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【徹底解説】固定電話を安く設置したい場合に検討する手段4選!固定電話番号を取得するメリットも紹介

「初期費用や月額費用を抑えて、固定電話を設置する方法を知りたい」という企業は多いのではないでしょうか。

働き方改革が進み、リモートワークを導入する企業が増えています。固定電話の利用頻度が減っていることもあり、コスト軽減のために設置しないという選択もありますが、ビジネスにおいて固定電話番号は重要です。個人の電話番号をビジネス利用すると、プライバシーの侵害や、社会的信用を得づらい場合があるからです。

そこで今回の記事では、固定電話を安く設置したい場合に検討する手段や、固定電話を設置するメリットについて解説します。少しでも安く固定電話を利用したいとお考えの企業は、ぜひ参考にしてください。

固定電話(加入電話)の費用構成

イメージ:固定電話の費用構成

固定電話料金は、一般的に初期費用と月額料金でかかる以下の3つの要素で構成されています。

NTT東日本の「加入電話」を新規でお申し込みの場合、初期費用として、施設設置負担金(電話加入権)や配線工事費などが発生します。

  • 基本料金
  • 通話料金
  • オプション料金

この章で、まずは基本となる固定電話の料金の構成を確認しましょう。

初期費用

固定電話の初期費用について、NTT東日本の加入電話の場合、以下の料金がかかります。

NTT東日本の「加入電話」の場合
名目 料金
施設設置負担金(電話加入権) 39,600円(税込)
契約料 880円(税込)

参照元:NTT東日本の「加入電話」についてはこちら

加入電話では、基本的に工事費用はかかりません
また、施設設置負担金の不要な加入電話・ライトプランなどもありますが、この場合工事費用が3,300円(税込)かかり、月額利用料が通常の加入電話のプランに比べて少し高くなります。

  • 上記はお客さま宅にお伺いしない場合の例になります。お客さま宅にお伺いする場合など、工事内容により工事費は異なります。詳しくはこちら
  • 加入電話・ライトプランをお申し込みの場合、基本工事費2,200円と交換機工事費1,100円の3,300円がかかります。
  • 加入電話をお申し込みの場合、交換機工事費(1,100円)は不要です。
  • 上記はお客さま宅にお伺いしない場合の代表的な工事費の例です。お客さま宅にお伺いする場合など、工事内容により工事費は異なります。
    参照元:NTT東日本の「加入電話、加入電話・ライトプラン工事費」詳しくはこちら

基本料金

加入電話の基本料金は、以下の内容で構成されています。(2024年10月現在)

  • 回線使用料
  • ユニバーサルサービス利用料(ユニバーサルサービス料についてはこちら
  • 電話リレーサービス料(電話リレーサービス料についてはこちら

回線使用料は、以下の条件によって料金が異なります。

  • 利用目的(住宅用・事務用)
  • 回線の種類(プッシュ回線・ダイヤル回線)
  • 利用地域の区分(1~3級取扱所)など

例えば「ビジネス利用・プッシュ回線・2級取扱所」の場合、回線使用料は2,640円(税込)です。ご自身の地域の取扱所の区分を確認し、基本料金を算出してみましょう。(2024年10月時点の情報)

参照元:NTT東日本「毎月の基本料金

通話料金

通話先 加入電話/加入電話・ライトプラン/INSネット64/INSネット64・ライト/ひかり電話/ひかり電話ネクスト/光回線電話/ワイヤレス固定電話へ
加入電話 全国一律 9.35円(税込)(3分)
  • 通話料金は全国一律です。
  • 携帯電話などへの通話料金は異なります。
  • 上記の通話料金は一例です。ご利用のプランによって通話料が異なる場合があります。

参照元:NTT東日本「固定電話から固定電話への通話料金

固定電話の費用を抑えて設置したい場合に検討する手段4選

イメージ:固定電話を安く設置する方法5選

固定電話の費用を抑えて設置したい場合、検討する手段は主に以下の4つです。

  • クラウド型のPBX(構内交換機)を利用する
  • 中古の電話機やリース品を利用する
  • 契約会社を見直す
  • オプションを見直す

この章で、固定電話の利用に必要な毎月のご利用料金を軽減する手段を知り、自社に合う方法を確認しましょう。

クラウド型のPBX(構内交換機)を利用する

クラウド型のPBX(構内交換機)は、交換機をオフィスに設置せず、クラウドでPBXの機能を提供する仕組みです。インターネットを通じて内線をつないだり、外部からの発着信を管理します。従来のPBXは、工事やメンテナンスに高額な費用がかかりました。しかし、クラウドPBXは、現地で実施する工事が従来に比べて少なく、導入時の初期費用を抑えられる場合があります。ほかにも、以下のメリットがあります。

  • オフィスでの設置工事がなく、短期間で導入ができる
  • インターネット接続環境があれば、Webブラウザやアプリケーション上で設定が行える
  • 一部サービスでは、個人所有のスマートフォンで会社の代表番号の発着信が可能な機能がある

クラウド型のPBXを導入し、スマートフォンを電話機として活用するモデルは、テレワークやフリーアドレスを推進している企業におすすめです。

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中古の電話機やリース品を利用する

ビジネスフォンの電話機は、リースや中古品の販売が行われており、場合によっては費用を安く抑えられます。リースは、電話機を3〜5年程度借りて利用する契約であり、盗難や落雷などの補償が備わっているものもあります。しかし「中途解約の際に解約金が発生する」「購入するよりも料金が高くなる恐れがある」といった点があるのがデメリットです。

