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【2022年最新】AIカメラの3つの機能をわかりやすく解説!
身近な活用事例5選を紹介

情報化が促進する現代では、さまざまな分野にAIが活用されています。

AIは、専門的な研究だけでなく、日々の業務の自動化などにも活用される身近な技術となりつつあります。しかし、その機能や用途を完璧に理解できている人は少なく、最大限に活用されていない場面が多いのが現状です。

そこで、今回の記事では「AIカメラ」に焦点を当て、その機能や用途、具体的な活用事例を解説します

「AIカメラで何ができるのか分からない」「AIカメラがどのような事業に活用されているのか具体的に知りたい」という方は、ぜひ最後までお読みください。

AIカメラとは?

生活に欠かせない技術となったAI(人工知能)ですが「具体的にどのようなものかはよく理解できていない」「AIカメラの存在は知っているが普通のカメラとの違いは分からない」という方もいるのではないでしょうか。

この章では「AIカメラ」と「AI」の基礎知識を解説します。

AIカメラとは

AIカメラとは、AIを利用して画像を自動で処理するカメラです。AIは「赤目調整」や「顔認識」など身近な機能に利用されています。

また、画像そのものに処理を加える技術だけでなく、カメラの映像からデータ分析を行う技術もAIカメラにおける機能の一種です。この技術は、時間帯による人の流れの変化、顧客の年齢層判断などに利用されています。

近年注目されている「DX化」は、映像から情報のデータ化を行うAIカメラの技術に支えられています。

そもそもAIとは

AI(人工知能)とは人の知能をコンピュータによって模倣する技術で、近年では「機械学習を使用するコンピュータプログラム」という意味で用いられています。

AIの活用例は以下のとおりです。

  • 自然言語処理
  • 音声認識
  • 大量データの分析

AIは、自然言語処理により人の言葉を理解できます。また、音声認識を用いることで、音声を文字に変換可能です。スマートスピーカーなどの技術は、自然言語処理と音声認識を組み合わせることで、人の話している言葉を理解しています。

機械学習(マシンラーニング)は「明示的な命令に従うのではなく、データを学習することによって何をすべきか学ぶプログラム」として注目されている技術です。また、大量データを学習することで、データの傾向を判断し、今後のデータを予測できます。

AIカメラの3つの機能

AIカメラには、以下の3つの機能があります。

  • 画像分類
  • 画像認識
  • 画像処理

1つずつ解説していきます。

画像分類

画像分類とは、画像をいくつかの分類に区別する機能です。あらかじめタグ付けされた画像データを学習することで、その特徴を学習し、タグ付けされていない画像に適用します。

たとえば、良品の画像データと不良品の画像データをAIに学習させることで、工場の組み立てラインの映像から、破損した商品の検出ができます。

画像認識

画像認識とは、画像に映るオブジェクト(被写体)を認識する機能です。すべての画素を特定の分類に割り当てられるため、1枚の画像から複数のオブジェクトを素早く識別できます。

また、物体の大きさ、形、種類などを瞬時に認識可能です。この機能を活用することで、カートに投入された物体を自動的に識別できるため、自動精算システムなどに利用されています。

画像処理

画像処理とは、画像に何らかの処理を施すことで、画像を編集したり、画像から有用な情報を抽出する機能です。

画像処理は赤目補正や顔認識などのカメラ撮影に役立つ機能だけでなく、バーコードやQRコードの読み取り、文字認識などに活用されています。

たとえば、食品のパッケージから賞味期限を読み取り、管理することで受発注管理の効率化が可能です。

AIカメラの活用事例5選

AIカメラの機能は汎用性が高く、幅広い分野で利用されています。この章では、以下の5つの活用事例を紹介します。

  • 小売店のDX化
  • スポーツ配信
  • スマート農業
  • 交通管理
  • 防犯対策

「AIカメラの身近な活用方法が知りたい」という方はぜひ参考にしてみてください。

小売店のDX化

AIカメラを活用して情報のデータ化を行うことで、店舗のDX化が可能です。DX化とは、データとデジタル技術を活用して顧客や社会のニーズを分析し、製品やサービス、ビジネスモデルの変革を行うことです。

