株式会社長屋心(なごころ保育園)さま:子どもを預かる保育園で保護者の安心を担保。ギガらくカメラが2時間限定で見守り映像を配信
クライアントさまご紹介
株式会社長屋心
保育事業部 長縄 達也さん
愛知県名古屋市、大府市で保育園を運営する長屋心。慢性的な人材難に悩む保育業界にあり、充実したスタッフとのびのびした保育プログラムで注目を集めています。ギガらくカメラの導入を進めた保育事業部の長縄さんは「保護者に対して時間限定で映像を配信しており、管理側の負荷が少ないまま安心感を醸成できています」と笑顔で語ってくれました。選定から導入のきっかけ、現在の運用状況を伺ってみましょう。(取材2022年8月)
「なごころ保育園」(株式会社長屋心)公式サイトはこちら体育・知育・食育の三本柱を掲げ、「負けんキッズ」の育成を理念に掲げるなごころ保育園は、「今までにない、新たな保育園を作ろう」と考えた株式会社長屋心が2018年4月に開園。以来、120名の園児を預かり、保育事業を展開しています。同保育園は保育事業部の長縄さんが牽引し、スマートフォンやノートパソコンを各クラスに複数台設置するなどし、ICTを積極的に導入。スタッフの負荷を軽減しつつ、見える化を進めた保育で人気を集めています。
その一環として導入されたのが、園内の要所に設置されたギガらくカメラ。時間限定で保護者に映像を配信しつつ、ちょっとしたトラブルの際に振り返るための録画データとしても活用されています。可視化を進めて保護者に安心してもらいつつ、スタッフもいきいきと保育に集中できる絶好の環境を実現するなど、「ギガらくカメラ」の導入効果は計り知れない、と長縄さん。カメラの選定に悩んでいた開園当初から、導入~現在までを振り返っていただきましょう。
「保護者の目から見えない保育園」を打破すべく、施設内を映すカメラを導入
――働き方改革やICTの積極的な導入で話題の「なごころ保育園」ですが、どのような保育園を目ざし、ギガらくカメラなどのサービスを導入されてきたのでしょうか?
立ち上げ時には保育園運営の経験者は誰もいませんでした。まさにゼロからのスタートです。私は開園1年前に入社し、システム担当としてシステム、ICTツールの導入を進めてきました。開園当時は待機児童問題が叫ばれていた頃で、運営する株式会社長屋心は企業主導型保育園として、地域のお子さんを受け入れつつ、企業との提携・事業化を進めてきました。
提携企業の従業員に保育サービスを提供するというモデルで大事なお子さんを預かっている私たちは、ヒアリングを重ねるうちにある課題を見出しました。それは、子どもを預けて通勤し、業務に励む保護者の方々にとって、保育園は「見えない」場所だということです。勤務中=保育中ですから、「子どもは今どうしているのか?」「元気で遊んでいるだろうか?」と心配する瞬間があっても、保護者に確かめるすべはありませんでした。当時、保育を巡るトラブルがメディアで報道されたこともあり、保護者はどうしてもセンシティブになっていたのです。
どうにかして、保護者の方にお子さんの様子を見せることができないか――? そのような考えのもと、ソリューションを検討しました。しかし、保育中にずっと映像を配信し続けるというわけにはいきません。これは全国的な課題だと思うのですが、業界では保育士不足が深刻です。保育の模様をフルタイムで配信し続けるということになると、「常に誰かに見られている」という保育士のメンタル的な負担が懸念されました。そのような環境下で最適なソリューションが、ギガらくカメラだったのです。
――映像を配信するサービスとして、ギガらくカメラのどのような点に優位性を感じられたのでしょうか?
導入に数百万円単位のコストがかかったり、簡易で使いやすかったりしても、システムを自社開発しなければならないサービスもありました。外部から遠隔視聴可能なレコーダーもありましたが、同時接続台数や回線の帯域の問題、更にセキュリティリスクを考えると導入ができませんでした。そこで行き当たったのがギガらくカメラです。低コストで導入でき、クラウドサービスなのでメンテナンスなどの負荷も少ないのがメリットですね。
そして何より、映像を時間指定で配信できるのが大きなメリットですね。以前はコマンドを送ってルーターを制御して配信を止めていました。しかし、現在のギガらくカメラは使いやすいタイマーでのカメラのオン・オフ機能があるのです。現在、私たちの園では保護者がアクセスして映像を見られる時間帯を11時~13時に限定しています。これにより、保護者の方は会社の休憩時間に子どもの様子を見守ることができますし、保育士の精神的な負担も最小限に抑えられます。私は同様のクラウドカメラサービスをリサーチしたのですが、これだけ簡便で使いやすいのはギガらくカメラのみでした。比較検討するまでもありません。採用はスムーズに決まりました。
保護者と保育士には安心を、園児には安全を担保するギガらくカメラ
――なごころ保育園ではギガらくカメラを12台導入されていますが。保護者の反応はいかがでしょうか。
保育園として園児の安心・安全を守るのが大前提です。園内のプレイスペース、保育室などの要所に設置し、保護者であれば服装や仕草などからご自身のお子さんを見極められています。保育の様子を見守り、安心していただくためのもの。保護者の皆さんの理解もあり、2時間限定の配信で十分に満足いただいています。
――保護者に安心していただくための見守りが簡易に、そしてきめ細かくできているようですね。保育士、スタッフの反応はいかがでしたか?
