生成AI活用の業務導入どうやって進める!?NTT東日本の事例を交えご紹介します!
こんにちは!NTT東日本でAIエンジニアをしています、酒田です。
昨今、AI分野の隆盛は耳に入らない日がないほどになりましたね!
特に注目したいのはOpenAI社のChatGPTやGoogle社のGeminiに代表される生成AIであり、業務の効率化・質的向上を目指しさまざまな業種での利活用がなされています。
今回はNTT東日本がテキスト生成AIの導入支援を行った実例を交え、生成AIの業務導入についてご紹介いたします!
組織内で生成AIを導入したい方にとって、参考になる情報となれば幸いです。
NTT東日本のRAGを活用した自治体向け生成AIソリューションについての詳しい紹介資料となっております。ぜひダウンロードして貴所の導入検討の参考になれば幸いです。
1. 生成AIとは
画像は生成AIにより作成
生成AIは、新しいコンテンツやデータを自動的に生成する人工知能の一種です。生成されるコンテンツの種類は多岐にわたります。代表的なものとしては、画像生成AI、文章生成AI、動画生成AI、音声生成AIなどがありますが、今回は業務でよく利用されている文章生成AIに焦点を当てたいと思います!
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2. 生成AIの利用ポリシー(ガイドライン)について
前段として生成AIの利用には注意が必要です。生成AIは有用なツールであり、業務改善において大きな役割を果たすことができますが、倫理的な問題や著作権の侵害などさまざまなリスクが存在します。適切な利用ポリシーを設定し、法律や倫理に則った活用を行うことが重要です。
以下の記事にて文章生成AIにおける理想的な利用方法についてご紹介しておりますのでご一読いただければ幸いです。
文章生成AIの理想的な使用法とは?東京都がガイドラインを公開
画像は生成AIにより作成
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3.【事例紹介】導入までのステップ
適切な利用ポリシーを設定し、生成AIの利用に向けた準備が整いましたら、関係者の理解と業務への活用を推進するためにワークショップなどを開催しましょう。以下の①~④のステップは、生成AIの導入を支援した際の実際の手順ですので、参考にしていただければ幸いです!
①生成AIを「知る」
生成AIを活用して業務を効率化するためには、生成AIの概念、利点、リスクを理解することが重要です。実際の活用事例を共有することで、参加者の皆さまにご自身の業務における活用イメージを持っていただきます。
②生成AIに「慣れる」
生成AIを実際に使用してみることも重要です。参加者が生成AIを使って文章を生成することで、使い勝手や導入によるインパクトの大きさを実感していただけます。
③生成AIの「活用シーンを見つける」
生成AIの使い方がわかっても、自身の業務での具体的な活用シーンを考えることは容易ではありません。そのため、グループワークを通じて参加者の業務における活用シーンを創出しましょう。ワークショップを通じて、参加者の皆さんは生成AIの可能性を具体的に理解することができます。また、他の参加者とのディスカッションを通じて、自分ひとりでは思いつかなかった新たなアイデアを得ることもできます。
※詳しくはこちら
「生成AIって仕事でどう使えばいいの?」-皆さんのお仕事に生成AIを役立てるアイデア創出をNTT東日本がワークショップでサポート
④生成AIを「業務に活用する」
グループワークを通じて考えた活用シーンに沿ったプロンプト(生成AIへの命令文)を作成し、業務に活用していただきます。プロンプトを作成する際のテクニックやRAGなどの技術要素を紹介し、業務活用のサポートを行います。
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4. 参加者のお声
導入支援後のお声として「生成AIを利用したいと思っていたが、機会をもらえたことで挑戦できた。うまく使えば効率化できるのではないかと展望を感じた」「アイデア出し、壁打ち相手として利用したが1から考えるより効率的に仕事ができた」等のお言葉をいただいております。
NTT東日本は生成AIの業務導入に役立つ、さまざまなご提案をさせていただけますので、ご興味がありましたら気軽にご連絡いただければと思います!
5. まとめ
本コラムでは文章生成AIの業務導入についてどのようなステップで行えばよいかを事例を交えてご紹介いたしました。私たちNTT東日本は生成AIの利用普及の一助となれるよう業務へまい進しております。
生成AIの活用は、未来の業務を変革する大きな力となります。NTT東日本と一緒に、新たな未来を創造しましょう。
NTT東日本の生成AIソリューションの資料ダウンロードはこちら
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