来店者数の把握や購入層、平均滞在時間などのデータを数値化することで、状況を客観的に捉えられます。得られたデータの分析により、売り上げや顧客満足度の向上が可能です。

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スポーツ配信

ボールや人の動き、ルールを学習したAIによる自動撮影を活用することで、スポーツ試合を配信できます。AIカメラによる自動撮影を活用することで、カメラマンを必要としない配信が可能です。

低コストでの試合撮影やライブ配信が可能となるため、スポンサーの確保や広告収入が難しいアマチュアスポーツの中継などに役立ちます。

また、AIカメラはフォーム解析にも利用できます。過去のフォームとの比較や自身の癖を認識できるため、より効率的な選手のパフォーマンス向上が期待できるでしょう。

スマート農業

AIカメラを用いることで、農業における作業の負担軽減や、人手不足の解消が可能です。AIカメラは作物の成長や土壌の質、病気などの詳細を捉えられます。このデータを活用することで、農作業プロセスの自動化が可能になります。

農業の後継者不足の要因として「経験に基づいた判断が必要」という問題が挙げられます。しかし、AIを用いることで、蓄積されたデータのシステム化が可能です。AIカメラによるデータ分析とシステム化された生産プロセスにより、新規就業者でも安定した生産と品質管理ができます。

交通管理

AIカメラによる車両の分類・追跡、交通密度の推定により交通管理を無人化できます。オービスをはじめとする交通AIカメラを用いることで、速度制限遵守の監視などの負担軽減、人件費低減が可能です。

また、リアルタイムでの映像情報把握、状況認識が可能です。交通渋滞や過密状態を防ぐと同時に、死亡事故の数を大幅に減らせます。

その他にも、AIカメラは交通量調査や通行量調査などの自治体調査に利用されています。日中だけでなく、夜間の調査も可能なため、より多くのデータを集めることが可能です。

防犯対策

AIカメラを駐車場管理や道路監視として用いることで、敷地内や周辺での24時間365日のセキュリティ確保が可能です。特定エリアの侵入に対してのアラート機能を設定することで、人の監視が必要なくなるので、人件費を軽減できるでしょう。

また、店舗内での不審行動を感知し店員に通知する機能は、万引きの防止対策に活用されています。

AIカメラを導入する3つのメリット

AIカメラを導入するメリットは以下のとおりです。

  • 人件費が低減できる
  • 常時稼働できる
  • 詳細な解析ができる

この章では、それぞれのメリットについて詳しく説明します。

人件費が低減できる

AIカメラを利用すれば、従業員が常に映像をチェックする必要がありません。。防犯対策としての利用であれば、特定エリアへの侵入時のみアラート通知を行うよう設定することで、警備員の負担を軽減できます。

また、無人での監視が可能になることで人件費の低減、夜間の監視人員確保などの課題を解消できます。

常時稼働できる

AIカメラでは、リアルタイム処理・分析を行うためトラブルへの即時対応が可能です。

人が映像の確認を行う場合は、基本的に録画の確認となるため即座に対応するのが難しいでしょう。一方で、AIは状況を瞬時に把握・通知するため即座に対応できます。

詳細な解析ができる

AIカメラを用いることで、人間よりも精度の高い映像解析が可能です。

人が映像の解析を行う場合、個人の力量・経験の差が大きく影響します。また、ケアレスミスなどのヒューマンエラーが発生することも考えられます。一方で、AIによる判定ではデータに基づいた判断を行うため、常に同品質の解析が可能です。また、同様の理由から見落としが生まれることはありません。

