生から前回の学習内容(水の性質)を振り返り、それを踏まえて今回の実験について、熱すると水の状態がどうなるかを児童たちの予想を発表しました。
先生の指導の下、36名の児童が4名のグループごとに実験を開始。ビーカーの水をバーナーで温めながら、1分ごとに温度と水の変化を児童たちがそれぞれ記録します。水の状態の変化は児童たちがタブレット端末のカメラ機能を使って撮影、実験結果はホワイトボードに記入するなど、各グループは役割分担を決めて工夫しながら記録をまとめていきました。

また、児童たちはノートに実験から得た情報や考察を書き込み、「水から泡が出ている」「温度は100度以上に上がらない」などの観察記録を書き込んでいました。

実験が終了すると、実験の結果をグループごとにタブレット端末のグラフに記入してきます。タブレット端末のグラフや記録を見ながら、児童たちが立てた予想と実験結果を比べてみてどうだったのかを振り返って、グループで話し合っていました。

先生が実験の結果の写真やグラフを示しながら、水の様子と温度の変化を発表しました。児童たちは各グループのグラフを比較しながら実験の傾向を確認し、水の性質についての理解を深めていました。
最後に先生から「沸騰」というキーワードを教わり、次回の湯気と正体を調べることにつなげて、今回の授業は終了しました。

理科の授業では問題解決の過程において、静止映像や動画映像を効果的に提示することで児童の思考の広がりや理解の深まりを期待できます。特に、観察や実験の結果を映像で記録しておくと、実験結果を何度も再現して確かめ、実験結果をグループや学級全体に提示して共有できるという利点もあります。
このことから、タブレット端末などのICT機器は理科の学習に求められている「より妥当な結論を生み出す」ためのツールとして、授業や自主学習に積極的な活用が期待できそうです。

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