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社会福祉法人 同愛記念病院さま:院内の要所をきめ細かく把握、地域医療のハブとして安心・安全な治療環境を実現する

クライアント様ご紹介

社会福祉法人 同愛記念病院
病院事務部長
三井光義さん

城東地区に未曾有の被害をもたらした関東大震災後、アメリカからの義捐金によって設立された同愛記念病院。戦後の接収を経て1956年に診療を再開し、現在は24の診療科を持つ病床数403床の急性期病院として常勤医師94名が治療にあたっています。院内の安心・安全をさらに強固にすべく、固定ネットワークタイプの「ギガらくカメラ」を導入しています。導入の経緯、活用によってもたらされた効果について伺いました。(取材2021年8月)

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2022年5月開棟
【アメニティ棟(4階建、病院入口・敷地内薬局、コンビニエンスストア、保育所)と新棟(12階建、免震構造)】

墨田区の基幹病院として存在感を発揮する同愛記念病院。地域の医療ニーズに応えられる急性期病院としてきめ細かい救急医療を提供し、地域の医療機関や介護福祉施設等とも強固な連携を図ってきました。同院は2022年に12階建ての新棟が竣工を控えており、2023年には新たな地域中核病院としてグランドオープンを予定しています。そこで目指しているのがセキュリティ体制のさらなる強化です。

病院の警備体制に必須の防犯カメラのネットワークを体系化すべく、病院事務部の三井部長は「ギガらくカメラ」に着目。トライアルを経てクラウド型カメラサービスの「ギガらくカメラ」を導入し、病院エントランス、出入口の要所に配置しました。

外部を監視する防犯カメラとしてだけではなく、院内の人流や救急車の来院も確認するカメラネットワークには、どのようなねらいがあるのでしょうか。三井部長が導入の背景、コロナ禍でも力を発揮した「ギガらくカメラ」のポテンシャルを語ります。

外部の監視はもちろん、入院病棟から外への動線把握も課題

──ギガらくカメラの導入に際してはどのような背景があったのでしょうか?病院が提供する医療と防犯カメラの関係についてお聞かせください。

当院は地域の中核病院として医療ニーズに応えるべく、医療環境を常に向上させてきました。その一つが病棟の拡充です。現在の入院病棟は1977年、診療棟は1987年、管理棟は2002年の竣工です。病院施設には防犯カメラが必須ですが、それぞれの棟では竣工当時にカメラが導入・設置されており、それぞれの棟で監視カメラが稼働していました。

ご存じの通り、日本の医療はフリーアクセス、つまり健康保険証があれば誰でも平等に医療サービスを受けられます。それはつまり、外来病棟には不特定多数の人が訪れるということ。外部からの訪問者をチェックすべく、病院では防犯カメラが必須になるのです。

ところが、各病棟で稼働している防犯カメラはモニターがブラウン管だったり、液晶カメラだったりと旧式が多くなっています。クラウド型ではなくオンプレミス型で、録画媒体もテープからDVDとさまざま。監視映像を後で検証しようとすると、多くの人手と手間、時間を要しました。物理的な故障、破損等のリスクは無視できませんし、媒体の劣化が激しかったり、録画装置にスペースを取ってしまったりという課題も気になるところです。

しかし、監視カメラシステムを一新するのは多大なコストがかかります。監視体制を柔軟に、そしてフットワーク軽く強化できないかと考えていたところ、NTT東日本からギガらくカメラの提案を受けたのです。

──監視カメラシステムについては更新、導入のコストを懸念されていましたが、導入へのハードルはいかがでしたか?

現在、病院の診療室ではWi-Fi環境が必須になっています。患者の紹介状を書いたり、他院からの紹介状を確認したりする際、ドクターはタブレットから医療情報のシステムにアクセス。患者の治療データを参照して紹介状をチェック、作成するのです。患者の安心感、信頼感の醸成は、高速・高品質なWi-Fi環境があってこそですが、Wi-Fi環境はNTT東日本のギガらくWi-Fiで整備済みでした。

ギガらくカメラの導入にあたっては、Wi-Fi対応のカメラを選定することで、既存のWi-Fi環境を活かし、新たな配線のコストを抑えることができました。
ギガらくカメラはクラウド型なので、レコーダーの構築も不要で初期投資を抑えることができますし、1台から気軽に試してみることができました。
まずはカメラ1台からトライアルをしてみて、「ギガらくカメラ」のコストや運用に手応えを感じたため、管理棟に6台のカメラを本格的に導入することとなりました。

救急車の来院もきめ細かく把握し、救急医療の最前線で大きな力に

──屋外に1台、院内に5台のカメラが設置されています。ギガらくカメラは病院の医療においてどのような役割を果たしているのでしょうか?

