インバウンド対策のための無料Wi-Fi導入、その理由と選び方とは?

近年、日本を訪れる外国人は増え続けています。彼らは主にネットで情報を収集するため、観光地はもちろん、自治体や商店街などでも早急な対応が求められてきています。

本記事では、インバウンド対策として「無料Wi-Fi」の導入が急がれる理由、その他の通信手段、さらに無料Wi-Fiの選び方についても解説していきます。

インバウンド対策にWi-Fiを導入するべき理由

インバウンド対策として、なぜWi-Fiの導入が必要なのでしょうか? まずは、その理由を解説します。

満足度を向上したい

無料Wi-Fiを導入することで、訪日外国人のニーズに応えることが可能となります。
彼らは、主にインターネットを使用して情報を収集しますが、主に以下のような傾向があります。

  • 情報収集の際の通信手段は、無料Wi-Fiを利用する傾向がある
  • 宿泊施設や空港・飲食店などで無料Wi-Fiを探し、情報収集する人が多い
  • 国際ローミングの利用料金が高い、プリペイドSIMカードを買う費用を抑えたい……など、滞在中の余計な支出は控えたいと考えている
  • 海外では無料Wi-Fiが一般的であるため、外国人が日本滞在中に困ったことの上位に「Wi-Fi環境」が挙げられている

すなわち、Wi-Fi環境を整えることで上記のようなマイナス点が解消され、訪日外国人の満足度が上がると言えるわけです。

集客につなげたい

「無料でWi-Fiが利用できるお店」として認知されれば、日本滞在中の外国人客の満足度が上がるだけでなく、集客にもつながります。外から見えやすい場所にシールやポスターを貼るなどして、Wi-Fiが利用できることをアピールするとよいでしょう。

利用方法を多言語で伝えることができれば、外国人客の満足度がより高まり、集客効果も上がります。

ユーザーニーズに応えることができる

Facebook、Instagram、Twitterなど、その瞬間の感動をSNSにアップしたいと考える人は多いと思いますが、それは日本を訪れる外国人も同じです。

彼らがSNSにアップした情報は、日本人だけでなく、日本に滞在中の外国人の目にも留まり、それによって興味を持って足を運んでくれる可能性もあるでしょう。さらにSNSでは拡散されていく効果も期待できます。

訪日外国人のWi-Fi以外の通信手段は?

訪日外国人の通信手段は、Wi-Fiのほかにいくつかあります。以下で、その特長など詳しく見ていきましょう。

プリペイドSIMカード

訪日外国人の通信手段として、使用可能なデータ量・期間が決められた、使い切りタイプのプリペイドSIMがあります。

プリペイドSIMは旅行期間だけの利用が可能で、空港などで手軽に購入でき、料金が安いなどのメリットもあります。しかし、対応していない端末がある、設定が難しくつながらない可能性があるなど、いくつかのデメリットもあります。また、長期滞在の場合は、利用期間やデータ量の制限がデメリットになることもあるでしょう。

国際ローミング

いつも利用しているスマートフォンを旅行に持っていき、滞在先の提携事業者の回線を使う国際ローミングも、訪日外国人の通信手段の一つです。

契約している携帯電話会社で旅行前に手続きをすれば、普段、利用しているスマートフォンを世界中で利用できるようになります。しかし、通常の利用料金にローミング料金が追加されるため、自国で利用するよりも高額になり、気軽に利用することが難しいというデメリットがあります。

レンタルWi-Fiルーター

観光中の通信手段の一つとして、レンタルWi-Fiルーターを持ち歩くケースも見受けられます。 通信速度が速く、プリペイドSIMカードのようにデータ量の制限もないため、観光中の情報収集に活用できます。また、自分だけが利用できるように、パスワードを設定することもできます。

ただし、ルーターの数が限られていて、早めに予約しなければならない、常に持ち歩く必要があるため邪魔になる、などのデメリットもあります。

インバウンド対策として導入するWi-Fiの選び方

インバウンド対策としてWi-Fiを導入する際、着目すべき要点や選び方について紹介していきます。

設定が簡単にできる

設置する側も、利用する側も、設定が簡単にできることは大前提でしょう。
「契約して利用料を払っているが、初期設定が難しくWi-Fiが利用できないままになっている」「Wi-Fi利用可と表記されているが、いざWi-Fiを利用しようとしたら初期設定が難しくて利用できない、利用できるまでに時間がかかる」ということではいけません。

初期設定が分かりやすい、メールアドレス・SNSアカウントなどで簡単に設定でき、無料で利用できるなどの手軽さが求められます。

多言語に対応している

日本を訪れる外国人の中には、母国語以外は理解できない人もいます。そのため、英語はもちろん、中国語やフランス語など、多言語でWi-Fiの利用方法が理解できることが望ましいでしょう。観光先でも使い慣れた言語で情報収集できれば、彼らのストレ軽減の一助となります。

セキュリティ対策ができている

セキュリティ対策がしっかりしていることは、Wi-Fi環境を提供する側、利用する側双方にとって重要です。「店のパソコンに、不正アクセスがされない」「ゲスト用のアクセスポイントをつくることができる」などの対策を講じると安心です。

電波干渉に強い

電波干渉に強いことも、Wi-Fiを選ぶ際の判断基準になります。

Wi-Fi電波は、主に2.4GHz帯と5GHz帯が使用されていますが、2.4GHz帯を利用する人が多いです。そのため、多くのWi-Fi対応デバイスで利用できるというメリットがありますが、その分、電波干渉を受けやすく、つながらなくなってしまうことがあります。

Wi-Fiを利用する場合、つながりやすいことは重要ですので、電波干渉に強いものを選ぶようにしましょう。無線LAN以外で使用されることの少ない5GHz帯に対応しているなど、電波干渉に強ければ、安定した通信利用が可能です。

まとめ

今回は、増え続けるインバウンド対策として、「無料Wi-Fi」を導入すべき理由やWi-Fiの選び方などについて紹介してきました。
インターネット・スマートフォンが広く普及して久しい昨今、無料Wi-Fi利用環境の整備は、ネットやスマホ普及と同様に加速し続ける国際化に対応するためにも、非常に重要なことと言えるでしょう。また、近年話題に上がっている、地域活性化の一助ともなり得ます。本記事を、何かしらの施策にお役立ていただけたら幸いです。

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