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オフィス用電話機のおすすめメーカー6選と機種3選!選ぶ際のポイントを紹介
ビジネスフォンは、多くの企業で導入されているオフィス用電話機です。業務の効率化や外部からの信頼獲得につながるなどのメリットがあり、導入を検討している企業の担当者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、取り扱うメーカーや機種が多く、自社に適した電話機の選び方がわからないと悩む方が多いのも現状です。
そこで今回の記事では、オフィス用電話機を選ぶポイントを解説します。主要メーカー6社の特徴をあげて、おすすめの電話機種を紹介します。「何を重視して電話機を選べば良いのかわからない」「どのメーカーにどんな特徴があるのかわからない」といった悩みをお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。
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更新日:2024年8月29日
オフィス用の電話機(ビジネスフォン)について解説
オフィス用の電話機は「ビジネスフォン」と呼ばれ、多くの会社で導入されています。この章では、ビジネスフォンと家庭用電話機との違いや、導入のメリットについて説明します。
オフィスの電話機(ビジネスフォン)の特徴
オフィスで使われている電話機は、一般の家庭で使われている電話機とは大きな違いがあります。オフィス用電話機は主装置(PBX)という装置を介すことで、ひとつの電話番号で同時に複数の電話機での受発信が可能です。主装置があることによって、オフィスでは1つの電話機が通話中でも、同じ番号にかかってきた着信を他の社員が電話を取れます。
また、転送機能や録音機能、自動音声機能など業務効率化につながる機能が搭載されているのもオフィス用電話機の特徴です。
さらに、オフィス用電話機を導入する場合、電話機の端末以外にも主装置の購入と、回線をつなぐための工事が必要なので、家庭用電話機に比べて導入費用が大幅に高くなる傾向があります。
ビジネスフォンを導入するメリット
ビジネスフォンの導入にはいくつかのメリットがあります。
- 内線・外線を使い分けられる
- FAXが使える
- 社会的信用につながる
- プライベートと仕事で電話を使い分けられる
まず、ビジネスフォンの大きな特徴である、内線・外線の使い分け。これによって電話取り次ぎの手間を削減でき、社内コミュニケーションを円滑に進められます。スピーディーな電話対応は、電話をかけてきた外部の人に対して信頼感を高める要因にもなります。
また、FAXが導入できるのもメリットのひとつです。社会的にペーパーレスが進んでいますが、いまだにFAXを使用している会社は多くあります。取引先がFAXを使用していた場合でも、スムーズな対応が可能です。
ほかにも、固定電話番号があることで事務所を構えていると判断でき、社会的信用にもつながります。金融機関や取引先にとっては、安心材料の1つになるでしょう。
さらに、一人会社でもビジネスフォンを導入していれば、プライベート用の電話を仕事で使う必要がありません。勤務外の時間に仕事の電話がかかってくることがなくなり、プライベート用と仕事用の連絡先の棲み分けもできます。
オフィス用の電話機選びの3つのポイント
一概にビジネスフォンと言ってもその種類はさまざまで、自社に適した製品をどのように選べば良いのか迷う方がいるのではないでしょうか?ビジネスフォンを選ぶうえで押さえておくべきポイントは、以下の3つです。
- 機能性
- 予算
- 利用環境
この章ではそれぞれの項目について詳しく解説します。
機能性
オフィス用電話機を選ぶ際には、機能性を考慮することが重要です。ビジネスフォンはさまざまな機能を追加できる機種が多く、機能を追加すればするほど高価になります。
機能が多いほうが良いからと言って、一つひとつの機能を精査せずに追加したところで、実際に業務で使うことがなければお金も無駄になってしまいます。会社の規模や利用状況から必要な機能を考え、自社のニーズと予算に応じた最適なオフィス用電話機を選びましょう。
予算
