フレッツ・VPN プライオの通信品質について

通信品質測定の概要

NTT東日本が提供するIP-VPNであるフレッツ・VPN プライオと、インターネットVPNを用いて日本国内の複数拠点にて通信品質の測定を実施しました。
その結果、フレッツ・VPNプライオはインターネットVPNよりも速度が安定しているという検証結果となりました。

  • 本測定は、あくまで一つの検証結果であり、必ずしも通信速度を保証するものではございません。

測定環境/期間

  • 計測拠点:東京、大阪、札幌
  • 対象ネットワーク:フレッツ・VPN プライオ、インターネットVPN(ISPプロバイダ:OCN)
  • 利用回線:フレッツ 光ネクスト ギガファミリー・スマートタイプ(NTT東日本エリア)、フレッツ光ネクストスーパーハイスピードタイプ隼(NTT西日本エリア)
  • 計測経路:2経路(東京-札幌、東京-大阪)
  • 計測期間:2019/12/14-2020/01/20

測定方法

  • 計測対象の端点同士に配置したQoS計測機器間で600パケット/分の試験パケットを相互に送信し,それぞれのパケットの遅延(片方向),ジッタ,ロスを算出しました。
  • コントローラは600回/分の計測結果を集計し,最小1分単位の出力期間で下記の値を算出します。
    • 遅延,ジッタ:最大値,最小値,平均,中央値,標準偏差,その他
    • パケロス:合計パケロス数,パケロス率,連続でパケロスした期間の長さ,パケロスが続いた期間の数,その他

測定結果

測定結果(全経路平均)は下表の通りとなります。全ての測定値(遅延/ジッタ/パケットロス)においてフレッツ・VPN プライオのほうが通信品質が安定しているという結果となりました。
フレッツ・VPN プライオは平均値/上位1%ともにばらつきが少なく安定した通信であることがわかります。
インターネットVPNはばらつきが大きく、時間によって品質の良し悪しが変化する不安定な通信であるという検証結果となりました。

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ネットワーク 全経路平均
遅延(ms) ジッタ(ms) ロス率(%)
VPNプライオ 8.4 0.24 0.00123
インターネットVPN 12.4 1.7 0.10273

遅延と物理距離の相関について

2018年度に実施した東京都内通信の測定データと今回の測定データから考察したネットワーク遅延と物理距離の相関は以下のようになることがわかります。

  • フレッツ・VPN プライオ: 基本的にネットワーク遅延と物理距離は比例関係ですが、NTT東日本エリアとNTT西日本エリアをまたぐときに少し遅延が増加する傾向があります。NTT東日本、NTT西日本の二つの通信事業者をまたぐことが原因であることが推測できます。
  • インターネットVPN: ネットワーク遅延と物理距離は比例関係となります。

さいごに

今回、フレッツ・VPN プライオとインターネットVPNの通信品質の測定を行い、フレッツ・VPN プライオのほうが通信品質が安定しているという検証結果となりました。
本コラムに掲載している数字は一つの検証結果となるので、必ずしも通信速度を保証するものではございません。また通信速度に関する検証結果などのコラムを掲載していきますので、ぜひご覧ください。

表示価格は、特に記載がある場合を除きすべて税抜です。

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