既存WANサービスとの性能比較
APNとNTT東日本の既存WANサービスとの通信品質の比較を実施しました。
概要構成図
測定条件
測定拠点 | 東京 |
---|---|
利用回線 | ①フレッツ光クロス/ネクスト ②Interconnected WAN ③APN(All-Photonics Connect) |
測定経路 | ①、②:東京都武蔵野市~調布市 ③:同一ビル内で20km環境を模擬して測定 |
測定器 | アンリツ ネットワークマスタプロ |
測定日時 | ①:(クロス)2023/12/12、12/20 (ネクスト)2023/12/18 ②:2023/12/11 ③:2023/12/1、12/4 |
測定時間帯 | ①のみ他ユーザ影響があるため、時間帯を分けて実施 午前(9:00〜11:00) 午後1(13:00〜15:00) 午後2(16:00〜18:00) |
測定回数 | ①のみ各時間帯で1回実施、各回線で計3回実施 |
測定時間 | 測定1回あたり600秒(10分) |
UDPスループット
フレームサイズ1024Byteのフレームを転送し、実効スループット(ネットワーク機器が転送した単位時間あたりのトラヒック量)を測定。APNにおいては、IFG/PRE込みのスループットで、帯域上限までのトラヒック量を観測。
遅延時間(レイテンシ)および遅延ゆらぎ(ジッタ)
フレームの遅延時間(ネットワーク機器がフレーム信号を転送するときの遅延時間)および、遅延時間の相対的な変動量(ネットワーク機器がフレーム信号を転送するときの遅延時間のゆらぎ)を測定。APNにおいて、低遅延・ゆらぎゼロを観測。
上記遅延時間のグラフは、遅延ゆらぎの結果を示すため、測定1回分の結果を表示
FTP転送速度
回線両端に測定用パソコン(Windows)を接続し、FTPプロトコルを用いた実ファイルの転送を実施実行スループットを測定。FTPのようなプロトコルを用いた転送では、遅延時間がファイルの転送速度に大きく影響を与える。実際、遅延時間がもっとも小さいAPNが高い転送速度を発揮した。
使用ソフト:IIS 6.0/wget
FTPサーバー上に50GBのファイルを作成、getコマンドで取得完了するまでの転送速度を測定。
FTPサーバー上に50GBのファイルを作成、getコマンドで取得完了するまでの転送速度を測定。
APN for IOWNを活用した協業、検証環境(IOWN Lab)のご利用などお気軽にご相談ください。
お問い合わせ