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【徹底解説】固定電話の4つの基本料金!コスト軽減する2つの方法や光電話へ乗り換える注意点も紹介

「オフィスに固定電話を設置したいと考えており、基本料金や通話料金について詳しく知りたい」とお考えの方は多いのではないでしょうか。

電話番号には携帯電話番号や050IP電話番号など、いくつかの種類があります。その中でも特に固定電話番号であれば社会的信用を得やすいため、多少料金がかかっても取得したいと考える企業が多いでしょう。

そこで今回の記事では「会社で使われる4つの電話番号の種類」「4つの基本料金と通話料金」「基本料金を軽減する方法と光電話に乗り換える際の注意点」について解説します。固定電話の料金やオフィスの電話環境にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

2025年4月1日利用分より、「INSネット64」・「INSネット64・ライト」・「INSネット1500」の回線使用料を改定いたします。
改定後の料金など詳細についてはこちらをご確認ください。

会社で使われる4つの電話番号の種類

イメージ:固定電話の4つの種類

電話には、以下の種類があります。

  • アナログ回線
  • ISDN回線(デジタル回線)
  • IP電話
  • 光電話

全て固定電話機を使って通話できますが、通信方法や料金はそれぞれ異なります。この章で、それぞれの特徴を把握しましょう。

アナログ回線

アナログ回線は、アナログ信号で通信する電話回線です。NTT東日本・NTT西日本が提供しており、音声がデータ変換されず、そのまま銅線で伝送されます。

インターネットを利用しないため、回線状況に左右されないことがメリットです。ご利用には施設設置負担金のお支払いを伴う電話加入権が必要ですが、加入電話・ライトプランであれば、お支払いの必要がなくご利用いただけます。詳しくは、各事業者の公式ホームページでご確認ください。

ISDN回線(デジタル回線)

ISDN回線(デジタル回線)は、音声をデジタル化し、銅線を使って伝送するタイプの電話回線です。デジタル化により音声がクリアになるほか、1契約で2通話利用可能なので、通話しながらFAXも利用できます。

2024年1月でディジタル通信モードのサービス終了に伴い、POSシステムなどのサービスも終了したため、これから契約をお考えの企業は注意してください。通話モードは引き続きご利用可能です。

「INSネット64」「INSネット64・ライト」「INSネット1500」(総合ディジタル通信サービス)は、2024年8月31日(土)をもってサービスの新規販売は終了、2028年12月31日(日)をもってサービス提供を終了いたします。詳細はこちらをご確認ください。

IP電話

IP電話は、音声データをデジタルデータに変換し、インターネット回線を経由してやりとりする電話回線です。

「050」で始まる番号が多く、すでにインターネットを利用していれば、通話料金を抑えられます。基本料金0円のプランも多いですが、かけられない番号があります。具体的には、110番や119番といった緊急通報電話やフリーダイヤルにはかけることができません。そのため、オフィス利用には向いてないでしょう。

光電話

光電話はIP電話の一種であり、インターネット接続で利用する回線(光回線)を使って音声データをやりとりする電話回線です。音質が良く、通信が比較的安定しています。

固定電話に比べて通話料金は抑えられますが、利用には光回線の契約が必須です。停電時に使用できないことや、ネットの通信障害が起きると利用できなくなることがありますので注意してください。

固定電話の4つの基本料金

イメージ:固定電話の4つの基本料金

固定電話の基本料金は、電話回線・電話番号を利用するための費用として使われます。基本料金の構成は以下のとおりです。

  • 回線使用料
  • 屋内配線使用料
  • 機器使用料(レンタルの場合)
  • 付加機能使用料(オプションの場合)

