店舗や事務所(オフィス)の防犯対策

店舗や事務所は金庫の保管場所を兼ねているケースが多く、金銭を狙う窃盗犯にとって恰好の的になります。ここでは、店舗や事業者を取り巻く侵入窃盗の現状、および具体的な対策についてご説明します。

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店舗や事務所(オフィス)における防犯対策とは

店舗や事務所は、住宅と異なり夜間には無人となります。音を立てても近隣に気付かれる可能性は低く、セキュリティ対策を施していなければ完全に無防備な状態になるのです。
店舗や事務所を管理する立場であれば、このような理由から「侵入窃盗」の標的に選ばれやすいことを十分に理解しなければなりません。

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侵入窃盗の現状

侵入窃盗は、刑法犯の認知件数のうち7割を占める犯罪です。店舗や事務所が遭遇する可能性は、数ある犯罪のなかでも特に高いため、防犯対策は侵入窃盗を意識した施策内容が望ましいでしょう。

侵入窃盗の認知状況の推移

侵入窃盗は平成15年以降から徐々に減少しています。令和元年は、57,808件と前年と比較しても減少傾向にあります。

侵入窃盗認知件数の推移侵入窃盗認知件数の推移

この件数減少の一因として、各施設における「セキュリティ施策の導入」が挙げられます。平成30年度の警察白書でも、向上しつつある建物部品の防犯性能が、認知件数の減少に寄与したことを推察できるデータを公表しました。

空き巣の侵入手段別認知件数の推移空き巣の侵入手段別認知件数の推移

平成16~29年までの期間で、特殊開錠用具をもちいた件数は98.4%、ガラス破りは83.9%減少しています。一方、施錠忘れを狙った無締まりの件数は、減少率が70.9%にとどまりました。
このように、特殊開錠用具の使用など「防犯性能が反映される項目」と比較して、防犯性能を反映しない無締まりの減少率がわずかであったことから、セキュリティを意識した建物部品の導入は効果的であることが読み取れます。

侵入窃盗の発生場所別認知件数

店舗や事務所にあたる「一般事務所・商店」は、侵入窃盗の発生場所のうち19.6%を占めます。つまり、約11,300件もの店舗や事務所が、1年間のうちに侵入窃盗の被害を受けているのです。
そのため、防犯対策は住宅だけではなく、店舗や事務所においても重要になります。

侵入窃盗の発生場所別認知件数侵入窃盗の発生場所別認知件数

侵入窃盗の侵入手段と侵入口

どのような対策を講じるべきなのか考える際に、参考材料となる侵入手段と侵入口についてご説明します。

侵入手段

侵入手段として、ガラス破りや無締まりなどが多く選ばれます。無締まりはともかく、ガラス破りにはバールや電気ドリル、金槌等の「侵入後、凶器になり得る道具」が使用されるため、ガラス部分には必ず対策を施しておきたいところです。
また、認知件数こそ減少しているものの、ピッキングやサムターン回しなど、特殊開錠用具を使った侵入窃盗も一定数は報告されています。こうした侵入手段は、ドア部分を防犯性能の高いものに変更すれば対策が可能です。

侵入口

侵入窃盗の主な侵入口は、客用出入口・窓・通用口の3箇所です。これらの場所から、優先して対策することを推奨します。侵入に5分かかれば7割の犯人が侵入を諦めると言われているため、これを基準に、「侵入に時間をかけさせる施策」を盛り込むことが重要です。

店舗や事務所(オフィス)における防犯対策のポイント

侵入窃盗の侵入手段や侵入口を踏まえ、どのような対策を施せば良いのか、防犯対策のポイントをご説明します。

戸締りをしっかりと行う

戸締りは防犯対策の基本であるものの、いまだに無締まり件数は少なくありません。「きっと誰かが戸締りをするだろう」と皆が人任せにすることを避けるため、ルールや担当者を決めることで戸締りを徹底すべきでしょう。

防犯性能の高いガラスを使用する

防犯性能の乏しい板ガラスであれば、バールや電気ドリルで簡単に破れます。そのため、店舗やオフィスには「防犯性能の高いガラス」を採用することが推奨されます。
なお、高強度なガラスとして知られる網入りガラスや強化ガラスは、被災時に効果を発揮するガラスであり防犯性能は高くありません。防犯ガラス・防犯フィルムなど、防犯対策専用の製品を使用することが大切です。

鍵の保管場所やパスワード等を定期的に変更する

多くの犯人が近隣から死角になっている場所、出入りする人数や時間帯などを徹底的に調査していることは、過去の窃盗事例からも明らかです。
外部から覗き見されている可能性も否めないため、セキュリティレベルを少しでも高められるように、鍵の保管場所やパスワードは定期的に変更してください。

侵入検知センサー等を導入する

人体から発する遠赤外線を感知したり、レーザーを照射して対象物を識別したり、犯人をいち早く発見するための侵入検知センサーは数多く存在します。
いまでは、リーズナブルなものから高機能なものまで一通り出揃っているので、店舗や事務所の規模に応じて無理なく必要数を取り揃えることが可能です。

防犯カメラや監視カメラを設置する

防犯カメラと監視カメラの違いは、役割と設置場所です。

カメラの種類 役割・設置場所
防犯カメラ 犯罪を抑止する役割を持ち、目立つ場所に設置される
監視カメラ 犯人特定を役割として、目立たない場所に設置される

カメラが設置されていることを強調し、窃盗を未然に防ぐものは防犯カメラ。名前の通り、監視に特化した小さいものが監視カメラです。
コスト削減のためにダミーカメラを設置するケースもありますが、窃盗を強行された場合は証拠を記録できないため、予算に余裕があれば録画機能を有するカメラの導入を推奨します。

防犯意識を高く持つことで侵入犯罪を防ぐ

認知件数として多いガラス破りや無締まりは、低コストかつ容易に対策できます。侵入犯罪を防ぐため、防犯意識を高く持つ体制作りを進め、セキュリティに予算を割けるような組織体制の構築を目指しましょう。

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