フルタイムで見られているという環境は保育士のメンタルが気になりましたが、やはり2時間限定というのが最も良いバランスでした。保護者に安心していただきつつ、保育士はしっかりと子どもたちを保育し、見守っていく。いいメリハリができているのではないでしょうか。そしてもちろん、私たちが自信を持って「見せられる保育」をしているという証明にもなります。
そして、映像を録画し、万一の際の振り返りに活用しています。録画データは2週間までさかのぼれるようにしていますが、やっぱり、成長期にある子どもたちです。園内で遊んでいるうちに転んでしまうといった、軽微なケガ、ちょっとしたトラブルは往々にしてあります。その時の模様がしっかりと捉えられていれば、原因の分析・適切な対応があったかどうかを検討できます。反省はしっかりと保育サービスの向上に活かせますし、瑕疵がない保育士に無用な責任を負わせることもなくなります。つまり、お子さんの安心・安全を守りつつ、スタッフも心配することなく保育に集中できる。いろいろな意味で、ギガらくカメラは頼もしい存在になっています。
保育全体で進むICT化の中で、ギガらくカメラも重要なピースになる
――カメラ映像の保護者への公開を最大限に活用されているようですが、安定した運用について運用・管理する側としてどう考えていますか?
お陰様で保護者の方々には高い評価をいただき、「なごころ保育園 大府」では110名以上のお子さんを預かっています。大府市外から30分以上もかけて通っていただくケースもあり、私たちの園を選んでくださる家庭も増えてきました。そうした信頼、安心できる保育事業としての期待にお応えするためにも、安定した運用体制は必須です。NTT東日本のクラウドサービスということもあり、保護者の方にも納得いただけるインフラとして機能しています。
――「見える・見せられる保育園」をモットーとするなごごろ保育園は、今後どのようにギガらくカメラをはじめとするICTを活用していくでしょうか。今後の期待、活用の可能性についてお聞かせください。
「なごころ保育園 大府」とは異なる「なごころ保育園 大高」のような、12人規模と小スケールの園もあります。大規模であっても小規模であっても導入しやすく、使いやすい。ギガらくカメラは、当園の保育サービスに欠かせないピースになっていくことでしょう。
そして、DX化が推進される中、保育業界にはまだまだアナログな業務が目立ちます。事務作業は多いですし、保護者とのやり取りも手書きの連絡帳がほとんどです。園児一人ひとり、その日に何をしたか、気になることはないか、丁寧に書きながら、同時に保護者の連絡にも目を通しています。
当園では開園当初からこうした業務負荷を軽減するため、保育業務に特化した ICTツールを導入し、スマホアプリを用いて保護者との連絡もスムーズに、そして低負荷で行っております。今後、保育業界においても、更なるデジタル化が進んでいくことが予想されます。当社は「デジタルとアナログの融合」を念頭におきながらデジタルを活用できるところはデジタルを、アナログで利便性の高いものはアナログで更なる業務改善を行い、ギガらくカメラと合わせてフルに活用し、保護者の皆さんに「選ばれる保育園」を目ざしていければと思っています。
※上記の事例はあくまでも一例であり、すべてのお客さまについて同様の効果があることを保証するものではありません。
※取材当初より対象のカメラが終息している場合があります。
導入事例概要
導入目的
- 園児の安全を確保する
- 保護者に時間限定で映像を配信
- 保育業務を録画してスタッフを守る
導入した結果
- 保護者が配信映像を確認でき、安心感を醸成
- カメラのオン・オフのスケジュールを設定でき配信が容易になり管理側の負担が少ない
- 録画映像を振り返り、園児トラブルの原因を究明
導入カメラ
- なごころ保育園 大府:AXIS M1065-L(SF) ×9台
- なごころ保育園 大高:AXIS M1065-L(SF) ×3台
なぜギガらくカメラに決めたか
- 保護者が就業中でも映像を確認できるクラウド型カメラサービス
- 映像配信のスケジュール管理が容易
- 利用状況に合わせ、映像データの保存日数を柔軟に変更できる
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