NTT東日本 法人のお客さま

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manordaいわて株式会社さま:
映像AIサービスで来店者情報と
購買行動を可視化、
地方創生に活用。
地域や事業者、
クリエイターとの共創を加速。

導入事例概要

  • 導入目的

    デジタルとリアルを融合したカフェの開設にあたり、出展者に還元できる来店者データや購買データを収集したい

    • 人流計測によって来店者の属性や滞在時間など、来店者データをきめ細かく把握したい
    • 収集した来店者データや購買データを組み合わせて分析し、出展ディスプレイの改善や新商品開発に活用したい
  • 導入した結果

    店舗のリアルデータからの顧客分析をマーケティングに活用できた

    • 来店者の属性を分析し、出展者の販売施策を改善できた
    • 月次の購買レポートにより、マーケティングデータの戦略活用が可能になった
  • 導入サービス

    • 映像AIサービス(人流計測AI)
  • なぜ映像AIサービスに決めたか

    • AIで解析したデータにより、来店者の属性・購買行動を詳細に把握できるため
    • 把握できたデータを分析しレポート化、打ち手を検討するところまで伴走してくれるため
    • 渋谷での先行導入事例を精査し、実効性に手応えを持っていた
    • NTT東日本と協定を締結しており、地域課題の解決で連携しているため

クライアントさまご紹介

  • manordaいわて株式会社

    事業企画部 マネージャー

    幅下貴文さん

manordaいわては、岩手銀行が 100%出資する銀行業高度化等会社として、2020年に設立されました。銀行が持つ地域情報及びビジネスマッチングの機能と、地域の事業者と提案・共創を進める商社機能を併せ持つ地域デザイン商社として活動を続けています。同社は、新たな地方創生モデルを構築するため、映像AIサービスを導入しました。地域事業者の事業機会を創出し、マーケティング機能の利活用によって地域と共に成長していくために、事業への展望をどのように見据えていらっしゃるのでしょうか。ICTと地域のモノ・コト・ヒトを融合させ、課題解決をめざす取組を伺いました。(取材2023年3月)

「manordaいわて」公式サイトはこちら

岩手銀行グループの情報ネットワークと経営資源を活用し、デザインとイノベーションで地域活性化プロジェクトを提案するmanordaいわて。社名は、郷土の文学者・宮沢賢治も学んだエスペラント語「mano(手)」「norda(北)」にちなむもの。北に生きる人々が手を取り合い、新たな価値を創造していく未来をイメージしています。2022年、同社は地方創生/地域課題を解決する取組の一環として、盛岡市に『AZLM CONNECTED CAFE manordaいわて店』をオープンしました。同カフェ内の陳列棚に並ぶ地域事業者が手がける製品は、ECサイトでの購入が可能です。デジタルとリアルの特長を融合した空間で、映像AIサービスの実証が進められています。

同社マネージャーの幅下貴文さんは、ソリューションのねらいについて「人流計測AIによって、来店客の属性と購買行動を分析し、解析データを出展者にフィードバックすることで、商品のブラッシュアップや新商品開発など、地域ブランドの強化をめざしています」と語ります。地方創生の未来につながるカフェスペースで、映像AIサービスはどのような力を発揮しているのでしょうか。

映像AIサービスで来店客の購買行動を分析し、出展者に還元していく

──地域ネットワークを活用し、地元企業のブランディングと販路拡大を支援する『AZLM CONNECTED CAFE manordaいわて店』に来ています。商品やサービスをライブでマーケティングできる空間とお聞きしましたが、映像AIサービスはどのような目的で導入されたのでしょうか。

当社が母体とする岩手銀行は、地域に密着した銀行グループとして、域内のさまざまな情報が集められますし、近くには岩手アートディレクターズクラブというクリエイター集団もいます。事業者を支援すべく、プロダクトデザインや商品開発に注力する中で、テクノロジーの可能性に焦点を当てました。地域社会と事業者、クリエイターが足並みを揃えて成長するため、ICTやデジタルこそが大きな力になると考えたのです。

岩手銀行とNTT東日本の岩手支店は本社建物が隣接していることもあり、かねてから密接に情報交換を進め、地域の課題について考えてきました。そこで議題にのぼったのが、NTT東日本岩手支店の1階スペースの有効活用です。折しも、東京・渋谷で2021年に開業した『AZLM CONNECTED CAFE 渋谷地下街店』が話題を集めていることを知りました。ここはデジタルテクノロジーを活用して地方の優れたモノ・コト・ヒトを発掘し、国内外に発信していくプラットフォームとして存在感を発揮していたのです。

こうして、NTT東日本のICTソリューションを活用し、フランチャイズとして開業したのが『AZLM CONNECTED CAFE』のmanordaいわて店です。ここではプロモーションスペースを事業者に貸出、特産品や新商品、旅行商品や観光案内に至るまで、さまざまなモノ・コト・ヒトを消費者に体感してもらえるスペースを設けました。出展を希望する事業者は月額1万1000円で、自社の商品を展示することができます。カフェ内では、岩手が誇る漆産業や南部鉄器、菓子や家具など、さまざまな物産を35アイテムほど展示しています。ここに映像AIサービスを実装し、来店客の属性や購買行動を分析したいと考えたのです。