外からの侵入をチェックし、防ぐ。「監視カメラ」としての役割はもちろんですが、病院では「中から外へ」の人の動線も把握しなければなりません。それは入院患者の「離棟・離院」に常に注意を払わなければならないためです。医師の判断、指示があって初めて患者は入院します。入院時には「病院から離れる際は医師の許可を仰ぐこと」という内容も書かれた誓約書に署名し、看護師、主治医の目のもとで入院生活をおくるのです。

そこで問題になるのが「離棟・離院」です。自分の意志で病棟から出てしまったり、認知症などで徘徊して出ていったりというケースもあります。入院病棟を持つ病院では、この問題を常に考えておかなければなりません。24時間、常に患者を目視しているわけにはいきませんから、いつどこから離棟者が出るか分かりません。

そこで、主要な出入口をモニタリングできるギガらくカメラが有効になるのです。5台のカメラは入院病棟から外へアクセスするルートにあるエレベーター、非常階段をカバー。カメラは外ではなく院内を撮影し、動体検知の活用で病院から離れる人の録画を逃しません。こうして、夜間でも院外へ出ようとする人の顔、姿を録画できる体制が整いました。

屋外のカメラは救急車の出入りを確認するためのものです。当院は地域に密着した救急医療を提供していますから、24時間いつでも救急車を受け入れてきました。しかし、2021年現在は新棟の建設工事に伴い、救急車の受け入れ口が変更。防災センターから目視ができなくなりました。そのため、道路から入庫してくる救急車を常に監視するカメラを設置しているのです。工事の進捗に伴って急に出てきた課題でしたが、スピーディーな導入で監視体制を構築できたことに大変満足しています。

──クラウド型カメラの導入はどんな効果をもたらしましたか?

患者の離棟・離院はときに事件性を持ち、警察にも速やかに情報を提供しなければならないことがあります。離院者の早期発見、即断と即応が病院の責務。その点、いつ離棟・離院したか、タイムラインをさかのぼって調べられるギガらくカメラは大きなメリットがあります。録画データはオンプレミスではなくクラウドで共有できるため、出入口別・時間帯別といったように手分けして同時進行で調査、検索が進められます。

導入後に離棟・離院は2度ほど発生しましたが、いずれも速やかに時刻を特定。院長室にタブレットを持ち込み、映像を確認しながらで関係者が対応を協議できました。システムにログインできるのは事務部長の私をはじめ数名ですが、タブレットを介して映像を確認でき、即応体制の強化につながっています。

──ギガらくカメラのどのような機能が現場で役立っていますか?

ハード面では、カメラの画質と画角ですね。顔の特徴まで捉えられますし、適度な広角で出入口をワイドに撮影できます。スナップショット機能によって離棟・離院者の姿をキャプチャし、画像として共有できます。これはスタッフの捜索時間の短縮につながりますし、場合によっては警察当局との情報共有にも役立てられるでしょう。

ソフト面では、直感的に操作できるインタフェースでしょうか。マニュアルを精読しなくても、直感的に画像をチェックできるのがうれしいところです。
さらに便利なのが、イベント検知の機能です。たとえば前日の救急車の来院時間を後から検索するのが容易になり、救急医療の最前線で有効な情報共有ができるようになっています。

コロナ禍でもいかんなく力を発揮。新棟建設で活用範囲はさらに広がる

──コロナ禍にあって同愛記念病院もワクチン接種にフル回転してきました。ギガらくカメラが有事に役立ったことはありますか?

確かに、不特定多数の方が出入りするようになり、院内の監視・状況把握はこれまで以上に求められるようになっています。当院でもコロナ患者を受け入れており、専用病棟へ搬送するスタッフは緊張感を持って対処にあたっています。そこで有効になったのが、ギガらくカメラの「トークバック」でした。これは監視側からカメラのマイクを通し、現場に音声が届けられる機能です。

コロナ患者を搬送するスタッフは周囲しか見えませんが、防災センターからは俯瞰して周囲が確認できます。こうして管理サイドから適切な指示を出すことで、現場で一般患者の動線をロック。安全な搬送ルートを確立することができました。ギガらくカメラによる遠隔監視がなければ、これほどスムーズにできたかは分かりません。

──2023年の新棟オープンに向け、セキュリティ体制の構築にギガらくカメラは欠かせない存在になっていきそうですね。今後の期待、展望についてお聞かせください。

新棟の完成によって人流はさらに複雑になり、緻密なチェック体制、セキュリティの強化が求められるようになるでしょう。顔認証の導入、光学ズームモデルの検討など、ギガらくカメラに期待できる要素はまだまだあります。院内の安心・安全をさらに担保するため、期待は大きいと考えています。

導入事例概要

導入目的

  • 院内から院外へ出る離棟・離院者の監視
  • 救急現場の情報連携
  • 離棟・離院発生時の情報共有

導入した結果

  • 離棟・離院のタイミングを特定し、早期解決へ
  • 救急車と現場チームの連携を担保し、救急医療の高度化
  • トークバック機能を活用し安全なコロナ医療を提供

導入カメラ

  • M2025×1(屋外設置)
  • CC-2L×5(院内設置)

なぜギガらくカメラに決めたか

  • イベント検知によるスピーディーな映像確認
  • 低コストで密な監視ネットワークを構築できる
  • 直感的に操作できるインタフェース
  • 高画質な映像と俯瞰できる画角

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