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オンサイト未来プロジェクト
女性目線を活かした働きやすい現場へ

石井 宏明 氏

東日本電信電話株式会社 オンサイト未来プロジェクト 事務局長
石井 宏明 氏

女性社員目線で現場環境改善を目指す
プロジェクトとは?

働き方改革の推進を受け、雇用環境の多様化が進んでいる。NTT東日本では、オンサイト、つまり通信設備や顧客宅内装置の故障修理・保守業務に従事する現場の女性社員目線を取り入れ、現場環境改善を目指す「オンサイト未来プロジェクト」を展開。これは女性だけでなく、男性もふくめ、すべての社員の働きやすさを実現しようとするもので、既に具体化されているものも多い。「オンサイト未来プロジェクト」の概要、これまでの取り組みと実績、今後の展望などについて解説。

男性中心の現場に女性目線を加えて
働きやすさ改革を

NTT東日本では、育児制度、時短勤務などの導入により、性別によらず、すべての社員が働きやすい環境の整備を進めてきた。一方、設備の設置、修理、保守などの現場は圧倒的に男性社員が多く、従来の環境整備は男性目線中心だった。そこに女性目線を加えることで、すべての現場従事者が最大限の力を発揮できる環境を整えることを目指し、2017年に「オンサイト未来プロジェクト」が発足。東日本全地域の女性社員のみで構成され、2020年はリモートの利点を活かしながら活動を展開してきたプロジェクトの概要を解説。

女性目線での提案が
男性社員の働きやすさも実現する?

過去の取り組み内容を解説。毎年、東日本各地から女性社員が定期的に本社に集まり、物品改良、トライアルを行ってきた。メンバーは1年ごとに変わり、チーム別の改善テーマに沿って現場アンケートや検証をする。例えば、作業着に関しては、快適な生地、伸縮性、速乾性などを女性目線で突き詰めた結果、男性社員からも「動きやすい」「夏でも汗シミが目立たない」と評価されるものに改善。ヘルメット、リュック型工具バッグなども、女性、そして男性も扱いやすいものに改善されている。法人のクライアントを訪ねる際の、ビジネス現場に合わせたスーツ型作業着も女性目線でビジネスの場に溶け込むデザイン性や細かな機能を取り入れた。

2020年は6つのテーマで
現場の環境改善提案に取り組む

プロジェクト発足から4期目となる2020年は、コロナ禍もあり、リモートでの実施となった。17名が6つのテーマを軸に、現場の環境改善提案に取り組んだ。6つの軸は「熱中症対策」「レインウェアの改良」「バケット作業台の検討」「メタル屋外線カバーの発案」「小型電動ドライバーの導入」「在宅、非接触業務の拡大」。現場作業を通じての課題の抽出、メーカーなどと協力した試作、社外の人工気象室を用いた検証実験など、メンバー個々の細かな視点と実行力を集結し、男性も女性も働きやすい現場を引き続き目指していく。

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