2021年02月05日
サーマルカメラ
- 非接触式温度測定
- 手首温度測定システム
- コロナウィルス
話題の手首温度測定システム導入企業が増加!

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- コロナ対策の一役を担う「非接触式温度測定式」の検温システム
- 額から手首の検温システムの導入に切り換えている企業様が増えてきている
新型コロナウィルスは冬に入り、各地で過去最高の感染者数を記録更新しており、今後も感染拡大が予想されています。
企業のリスクヘッジとして感染対策は必須となり、検温を日常的に実施することにより、従業員の安全、安心に加え、早期発見と早期対処に役立ちます。
企業を守る感染対策の実施
今後の感染拡大の理由(例)
- 冬に入り、乾燥、低温、閉めきり等、感染し易い環境
- 専用のワクチン、治療薬が明確ではない
- 経済活動が止められない
- 感染経路の特定が難しく、未然に感染拡大を防げていない
企業の感染対策は必須
企業内で感染者が発生した場合、その損害は経営に影響する可能性があります。
- 感染者、周辺者の長期休暇により業務が停滞してしまう可能性
- 取引先への説明に苦慮。ビジネスチャンスを失う可能性
- 風評被害が甚大、関係業者が離れ事業継続が困難になる可能性
企業が自分達を守るために感染対策を実施
企業の一般的な感染対策は、手洗い、消毒、マスク着用、密を避ける等ですが、現在では、更に社員等の体調管理も企業の責任として求められています。
- 社員・スタッフの安全管理(体調管理、事故防止、ケガ防止等)
- 感染者の早期発見、発生時の被害を最小限にする対応・処置
早期発見の一役を担う「非接触式温度測定式」の種類
1. サーマルカメラ
コロナ対策向けの多くのカメラがサーマルカメラとカラーカメラの一体型です。額の表面温度を測定します。

メリット:
同時に複数名測定できるタイプもあるため、劇場やスタジアム等の不特定多数の方からのスクリーニングに向いている。大量の人が出入りする場合でも、瞬時に体表面温度を計測することができます。
デメリット:
測定距離が変わると温度が変わるため、測定者とカメラとの距離を指定する必要があります。同時に複数名検温できるが、不適合者を識別するオペレータが必要になります。
2. 手首測温システム
手首の表面温度を測定。手首で検温することにより、外気の影響を受けにくい。また手首をかざすため一定の距離が保たれより正確に検温可能。録画履歴も残るため見直すことが可能です 。

メリット:
手首検温のため、より正確な検温が可能です。温度測定者自身での運用が可能になります。オペレータが不要になります。
デメリット:
温度測定者が、温度センサに手首をかざして検温するため複数名同時に検温はできません。
手首測温システムの特長
社員様、御取引先様等の体調管理の1つとして手首温度測定システムの御紹介をさせていただきます。
おでこ検知と手首検知について
額(おでこ)での温度測定は外気の影響を受け易く、特に冬場では外気温の影響を受け、発熱者の額(おでこ)が冷えてしまい、平熱として通してしまうケースがあります。
その中で、額で温度を測定する方法だけではなく、手首で温度を測定する仕組みが認知されてきました。
ハンディタイプの検温機でも、額(おでこ)ではなく手首を検温する場所が増えています。
検温が必須の業界では、額(おでこ)の検温システムから手首検温システムの導入に切り換えを行っている企業様も増えてきています。
なぜ手首で測定するのか
額(おでこ)での温度測定は、外気の影響を受け易いので、平熱の方が、夏は高温 (38℃等)、冬は低温(34℃等)で計測されている例が見られます。
冬は顔が冷たくなることも多く、額(おでこ)では低い測定値となり、発熱者を平熱として通してしまう懸念があります。
手首であれば冬場は衣服(長袖)で守られていますので、外気の影響を大きく受けることはなく、安定して温度を計測可能です。
これは、衣服を着ている時、わきの下で体温を測る状況に近くなります(ただし、手首を露出し冷えている状況で計測すると低温(冬場)になります)。
導入の事例
- 事例1
- 業種:病院、介護施設
検温対称:来院者
サーマルカメラを導入後、夏場において常に高い温度がでるため使用を中止していた。手首測温システムとサーマルカメラを並べて仮運用していただき採用。
- 事例2
- 業種:工場
検温対称:従業員
従業員への健康管理、記録。
マスク着用警告や温度管理による工場内クラスター防止マスク着用警告や温度管理による工場内クラスター防止。
- 事例3
- 業種:店舗、オフィス
検温対称:従業員、お客様、取引先
オフィス出入口に設置。お客様、従業員、取引先 に対して安心安全の確保 。
新型コロナ感染対策への対応が企業の取引先、就職先を選定するにあたり、重要な事項となってきております。今一度感染対策についてお見直しをしていただいてはいかがでしょうか。