付加機能使用料は、オプションを付けていない場合は請求されません。基本料金は契約しているプランに応じて、毎月一定額を請求されます。

回線使用料

固定電話の回線使用料は、電話サービスや電話の加入者数によって区分けされる取扱所の種類によって異なります。

  • 以下に記載の料金は、すべて事務用の月額費用です。

2025年3月31日までの金額

電話サービスの種類(事務用) 3級取扱所 2級取扱所 1級取扱所
加入電話プッシュ回線用 2,750円(税込) 2,640円(税込) 2,640円(税込)
加入電話ダイヤル回線用 2,750円(税込) 2,585円(税込) 2,530円(税込)
加入電話・ライトプラン
プッシュ回線用
3,025円(税込) 2,915円(税込) 2,915円(税込)
加入電話・ライトプラン
ダイヤル回線用
3,025円(税込) 2,860円(税込) 2,805円(税込)
INSネット64(ISDN回線) 3,883円(税込)
INSネット64・ライト
(ISDN回線)
4,158円(税込)
ひかり電話 550円(税込)+フレッツ光の月額利用料
  • 別途初期費用が発生します。

2025年4月1日利用分より、「INSネット64」・「INSネット64・ライト」・「INSネット1500」の回線使用料を改定いたします。
改定後の料金など詳細についてはこちらをご確認ください。

ダイヤル回線とプッシュ回線は、電話をかける際の通信方式の違いです。加入電話・ライトプランの方が、加入権が必要ないことで回線利用料が高く設定されています。

屋内配線使用料

屋内配線をレンタルした場合、屋内配線使用料がかかります。屋内配線とは、事務所の保安器からモジュラージャック、またはローゼットまでの配線のことです。

加入電話または加入電話・ライトプランどちらでも一律月額66円(税込)であり、配線故障時の修理費用は無料となっています。レンタルせずにオフィス設備を利用しても良いですが「小動物にかじられた」などのトラブル時には、別途修理費用がかかります。

機器使用料

電話機等をレンタルした場合、機器使用料がかかります。料金については、利用する機器によって異なります。請求書に以下の記載がある場合はレンタル契約なので、確認してみましょう。

  • 電話機使用料
  • カラー電話機使用料
  • プッシュホン使用料

電話機を購入してレンタル機が不要になった場合は、NTT東日本へ申し出ることで解約できます。

固定電話の通話料金

イメージ:固定電話の通話料金

固定電話の通話料金は、2024年1月から全国一律になっています。

料金|固定電話(加入電話・INSネット)のIP網移行|Web116.jp|NTT東日本

2024年4月時点
回線 距離 料金(昼間・夜間・深夜問わず)
アナログ回線/ISDN回線 全国一律 9.35円(税込)/3分
ひかり電話 全国一律 8.8円(税込)/3分

参照元:NTT東日本「固定電話から固定電話の通話料金」

参照元:NTT東日本「ひかり電話通話料・通信料」

固定電話から携帯電話へ発信する場合は、アナログ回線・ISDN回線・ひかり電話全て17.6円(税込)/60秒かかります。また、固定電話からIP電話へ発信する場合は、IP電話の事業所によって値段が変わるため、確認が必要です。

参照元:NTT東日本「固定電話から携帯電話への通話料金」

固定電話の基本料金を軽減する2つの方法

イメージ:固定電話の基本料金を軽減する2つの方法

固定電話の料金を軽減するには、以下の方法を試してみましょう。

  • 不要なオプションを見直す
  • インターネットと併用なら光電話にする

固定電話は、オプションをつけるほど基本料金が高くなります。料金を抑えたい場合は、不要なオプションを外すか、標準仕様となっているプランを検討してみましょう。

不要なオプションを解約する

電話回線を契約する際、知らないうちに不要な付加サービスが付帯されており、オプション費用がかかっていたというケースがあります。オフィスでよく利用されているオプションは、キャッチホンやナンバー・ディスプレイ、ボイスワープ機能などです。

オプションを付けているのに実際には使っていない場合は、回線事業者に連絡をして外してもらうと良いでしょう。現在契約しているオプションサービスを把握し、本当に必要か確認してみてください。

インターネットと併用なら光電話にする

固定電話とインターネットをどちらも使っている場合、光電話へ乗り換えることで電話代が節約できる場合があります。

例えばNTT東日本のひかり電話に切り替える際に、すでにインターネット回線を利用している場合であれば、アナログ回線と比べ基本料が2,000円以上安く、通話料金も全国一律8.8円(税込)/3分なので、月々の支払いを抑えられる可能性があります。