中古の電話機を購入する場合は、状態の良いものを選ぶと良いでしょう。ビジネスフォンの耐用年数は6年といわれています。年式によっては機能が不十分だったり、故障の際にパーツが揃えられなかったりする恐れがあるので、しっかりと確認しましょう。

契約会社を見直す

法人の固定電話は、回線事業者やプランによって料金体系が異なります。今の会社にあった料金形態やプランと、起業や会社設立時に契約したプランが合っていない場合、見直すことにより料金を抑えられるでしょう。

法人の電話環境についてお悩みの方は、NTT東日本にご相談ください。

電話サービスに関する
お問い合わせはこちら

オプションを見直す

利用していない固定電話のオプションにも料金が発生しています。固定電話導入時にオプションに加入したものの、使っていなければ過剰なコストです。全く使っていないオプションサービスがあれば、解約することで料金が安く抑えられます。

オプションに加入していることを忘れている場合も多いため、利用状況と内容を定期的に見直し、コストの無駄を省きましょう。

固定電話番号を取得するメリット

イメージ:固定電話番号を取得する3つのメリット

リモートワークが普及している昨今では「そもそも固定電話を設置しなくても良いのではないか」「連絡は携帯電話やメール・チャットツールを使えば良いのではないか」とお考えの企業も多いでしょう。しかし、ビジネスにおいて固定電話番号を取得することには、以下のようなメリットがあります。

  • 社員の個人情報を保護できる
  • 法人登記や口座開設時の手続きに便利

この章で、それぞれのメリットを詳しく確認しましょう。

社員の個人情報を保護できる

会社の固定電話番号があれば、社員の個人情報保護につながります。個人の携帯電話番号をビジネスに使うと、仕事とプライベートの線引きが曖昧になるからです。

また、会社のホームページや名刺に個人の電話番号を載せることになり、悪用されたりセールス電話が増えたりする恐れがあります。ビジネス用の固定電話番号を取得すれば、仕事とプライベートを分けられ、社員のプライバシーも守れます。

法人登記や口座開設時の手続きに便利

会社設立時の法人登記や口座開設のときには、電話番号が必要です。しかし、携帯電話の場合、紛失や携帯通信キャリアの変更などで電話番号の変更があれば申請し直す必要があり、再申請費用もかかります。

固定電話番号であれば、ほかの市町村にオフィスを移転しない限り番号は変わらないので、変更手続きの手間やコストが省けるでしょう。

固定電話を設置するならNTT東日本へご相談ください

イメージ:固定電話を設置するならNTT東日本へご相談ください

NTT東日本「ひかりクラウド電話」は、オフィスの固定電話番号で、さまざまな端末から発着信ができるようになるサービスです。「Microsoft Teams」、「Webex Calling」、「ひかりクラウドPBX」、「Miitel」または「RING x LINK」を使うことで、移動やテレワーク中でも、場所を問わず固定電話番号を使った発着信が可能です。

また、社員に1人1番号を設定できるため、電話の取次にかかる手間を軽減できます。テレワークなどにより会社の電話環境を見直したい方、会社の業務効率を上げたい方は、ぜひ一度NTT東日本へご相談ください。

「ひかりクラウド電話」
詳細はこちら

  • 「Webex by Cisco」、および「Webex」は、Cisco Systems,Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における商標登録または商標です。「Webex Calling」はCisco Systems, Inc.が提供するサービスの名称です。
  • 「Microsoft Teams」、「Office365」、「Microsoft365」は、米国Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標、または商標です。「Microsoft 365」は、Microsoft Corporationが提供するサービスの名称です。
  • 「ひかりクラウドPBX」は、東日本電信電話株式会社またはその関連会社その他の一定の国における商標登録または商標です。また、「ひかりクラウドPBX」は、東日本電信電話株式会社が提供するサービスの名称です。
  • 「MiiTel」は、株式会社RevCommまたはその関連会社その他の一定の国における商標登録または商標です。「MiiTel」は、株式会社RevCommが提供するサービスの名称です。
  • 「RING x LINK」は、NTTテクノクロス株式会社またはその関連会社その他の一定の国における商標登録または商標です。「RING x LINK」は、NTTテクノクロス株式会社が提供するサービスの名称です。
  • 「Webex Calling」、「Microsoft Teams」、「MiiTel」または「RING x LINK」は、名称が変更される場合があります。最新情報は、各サービス事業者のホームページをご確認ください。
  • 「ひかりクラウドPBX」は、名称が変更される場合があります。最新情報は、東日本電信電話株式会社のホームページをご確認ください。

まとめ

イメージ:まとめ

固定電話の料金を抑えて設置したい場合に検討する手段としては、主に以下の4つがあります。

  • クラウド型のPBX(構内交換機)を利用する
  • 中古の電話機や電話加入権を購入する
  • 契約会社を見直す
  • オプションを見直す

メールやチャットなどの情報伝達手段は料金を抑えられますが、ビジネスに置いて固定電話番号を取得するメリットは大きいです。

NTT東日本「ひかりクラウド電話」は、同一契約者グループへの通話が無料であり、スマートフォンやパソコンをそのまま使えるため、機器導入にかかる費用を抑えられます。固定電話番号を安く取得したい方は、一度以下の概要をチェックしてみてください。

  • 別途、ひかり電話オフィスA(エース)などの契約が必要になります。詳細はひかりクラウド電話の概要のページをご確認ください。

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