もっと知りたい!電話関連コラム

【完全版】電話の契約は3種類!費用や開通までの流れをステップで紹介

電話の契約は「複雑でよく分からない」と感じる方は多いのではないでしょうか。固定電話の契約は、開通までどのような流れで進むのか気になりますよね。そこで今回の記事では、開通までの流れを5ステップで紹介します。事前に流れを把握しておくことで、予定日までのスケジュールを組むことができます。

さらに、電話契約に必要な初期費用や回線使用料についてもまとめました。「電話契約の費用はどのくらい掛かるの?」という疑問にお答えします。電話に関する相談窓口(NTT東日本)を紹介しているので、電話に関する総合的な悩みがある方は、ぜひ最後までお読みください。

電話契約は3つの回線から選択

イメージ:電話契約は3つの回線から選択

電話には3つの回線があるのをご存じでしょうか。それぞれ特徴やメリットが異なるため、契約前に知っておくと役立ちます。

そこで今回は、電話の契約には欠かせない以下3つの回線を紹介します。

  • ISDN回線
  • アナログ回線
  • ひかり電話

知らずに電話契約をしてしまうと、あとで後悔する可能性があるので、まずは回線の特徴を掴み、ニーズに合う電話を契約しましょう。

ISDN回線

ISDN回線とは、1回線で同時に2通話できる回線を指します。例えば、固定電話とFAXを違う番号で利用したい場合、アナログ回線だと2回線分を契約しなければいけません。しかし、ISDN回線であれば、1つの回線で2つの回線が利用できるので、FAXと電話を同時に使いたい場合におすすめです。

ISDN回線は、一般家庭や個人での利用は少ないですが、主に店舗や事務所など小規模の企業で使用されています。

アナログ回線

アナログ回線は、1回線で1通話のみ使用できる回線です。電話しか使う機会がない企業や、FAXを電話とは別に使用したい場合におすすめです。1回線のみの契約なので、基本料金や毎月の支払いを抑えられるメリットがあります。

ひかり電話

ひかり電話は、電話とネットを同時に使用できるサービスです。NTT東日本が提供するインターネット接続サービスの「フレッツ光」のオプションです。

ひかり電話のメリットは、以下のとおりです。

  • 通話品質が高い
  • ネット環境の質が高い
  • 1回線で電話とネットが使えてコスパが良い

他にも、ひかり回線はオプションが充実しているため、希望のニーズに併せてプランを選べます。接続に必要なものは、NTT東日本が送付するので、特別なケースを除き用意する機器はありません。

ひかり回線は一般家庭の使用はもちろん、店舗や法人など固定電話とネット利用が不可欠な企業におすすめのサービスです。ひかり電話について「詳しい情報が知りたい」という方は、以下の資料を参考にしてみてください。

ひかり電話オフィスタイプの資料ダウンロードはこちら

NTT東日本の電話契約に掛かる費用

イメージ:NTTの電話契約に掛かる費用

新規で電話契約を行う場合、初期費用や回線使用料が掛かります。NTT東日本で契約をする場合は「どのくらい費用が掛かるの?」と気になる方も多いでしょう。そこで今回は、NTT東日本の加入電話(アナログ回線)の初期費用を紹介します。

基本料金(回線使用料)についてもまとめているので「相場が知りたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

初期費用

新規で固定電話を契約する場合は、初期費用がかかります。NTT東日本の「加入電話(アナログ回線)」では、新規で固定電話を引く場合、以下の費用が必要です。

施設設置負担金 39,600円(税込)
契約料 880円(税込)

「加入電話(アナログ回線)」では、電話設置の工事費は無料で行われます。なかには「施設設置負担金が高い」と感じる人もいるかもしれません。この負担金は、電話の新規架設工事費に充てられるものなので払う必要があります。NTT東日本で電話の契約をする際は、施設設置負担金がかかることを考慮しておきましょう。

初期費用を節約したい人は「加入電話・ライトプラン」がおすすめです。初期費用を払わないかわりに、月の使用料金が若干割高になります。

回線使用料

回線使用料とは基本料金のことで、エリアごとに電話の回線数により「1級・2級・3級」の3段階に分かれています。具体的な電話の回線数は、3級は40万件以上、2級は5万〜40万件まで、1級は5万件までの取扱局で回線数が多い程、基本料金が高くなります。「加入電話」と「加入電話・ライトプラン」のオフィス向け基本料金は、以下のとおりです。

<加入電話> 1級取扱所 2級取扱所 3級取扱所
ダイヤル回線 2,530円(税込) 2,585円(税込) 2,750円(税込)
プッシュ回線 2,640円(税込) 2,640円(税込) 2,750円(税込)
<加入電話・ライトプラン> 1級取扱所 2級取扱所 3級取扱所
ダイヤル回線 2,805円(税込) 2,860円(税込) 3,025円(税込)
プッシュ回線 2,915円(税込) 2,915円(税込) 3,025円(税込)

ダイヤル回線とは、銅線を振動させることで音声通話ができる回線です。発信音をブツブツと遮断させて、その遮断回数を送ります。最近は見かけなくなりましたが、ダイヤルを指で回して呼び出す黒電話も同じ仕組みです。

