レジ不正防止の方法まとめ。よくあるレジ不正の手口なども徹底解説

「日常的に起こりうるレジ不正に、どのように対応するべきか……」こういったお悩みをお持ちの経営者や経理担当者の方は、少なくないのではないでしょうか?

そこで今回は、レジ不正防止対策を行うことで被害を最小限に食い止めたいと思っている人向けに、日常的に起こり得るレジ不正、そしてその対策である10個の方法を紹介します。

レジ不正を防ぐための方法とは?

「レジ不正」と一口に言っても、一体どんなものがあるのでしょうか?まずは、具体的なレジ不正防止策から紹介していきます。

監視カメラをつける

「店内の監視カメラ」と耳にすると、ほとんどの人が“防犯のため”と考えるでしょう。実際、その設置目的もあるわけですが、実はもう一つ、監視カメラには重要な役回りがあるのです。それは、“内部不正の防止”。
空打ちなど、レジ周りの不正を常時チェックできる監視カメラを設置することは、レジ不正防止に役立ちます。また、防犯対策と内部不正対策を兼ねているため、費用対効果が高いツールと言えるでしょう。

操作者の履歴が残るレジを使う

POSレジなど、操作者が誰かであるかの履歴が記録されるものの使用をお勧めします。レジ打ちスタッフの全履歴が残るので空打ち防止ができるほか、不正発覚の際は迅速に該当者を特定することができるため、大きな被害・損害発生を未然に防ぐことも可能です。
また、入力ミスなどによるレジ誤差の傾向も把握ができるため、不正発見はもちろんのこと、普段の業務ミスについて把握し改善指導をする、といったことなどにも役立ちます。

時間帯を決め、レジの現金をチェックする

閉店の際のレジ締めを責任者が対応することはもちろん、別途時間帯を決めて、レジの現金をチェックする体制をつくりましょう。そしてそのチェックは、開店時やアイドルタイムなど一日に複数回行うことで、より高い効果を発揮します。
また、あらかじめ準備する釣銭の金額を決めておき、チェック時にはリセットします。現金過不足が生じた時間帯のカメラの映像やレジ履歴などを調べることで、比較的容易に、不正を行った該当者を特定することができます。

棚卸しの実施で、在庫数を確認する

空打ちを中心としたレジ不正防止策として、棚卸しを実施し、在庫数を確認することも有効です。棚卸しをすることにより、レジ打ちしていない品物の数を把握できます。
一般的に、棚卸しの結果3~5万円以上の損失が発生している場合、空打ちによるレジ不正が行われている可能性が高いと言われています。損失を最小限に留めるためにも、定期的に棚卸しを行うことが望ましいでしょう。

通し番号付きの伝票を使う

レジと連動しているPOSシステムであれば問題ありませんが、手書きの伝票を活用しているケースにおいては、通し番号付きの伝票を使うことで、伝票破棄などのレジ不正行為を防止できます。なくなった伝票の前後の番号などで、不正の起きた時間帯・操作者を特定できます。

レジ不正を抑止するための対策

ここまでは、レジ不正を防止するための対策について紹介をしてきました。次は、レジ不正があった場合において、影響をなるべく少なくするために有効な対策を紹介します。

レジ内のお金は、取引先への支払いに使わない

レジは、あくまでお客様との金銭授受にのみ使用し、取引先への支払いには使わないようにしましょう。食材や細かな備品など、日々発生する入出金には、別途お金を用意しておくとよいですね。
また、取引先からは必ず領収書を受け取ることと、納入情報などの記録をスタッフに義務付けることもお勧めします。

雇用契約書を交わす

採用が決まったら、従業員と雇用契約書を交わしましょう。雇用契約書内に、以下の内容を記載しておくことをお勧めします。

  • 就業規則を守る
  • お店や会社に損害を与えない
  • 業務をする上で知り得た個人情報などを漏洩しない
  • 故意に損害を与えた際の、賠償方法などの取り決め

さらに、雇用契約書を交わす際には、成年・未成年問わず、その必要性をしっかりと説明することも大切です。また、未成年者雇用の場合には、その保護者への説明も必要となります。
雇用契約書の締結によって、レジでの不正はもちろんのこと、さまざまな不正防止の効果が期待できます。

自動釣銭機を導入する

これは最終的な手段となりますが、自動釣銭機の導入もお勧めです。というのも、手動で金銭のやり取りを行うことにより、不正発生のリスクだけではなく、日常的な業務ミスも起こりやすいからです。
自動釣銭機を導入することにより店舗スタッフが直接現金を扱う機会が減るため、釣銭の着服・紙幣の抜き取りといったレジ不正も抑制できます。

まとめ

今回は、レジ不正の防止策・抑止策などについて紹介しました。
策を講じた後もスタッフに任せきりにするようなことは決してせずに、経営者・責任者も必ずレジの中を確認するように心がけましょう。また、スタッフの店舗に対するロイヤルティーを高めることも重要です。

レジを通じての虚偽廃棄商品登録に少額の釣り銭着服、高額商品の空打ちなど、レジの不正は多岐に渡り、また、残念なことに、その発生件数は相当数あるとも言われています。このような不正、そしてちょっとした打ち間違えといった業務ミスなどが積み重なり「気が付けば大打撃!」という結果を招かないためにも、本記事を参考にまずは現状把握から始めてみてください。

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