ビジネスフォンの導入費用は以下の3つで構成されます。
- 主装置価格
- 電話機端末価格
- 工事費
主装置や電話機端末の価格はメーカーやモデル、導入数・導入方法によって大きく変動します。そのため、予算を考えて適切な電話機を選ぶ必要があります。
導入費用を抑えたい場合は新品での購入ではなく、リース契約やクラウド型も検討しましょう。クラウド型だと主装置と工事が不要なので、その分導入費用は安く導入できることが多いです。
利用環境
オフィス用電話機は、導入後の利用環境も考えて選ぶのがポイントです。現在のニーズだけを考えて導入すると、あとで電話機を増やしたり契約しなおしたりと、手間とコストが発生する可能性があるからです。
一般的には、電話機を使うスタッフの1/3が同時通話できる環境をつくるのが良いとされています。しかし、将来的に会社規模が大きくなる可能性があるなら、電話機の追加導入がしやすいかどうかまで考えて電話機を選びましょう。
電話機の選び方のポイントをさらに知りたい方は、以下の資料もあわせてご覧ください。
NTTのおすすめ電話機3選
各メーカーは、機能性も価格帯もさまざまな電話機を取り扱っています。この章では、NTT東日本が提供する電話機を紹介します。多種多様なニーズと会社の規模に合わせたビジネスフォンを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
SmartNetcommunity αA1 Standard
小規模から大規模のオフィスまで、幅広く利用できるのが「SmartNetcommunity αA1 Standard」の特徴です。
最大12チャンネルの外線、最大24台の電話機接続・内線に対応しています。また、基本的な機能のほかに、生産性向上につながる以下のような機能を搭載しています。
- 通話録音機能
- 転送機能
- 着信拒否機能
- クラウド対応音声メール機能
社内外のコミュニケーションを円滑に進めることができ、効率化を重視している企業におすすめです。
SmartNetcommunity αZX typeS,M
「SmartNetcommunity αZX typeS,M」は、これからの時代に合わせたニューノーマルな働き方に対応した電話機です。typeSとtypeMには、以下の違いがあります。
- typeS:最大8チャンネルの外線、最大10チャンネルの内線
- typeM:最大12チャンネルの外線、最大40チャンネルの内線
スマートフォンとの連携ができ、外出先やテレワークでの在宅中でも、会社の固定電話番号を使用した受発信が可能な点が大きな特徴です。会社にいなくても電話対応が可能なのは、テレワーク導入中や導入を検討中の企業にとっては大きな魅力です。ほかにも留守番電話機能、遡り着信機能などの豊富な録音機能や、業務効率化につながる機能が多く搭載されています。
「SmartNetcommunity αZX typeS,M」についてより詳しく知りたい方は、以下の商品カタログをご覧ください。
SmartNetcommunity αZX typeS,M商品カタログダウンロードはこちら
SmartNetcommunity αZXLIGHT typeS,M
「SmartNetcommunity αZXLIGHT typeS,M」は、小・中規模のオフィスにおすすめの電話機です。typeSは最大8チャンネルの外線と、最大10チャンネルの内線に対応しています。typeMは最大12チャンネルの外線と、最大30チャンネルの内線に対応している機種です。外線転送機能はもちろん、以下のような業務効率化につながる機能が搭載されています。
- おまたせメッセージ
- 留守番電話機能
- 遡り通話録音
また、ワイヤレスなので電話配線を気にすることなく電話機を設置できます。オフィスの内装やデザイン性を気にしている方に、ぜひ検討していただきたい電話機です。
商品カタログでは「SmartNetcommunity αZXLIGHT typeS,M」についてより詳しく紹介しています。
スマートフォンをビジネスフォンとして利用できるクラウド型電話(PBX)サービス
新たなビジネスフォンの形としてクラウド型電話サービスが注目されています。クラウド型電話(クラウドPBX)とは、主装置(PBX)をクラウド化することでインターネットを利用した電話機(ビジネスフォン)の利用を可能にするサービスです。