プッシュ回線は、0〜9の番号をそれぞれ違う「音」で送る回線です。相手の電話番号を押しボタンで呼び出すと、音を電話交換機が読み取ります。回線使用料は、プッシュ回線やダイヤル回線、オフィス用か自宅用なのかによって金額が異なります。

さらに、電話の回線数により振り分けられた「3段階の区分によっても若干の差がある」ということを覚えておきましょう。ご利用料金について詳しく知りたい方は、以下の資料を参考にしてみてください。

ひかり電話オフィスA(エース)資料ダウンロードはこちら

固定電話の契約から開通までの流れ5ステップ

イメージ:固定電話の契約から開通までの流れ5ステップ

実際に新規で固定電話を利用する場合「どのような流れで利用できるの?」と感じる方は多いのではないでしょうか。工事が必要になることもあるので、スケジュールを組むためにも流れを把握しておきたいですよね。

そこで今回は、以下5つのステップで開通までの流れを紹介します。

  • 問い合わせ
  • 契約手続き
  • 電話番号の発行
  • 開通工事
  • 工事

これから新規で電話契約をされる方は、ぜひ参考にしてみてください。

問い合わせ

お申し込みをする際は、まずNTT東日本の公式サイトから電話やメールで問い合わせをしましょう。契約者名や設置場所を伝え、サービスが利用できるか確認してもらいます。

他にも、電話に関する総合的な相談ができるので、分からないことがあれば問い合わせの際に確認しておきましょう。よくある電話の契約に関する問い合わせを、以下に紹介するので参考にしてみてください。

  • 端末の種類
  • 電話機の台数
  • 設置場所
  • プラン

これらは一例ですが、契約前に悩みがちなことも気軽に相談できます。「契約するか悩んでいる」という方も、まずは相談してみてはいかがでしょうか。

電話に関する相談はNTT東日本へ

契約手続き

問い合わせでプランを決めたあとは、契約手続きを行います。設置場所が該当する提供エリアに対応した、固定電話の料金で契約をします。

個人名義で固定電話の契約をする場合は、運転免許証やパスポートなどの身分証が必要です。法人名義の場合は、以下の書類を提出するので用意しておきましょう。

  • 登記簿謄本
  • 取締役の身分証
  • 賃貸契約書(5回線以上の契約に必要)

提出書類を事前に用意しておくことで、契約締結がスムーズになります。個人と法人で必要になる書類が異なるので、事前に確認しておきましょう。

電話番号の発行

プランが決まり契約手続きを終えたら、電話番号を取得します。新規で固定電話を利用するには、電話番号の取得が必須です。電話番号は、候補をいくつか出してくれるのでお好きな番号を選びましょう。電話番号は工事の前に取得するので、すぐ利用することはできません。

工事前に取得すると、ホームページや名刺・チラシなどに新規の電話番号を追加できます。登記の際の申請書にも、固定電話の番号で記載可能です。

開通工事

開通工事は、込み具合によるものの申し込みから約2週間〜1ヶ月後に行います。電話工事の日程を案内してもらい、スケジュール調整しましょう。

立ち合いが必要になる工事は、電話で事前に教えてくれます。基本的には、交換機の変更以外の作業は立ち合いが必要です。当日の開通工事自体は、約1時間前後で終わります。

開通

開通工事終了後、電話機やクレジット端末などの通信に問題がなければ電話回線が利用できます。当日から電話を使いたい人は、忘れずに電話機を購入しておきましょう。

電話機は一般家庭用でも、法人向けのビジネスフォンでも問題ありません。事前に用意しておくと、スムーズに使用できます。まだ電話を購入されていない方は、以下のリンクを参考にしてみてください。

電話の選び方ガイド 電話導入のポイント集ダウンロードはこちら

電話契約に関する悩みはNTT東日本にご相談ください

イメージ:電話契約に関する悩みはNTT東日本にご相談ください

電話の契約には難しい用語が出てくることもあるので「理解できない」などのお悩みが出ることもあるでしょう。NTT東日本では、電話の用語が分かる電話辞典を掲載しています。具体的には、以下の用語を詳しく解説しています。

  • 加入電話
  • グループダイヤリング
  • クラウドPBX
  • ダイヤルイン
  • チャネル

こちらは用語辞典の一例ですが、電話に関するさまざまな用語が分かりやすくまとめられています。電話の導入事例やお役立ち資料なども載っているので、契約を検討している担当者の方はぜひ確認してみてください。

電話総合ポータル|NTT東日本

新規の電話契約は回線の特徴や費用を見極めて導入しよう

イメージ:新規の電話契約は回線の特徴や費用を見極めて導入しよう

新規で電話を契約する場合は、まず以下の3回線から用途に合わせて選ぶ必要があります。

  • ISDN回線
  • アナログ回線
  • ひかり電話

それぞれ特徴は異なりますが、電話とネットを同時に使いたい人は「ひかり電話」がおすすめです。新規で電話契約をする場合、初期費用と回線使用料が必要です。

例えば、NTT東日本の「加入電話(アナログ回線)」は、電話設置の工事費が無料です。「加入電話・ライトプラン」では、月々の使用料金が若干割高になるかわりに初期費用を節約できます。電話契約の申し込み後は、約1ヶ月前後で開通工事が行われます。事前にスケジュール調整をしておき、スムーズに固定電話の契約を進めましょう。

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