──導入の経緯がわかりました。来店者属性や購買行動の分析により、どのような課題の解決を目指したのでしょうか。選定の決め手と合わせてお聞かせください。

『AZLM CONNECTED CAFE 渋谷地下街店』を視察したところ、映像AIサービスによって来店客の購買行動を分析し、ECサイトでの購入履歴なども含めた分析データをフィードバックできることがわかり、地域企業のブランディングに大きなアシストになり得ると考えたのです。出展者も想いを持ってデザインを考え、機能を盛り込んで商品の特性を高めていきますが、それが本当に消費者の望むものかどうかはわかりません。消費者を起点にしてニーズを分析することは、出展者にとって永遠の課題なのです。

デザインとイノベーションによって地域の課題解決を支援する私たちは、販路拡大や商品戦略のため、こうした地域マーケティングの課題を解決したい。このような思いから、映像AIサービスによって消費者のニーズを詳しく把握、それを出展者に還元し、商品の改善や新商品開発に役立てられれば――こんな思いが根底にありました。

NTT東日本のソリューションを導入したのは、岩手銀行とNTT東日本が2022年7月に締結した「持続可能な地域の未来づくり連携協定」が背景にあります。情報交換やスペースの有効活用といった施策から一歩踏み込み、お互いの資源を有効に活用し、ビジネス面でも連携していこうというねらいがあったのです。

AI解析データを基に、商品の改善サイクルを回していく

──来店者の属性を把握したり、購買行動を分析したりすることで、地域ブランドが手がける製品、サービスを向上させようという取組が見えてきました。「人流計測AI」は、現場のカフェでどのように活用されているのでしょうか。

カフェ入り口に設置した1台のカメラで来店者の属性を把握し、出展者の商品をディスプレイしている棚に2台のカメラを設置。棚の前の滞在時間と棚に設置したQRコードの読取件数から、来店者の関心の高さを抽出します。

カフェの企画や運営、ノウハウの提供はコネクテッドコマース社が担っており、月次のレポートで来店者属性、購買行動の分析データを提供してもらっています。導入してから3か月ということもあり、あくまで実証事業としてのスタートです。棚における滞在時間やQRコードの読み取り件数をはじめとするデータを基に出展者と話し合い、ディスプレイの見せ方やキャッチコピー、商品説明などをアドバイスするといった取組が進んでいます。まだ緒についたばかりですが、出展者にデータを還元し、改善の施策に結びついたものもあります。

──映像AIサービスで得られたフィードバックにより、どのような改善が行われたのでしょうか。出展者の事例をお聞かせください。

開業当初は商品のみを陳列していた出展者もおりましたが、地域ブランディングの課題を啓発する中で、商品の特長をキャッチーにコピー化したり、私たちの支援でデザイン要素を加えたりといった地道な取組もできています。改善のビフォア・アフターを数値で分析していくのはこれからですが、お客さまの声を収集する、ニーズを分析するという姿勢が浸透しつつある手応えを感じています。例えばスマートフォンのケースを手がけるある出展者は、来店者の感想を踏まえて、網羅していなかった機種に対応するモデルをすぐに開発し、ラインナップに追加しましたサプライチェーンは問屋や店舗など流通経路が複雑になるにつれ、消費者の声から遠ざかってしまうのが難点です。リアルな声を収集し、反映することに出展者たちも面白み、やりがいを感じ始めています。実践からヒアリング、改善という一連のサイクルの回転に期待がかかります。

AIの運用を重ね、マーケティングデータの精度を高めていく

──確かな効果が出ているようですが、どのように映像AIサービスを活用していくか、今後への展望を総括ください。

購買行動のデータはコネクテッドコマース社によって月次でレポートされています。渋谷店など他店との比較や時系列・季節による変化をまとめつつ、販売戦略に活用できるマーケティングデータとして精度を高めていければと思います。私たちも人流計測AIのダッシュボードを通してリアルタイムの数値を把握していますが、管理画面を含めて使用感は軽快です。現場で運用実績を重ねつつ、より価値を創出する使用法を模索していきたいと考えています。その先に、出展者に価値を還元し、地域社会と事業者、地域のクリエイターが共に伸びていく、そんな未来像も描けるでしょう。

──映像AIサービスへの大きな期待を感じました。さらなる運用を進めていく上で、ブラッシュアップや機能拡張への要望はございますか? 

消費者のニーズを把握できるということは、商品のリブランディングや、新商品の開発にも活用できるということ。来店者の属性分析と掛け合わせることで、「20代のビジネスパーソンに向けて開発した商品が、40代女性が抱える課題の解決に資するものだった」といった、開発側も驚くようなデータの収集が期待できます。岩手では伝統産業はもちろん、近年はクラフトビールの醸造・販売に従事する事業者も増えてきています。開発者の思いを届けることで、事業者がジャンルを超えてコラボレーションすることで共創事業が新たに生まれたりといった、予想もしなかった事業の発展も見込めます。何より、NTT東日本とは強固なパートナーシップがあります。映像AIサービスにとどまらず、最新テクノロジーの提案を随時受けつつ、地域の課題を共に解決し、成長していければと思います。

※上記の事例はあくまでも一例であり、すべてのお客さまについて同様の効果があることを保証するものではありません。

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