光電話に乗り換える際の2つの注意点

イメージ:光電話に乗り換える際の2つの注意点

固定電話から光電話に乗り換える場合、以下の点に注意が必要です。

  • インターネット回線の契約が必要
  • 工事の費用や手間がかかる

光電話の利用には、光回線が必須です。また、回線工事には費用や手間がかかります。光電話を検討していてまだ光回線を契約していない場合は、本章の注意点を詳しく確認しましょう。

インターネット回線の契約が必要

光電話は、光回線も同時に契約しないと使うことができません。インターネットをあまり使わない場合は、費用が割高になる可能性があります。光電話と光回線を同時に申し込む場合は、通話する頻度や必要な回線数に合わせて、最適なプランを選ぶと節約できるでしょう。

アナログ回線であれば、インターネット契約せずに単体で申し込みできるため、オフィス環境に合った方法を選択してください。

工事の費用や手間がかかる

光回線を利用していない場合、光回線の工事が別途必要になります。アナログ回線から切り替える場合は切り替え工事のほか、アナログ回線の休止費用や解約時の違約金がかかるケースがあります。

光電話からアナログ回線に戻す際も費用がかかるため、切り替えにかかる料金を確認した上で、固定電話と光電話のどちらが良いか判断しましょう。

固定電話のお悩みはNTT東日本へご相談を

イメージ:固定電話のお悩みはNTT東日本へご相談を

NTT東日本の「ひかりクラウド電話」なら、固定電話機がなくてもオフィスの電話番号をスマートフォンで利用可能です。場所を問わずパソコンやスマートフォンからオフィスの電話番号で発着信できるため、テレワークやフリーアドレスを推進できます。

社員の使っているスマートフォンに「Microsoft Teams」、「Webex Calling」、「MiiTel」または「RING x LINK」をダウンロードするだけで良いため、業務用端末を準備する必要がなく、コストの削減にもつながります。

  • ※ 現在弊社の「ひかり電話オフィスA(エース)」を導入済みのお客さまで、ご利用中の番号を「ひかりクラウド電話」に番号移行される場合。
  • ※ 番号移行の際は工事費が発生する場合があります。

「ひかり電話オフィスタイプ」は、最大8チャネル32番号の利用ができ、必要なオプションだけを選べます。また、「ひかり電話オフィスA(エース)」は、最大300チャネル7,000番号利用でき、ビジネスに便利なオプションを標準で提供しています。

一度資料をダウンロードし、オフィスに適した電話環境を模索してみてください。

「ひかりクラウド電話」の資料ダウンロードはこちら

「ひかり電話オフィスタイプ」の資料ダウンロードはこちら

「ひかり電話オフィスA(エース)」の資料ダウンロードはこちら

  • 「Microsoft Teams」は、米国Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標、または商標です。
  • 「Webex Calling」はCisco Systems, Inc.が提供するサービスの名称です。
  • 「MiiTel」は、株式会社RevCommまたはその関連会社その他の一定の国における商標登録または商標です。「MiiTel」は、株式会社RevCommが提供するサービスの名称です。
  • 「RING x LINK」は、NTTテクノクロス株式会社またはその関連会社その他の一定の国における商標登録または商標です。「RING x LINK」は、NTTテクノクロス株式会社が提供するサービスの名称です。

まとめ

イメージ:まとめ

電話には以下の通信方法があり、基本料金は契約内容によって異なります。

  • アナログ回線
  • ISDN回線(デジタル回線)
  • IP電話
  • 光電話

固定電話の基本料金を軽減したいなら、不要オプションを解約したり、光電話への乗り換えを検討したりすると良いでしょう。

オフィスで光電話を検討しているなら「ひかりクラウド電話」「ひかり電話オフィスタイプ」「ひかり電話オフィスA(エース)」がおすすめです。一度資料をダウンロードし、オフィスの状況と照らし合わせながら検討してみてください。

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