実際に、がんの病理画像を学習したAIが、医師の診断基準よりも高い精度で再発予測を行った事例も存在します。

AIカメラの2つのデメリット

現代社会に必須となったAIカメラですが、導入の際に注意するべき点も存在します。導入の際には、自社のニーズに適しているか確認しましょう。

この章では、AIカメラ導入の際に、注意するべきポイントを解説します。

導入・運用コストがかかる

AIカメラ導入の際には端末の購入・設置などコストがかかります。

自社で新たなシステムを構築する場合には、端末の導入費用だけでなく、人材確保やソフトウェア開発、データの収集と加工など、さまざまなコストがかかります。また、既存の外部サービスを利用する場合にも利用料が必要です。自社の予算と用途を慎重に検討しましょう。

専門的な知識が必要

AIの運用には、専門的な知識が必要です。専門的な知識を持った人材を確保できず、導入したものの活用できなかったという事例も多く存在します。

自社での人材確保が難しい場合には、外部のサービスに委託することも可能です。自社の用途に適したサービスを検討しましょう。

AIカメラを導入するなら「映像AIサービス」

防犯カメラの映像からデータ収集&分析をしたい!と検討する法人・企業には「映像AIサービス」がおすすめです。「映像AIサービス」はNTT東日本が提供する映像解析サービスで、現場の「見える化」をサポートします。「映像AIサービス」の詳しい内容は、以下のリンクを参考にしてみてください。

「映像AIサービス」の詳細はこちら

「映像AIサービス」の機能はマーケティングに活用できる「人流計測AI」と防犯・CS(カスタマーサポート)向上に活用できる「接客支援AI」の2つに分けられます。

人流計測AI

「人流計測AI」では、マーケティングに活用できる以下の機能を利用できます。

  • 入店者数カウント
  • 入店率分析
  • 入店者属性分析
  • 混雑分析・アラート
  • 滞在時間分析
  • ヒートマップ
  • 店内・エリア内人数カウント
  • 店内・エリア内混雑情報Web表示

これらの機能で可視化した顧客や従業員のデータを用いることで、業務効率化と売り上げの向上を期待できます。

以下の動画では、「人流計測AI」の具体的な活用事例とその効果を紹介しています。

▼NTT東日本「映像解析活用術:安心安全なお店づくり」

▼NTT東日本「映像解析活用術:来店者情報見える化」

▼NTT東日本「映像解析活用術:滞在状況の見える化」

接客支援AI

「接客支援AI」では以下の機能が利用できます。

●万引き対策機能

万引き対策機能である「AIガードマン※」では、来店者の不審行動をAIが検知し、スマートフォン(専用アプリ)に通知します。通知を受け取ると、不審行動を行った来店者に対して声かけを行うことで、万引き対策を図ります。

※NTT東日本の「AIガードマン」は万引き対策を目的としたAIカメラ用のプラットフォームサービスです。
※「AIガードマン」は、アースアイズ株式会社が保有する登録商標です。

●購買予兆検知機能

購買予兆検知機能では、商品を探している顧客をAIが検知し、スマートフォン(専用アプリ)に通知します。通知を受け取ると、来店者に適切な商品案内を行うことで、売り上げや顧客満足度の向上をサポートします。

「接客支援AI」の具体的な活用事例については、以下の動画を参考にしてみてください。

▼NTT東日本「映像解析活用術:万引き対策や接客機会の創出」

まとめ

AIカメラとは、AI(人工知能)を活用することで、映像を編集したり、分析してさまざまな情報を得る機能を持つカメラです。AIカメラによる映像解析は、防犯対策やマーケティング支援など、さまざまな場面で活用されています。

AIカメラを用いることで、映像の確認に費やしていたコストの低減や、人が行うよりも正確な映像解析が可能です。一方で、導入・運用へのコストや専門的な知識の必要性など、注意するべき点も存在します。自社の用途や予算に適したAIカメラを検討してみてください。

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