クラウド型電話の特徴として「スマートフォンをビジネスフォンとして利用できる」ことが挙げられます。専用の電話機を設置する必要がなく、個人のスマートフォンをビジネスフォン化できるため導入のハードルは低いです。
また、クラウド型電話では、従来のビジネスフォンと同様に内線・外線や保留転送などの機能を利用できます。利用できる機能に大きな差がないため、従来のビジネスフォンからクラウド型電話に移行する場合でもスムーズな切り替えが可能です。
クラウド型電話(PBX)を導入するメリット3選
クラウド型電話の導入にはいくつかのメリットがあります。
- 初期費用が低減できる
- 外出先からでも利用できる
- PCで簡単に設定できる
1つずつ解説していきます。
初期費用が削減できる
クラウド型電話では主装置の設置費用を削減できます。従来のビジネスフォンは主装置や電話回線の設置工事が必要なのに対し、クラウドPBXは設置工事が必要ありません。別途クラウドの利用料はかかる場合が多いです。
また、クラウド型電話では個人のスマートフォンをビジネスフォンとして利用可能です。専用の端末を購入せずに利用できるため、電話機端末の設置費用を抑えることができます。
外出先からでも利用できる
クラウド型電話はインターネットがつながっている場所であればどこからでも利用可能です。外出先からでも内線通話が利用できるため社内連絡での通話料を削減できます。
また、インターネット通信環境が整っていればテレワーク中の自宅からでも内線通話や保留転送などの機能が利用できます。テレワークを導入している、検討しているという企業には最適なツールと言えるでしょう。
PCで簡単に設定できる
クラウド型電話では担当者自身での設定変更が可能です。従来のビジネスフォンは電話機端末の増設など、設定の変更を行う際には専門の業者に依頼する必要があります。一方で、クラウド型電話ではPCなどのWeb端末を利用することで簡単に設定変更が可能です。専門的な知識のない人でも設定が変更できるため、業務効率化につながります。
クラウド型電話機を利用するなら「ひかりクラウドPBX」
はじめてクラウド型電話を利用する企業には「ひかりクラウドPBX」がおすすめです。「ひかりクラウドPBX」はNTT東日本が提供するクラウド型電話サービスで、はじめて利用する方でも安心して利用できるよう、以下のサービス体制をとっています。
- 既存の設備とクラウド型電話を併用できるプランにより段階的なクラウド化が可能
- 複数プランから自社にあったサービスを選択可能
- 導入の相談には専任スタッフが対応
- 無料トライアルを実施
特に、専任スタッフが対応する相談窓口や無料トライアルサービスは「導入を検討しているが不明な点が多い」「自社の用途に適したプランを選択したいがどれを選べばよいかわからない」という方はぜひ利用してみてください。
電話に関するお悩みはNTT東日本にご相談ください
NTT東日本の「電話総合ポータル」では、電話に関するお悩みを解決できる以下のコンテンツを提供しています。
- 電話の選び方のガイド
- 電話用語の解説
- 電話関連のコラム
- お役立ち資料
- 電話機・サービスの一覧紹介
電話導入のポイントを教える資料も提供していますので「電話機の選び方がわからない」とお悩みの方は資料を参考にしてみてください。また、サイト内ではNTT東日本が提供する電話機やサービスを一覧で紹介しています。電話機の比較がしやすいので、自社に適した電話機を選ぶ際にぜひ利用してみてください。
まとめ
ビジネスフォンの導入は、社内外の円滑なコミュニケーションにつながったり、社会的信頼が高まったりと、多くのメリットがあります。
ビジネスフォンを選ぶ際には、以下の3つのポイントを押さえましょう。
- 機能性
- 予算
- 利用環境
メーカーや機種によって機能性・操作性・デザイン性などの特徴が異なり、機能が豊富なほど電話機の価格は高くなる傾向があります。導入費用を抑えたいのであれば、主装置と工事が不要なクラウド型がおすすめです。会社の規模や利用用途を考えて、自社のニーズと予算に適したビジネスフォンを選びましょう。
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